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鬼 怒 沼

1998年(平成10年) 10月4日(日)


コース・タイム
 宇都宮(5:00) ⇒ 女夫淵駐車場(7:00-朝食)
  駐車場(7:35) → コザ池沢(8:20-30) → 八丁ノ湯(8:55-9:05) → 日光沢温泉(9:25-30) → 滝見台(10:10-20) → ベンチ(10:50-11:00) → 鬼怒沼(11:50-昼食-12:50) → 滝見台(14:00-10) → 日光沢温泉(14:40) → 八丁ノ湯(15:00-10) → 駐車場(16:20) 
 女夫淵駐車場(16:40) ⇒ 宇都宮(18:50)

同行者
 キクさん夫妻,妻

 朝5時少し前に玄関を出た。外はまだ暗い。オリオン座が真南に見えた。季節の移り 変わりを感じる。
 5時ちょうどに キクさん夫妻 が到着。キクさんの車に乗せてもらい出発。5時半になってもまだ薄暗い。 小百 の辺りで道に迷っている頃,陽が昇る。
 女夫淵温泉駐車場 に着いたのは7時,所要時間2時間。途中ラジオをつけたら,和歌山の保険金殺人事件 の容疑者が逮捕されたニュースを流していた。私は車酔いをしてしまい,つらかった。車には慣れ ているのだが,他人の運転する車に乗せてもらうと,よく車酔いする。
 駐車場で朝食を済ませ,7時35分出発。朝の冷気が心地よい。鬼怒川沿いに進み, 吊り橋を渡って巻道を登りだす頃は汗が噴き出してきた。すぐに上着を脱ぎ,Tシャツ 1枚になった。
 巻道は高いところを通っており,登り下りがきつい。帰りに疲れた足でここを 登らなければならないことを考えると少々憂鬱。


 以前(30年以上前)には,河床を歩いた記憶があるが,今は通れないようである。 そのころ,この道は,洪水で度々流されたが,最奥の日光沢温泉まで,生活物資を運ぶジープ(当 時の唯一の四輪駆動車)が通っていたため,そのたびに修復されていた。修復されるまでの期間, 巻道として使われていたのが,現在の道である。帰りに分かったことだが,河床の一部は,現在も 一部分は通れるようであった。(上流部分の半分くらい)
 今回,靴は,この春に購入したダナーのトレッキングシューズを止めて,使い古した ミズノの革靴を使った。靴ひもは少しゆるめで歩いてみた。往路の登りは,これで全く問題なかっ た。ズボンはニッカボッカ。
 日光沢温泉 まではややペースを速めてみた。休憩を含めて標準タイムで通過できた。
 日光沢温泉からは,急登になるため,ペースを落として進んだ。しかし,休憩を除け ば標準タイム内で登れた。(日光沢−鬼怒沼間,標準タイム125分,かかったのは140分,内休憩20分)
 オロオソロシの滝


 ベンチ


 湿原の向こうに 奥白根山


 鬼怒沼 はさすがに人は多く,ベンチは満席で,しかたなく木道に腰を下ろして昼食にした。


 風が冷たく,上着とヤッケを着たが,手がかじかむほどに冷たかった。バーナーで湯 を沸かし,カップラーメンを食べた。 ラーメンもすぐに冷めてしまうほど気温が低い。早々に鬼 怒沼を後にした。
 鬼怒沼からの下りは, 日光沢 まで110分(標準95分), 八丁ノ湯 まで20分かかった。さすがに,疲れたのか足取りが重い。 八丁ノ湯から駐車場 までは70分(標準80分)かかった。
 紅葉はまだだったが,好天に恵まれ,快適な山行だった。

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