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三 本 槍 岳 1999年(平成11年) 9月5日(日) |
コース・タイム 宇都宮(5:20) ⇒ 峠の茶屋駐車場(7:15-朝食) 駐車場(7:40) → 峰の茶屋(8:33) → 朝日分岐(9:02-15) → 清水平(9:45) → 三本槍岳(10:15-昼食-11:00) → 清水平(12:15-20) → 朝日岳 → 駐車場着(13:20) 峠の茶屋駐車場(13:34) ⇒ 自宅(16:00) 同行者 妻 |
8月の穂高以来,1か月ぶりの山歩き。足慣らしのつもりで歩いた。(もっとも私は
8月23日に職員旅行で霧降の丸山ハイキングをしていたが,これはほんの散歩程度だった。)
前回5月22日の時より30分以上も早く駐車場に着いたのに, 駐車場は満車状態 下段の駐車場にやっと空きを見つけそこに駐車した。車の中で朝食を摂り,出発したの は7時40分。天気は上々,上空には真っ青な空が広がっている。でも,妻は 「穂高の空の方がもっと青かったね」 と。 今日の登山者は,この山として今まで経験した中で最高くらいに多い。大型バスが登 ってきたので,その団体の後にならないように出発を急いだ。 登山指導センター では,係員がいて 「登山カード」 の提出を呼びかけていた。きちんとカードを提出して出発した。 中の茶屋跡まで来ると,茶臼岳の双耳峰が見える。 ![]() 朝日岳 へは, 峰の茶屋 から, 剣ヶ峰 を巻いて鞍部に出る。 ![]() 足慣らしと言うことで,特にゆっくりと歩き出した。 峰の茶屋 まで53分かかったが,とても楽だ。峰の茶屋には人がいっぱいだったし,特に疲れて もいなかったので,もう少し先で休むことにしてそのまま通過した。結局, 朝日岳分岐 まで登ってしまった。 途中,斜面をトラバーすするところで,崖が崩れて危険という事で2カ所ほど道が付 け替えられていた。この道はトラバースを避けて尾根にクサリを設置しそこを通過するようにした ものだったが,風が強いときなどかえって危険ではないかと思われた。往路は新しい道を通ったが, 帰路は旧道を通った。 9月と言えど,日差しは強く,さすがに汗をたくさんかいた。水分補給のため,何度 か立ち止まって水を飲んだ。 足下には, エゾリンドウ が満開だった。 ![]() 数日前の新聞に 「朝日岳のリンドウが見頃」 と言う記事が載ったのが,この混雑の原因かとも思われたが,確かにリンドウの花が満 開だった。駐車場付近では,まだ蕾が多かったが, 朝日岳 から 三本槍岳 にかけての斜面では濃い青紫の花を咲かせていた。高度が高いところでは,花の色が一 層濃くなるが,背丈や花の大きさは小さくなる。 峰の茶屋 を目指す大人数の団体の列が,朝日岳への道から眺められた。団体と一緒になったとき の歩きにくさはよく知っているので,一緒にならないように先を急いだ。 三本槍岳 につくころには,西側斜面からガスが湧いてきて,頂上では一面ガスの中だった。時折 ガスが晴れて,付近の山容が見えることもあった。 ![]() 三本槍頂上 は混雑していたが,ここで昼食とした。まだ暑く,カップ麺はほしくなかったので,コ ーヒーを湧かして飲んだ。 20人ほどのグル−プが頂上にやってきたので,出発することにした。途中で 朝日岳 を見ると,先ほどの団体と見られる人たちで山頂は占拠されているようだった。朝日岳 に登ろうかどうか迷ったが,団体はまもなく下山を開始したので,朝日岳にも登ることとした。頂 上直下ではさすがに混雑していたので,山頂を右に巻いて東側から頂上に登った。頂上は,先ほど の混雑が嘘みたいに閑散としていた。 ![]() 写真を撮って,水を補給し,下山にかかった。先ほどの団体は,分岐点の近くで休憩 中のようなので,先に下山できればいいと先を急いだ。 団体は昼食をとっていたようだった。 朝日岳山頂から駐車場までノンストップで歩いた。ちょうど1時間だった。 ページトップへ |