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太 平 山

1999年(平成11年) 12月11日(土)


コース・タイム
 自宅発 (9:15) ⇒ 謙信平駐車場(10:00)
  謙信平(10:10) → 太平山神社(10:20) → 太平山頂(10:35) → ぐみの木峠(10:50) → 晃石山頂(11:20) → 桜峠(11:40) → 馬不入山(12:20-昼食-13:05) → 桜峠(13:35) → 清水寺(14:00) → 大中寺(14:30) → 謙信平(14:55)
 謙信平駐車場(15:00) ⇒ 自宅(15:45)

同行者
 妻

 ゆっくりと家を出た。前回は,電車とバスを利用して 六角堂 まで入ったが,今回は自動車で 謙信平 まで行くことにした。ここまで来れば,帰りが楽だし, 六角堂 から 太平山神社 までの長い階段を登らなくて済む。

 車を降りると,冷たい風が頬を刺す。天気はいいが,やはり,季節は確実に巡ってき ている。ウインドブレーカーを着て歩き始めた。南方は霞んでいて,見晴は良くない。北方の視界 はいいが,日光連山は雲をかぶっている。
 駐車場から,土産物屋の並ぶ 謙信平 を通り抜け,鳥居をくぐり,太平山神社への参拝道に入る。 太平山神社 には人影はまばらだった。社殿の右脇からハイキングコースに入る。いつものようにゆ っくりと登る。10分も歩くと暑くなり,ウインドブレーカーを脱いだ。
 道ばたには,季節はずれの ヤマツツジ が三つほど花を付けていた。落ち葉の絨毯を踏んで歩くのは気持ちがいいが,傾斜のあ るところでは,滑りやすく,緊張させられた。
 大平山頂から無線のアンテナ鉄塔のある ぐみの木峠 まで,ゆっくりと下る。いったん作業道に出てすぐにまた山道に入る。2月21日に来 たときには,ここには雪が残っていた。 ぐみの木峠 では, 大中寺 へ下る道を分ける。ここから 晃石山頂 まで一気に登る。山頂手前のパラグライダー基地で休んでいると,パラグライダークラ ブのモノレールで登ってきた人がいた。荷物を持っていないので,様子を見に来たようだ。ここは, 南方が開け,絶好の見晴ポイントだが,残念ながら富士山は見えない。


 晃石山頂

 晃石山 から 桜峠 へ下る道は急で,真ん中に木製の手すりが付けてあるが,何とも歩きにくい道だ。登っ てくる何人かの人に会った。桜峠には団体と見られる人たちが大勢休んでいた。
 桜峠 から 馬不入山 までは,アップダウンのあるなだらかな道だが,空腹のためか,かなり時間がかかった ように 感じた。
 馬不入山 の山頂で昼食にした。風が出てきて,じっとしていると,かいた汗が冷えて寒い。今の 時期,午前中は穏やかでも,午後になると風が出てくる。風が出てきたせいか,見晴が幾分よくな り,新宿の高層ビル群が見える。古賀志から見るのに比べると随分近くに見える。 渡良瀬遊水池 も白く光って見えている。
 例によって即席麺を作って食べた。寒かったので,おいしかった。40分ほど頂上に いて下山にかかった。
 桜峠 から 清水寺 までの道は良く整備されており,通行者も多いようだ。清水寺から大中寺までの道は, 2月に通った道で,風も当たらなく,のんびりと歩いた。
 大中寺からは,謙信平への道を辿った。急な斜面の登りで,15分ほどで作業道に出 たが,再び汗をかいてしまった。大中寺から謙信平へはこのコースが最短だった。

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