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十国峠から岩戸山

2000年(平成12年) 3月25日(土)


コース・タイム
3月25日(土)
 西川田(6:01) ⇒ 新栃木(6:29) ⇒(準急)⇒ 浅草(8:15) ⇒ 東京(9:10) ⇒(こだま)⇒ 熱海(10:01)
 熱海(10:10) ⇒(元箱根行バス)⇒ 十国峠登り口(10:45) ⇒(ケーブルカー)⇒ 十国峠(11:10)
  十国峠(11:20) → 東光寺(12:00) → 岩戸山(12:20-昼食-13:15) → 岩戸観音(13:35) → ゆずりは団地(14:30) → 清健荘(15:20)
3月26日(日)
 清健荘 ⇒(タクシー)⇒ 湯河原駅 ⇒ 大船 ⇒ 鎌倉 → 鶴ヶ丘八幡宮 → 鎌倉駅 ⇒ 新橋 ⇒ 浅草 ⇒ 新栃木 ⇒ 西川田

同行者
 妻

 息子が, 湯河原 にある会社の保養所を予約してくれた。保養所に直行するのはもったいないので,近く を歩いてから行くことにした。いろいろ探して, 十国峠から岩戸山を経由して湯河原まで 歩いていけるルートがあるようなので,そこを歩くことにした。ということで,今回は マイカーを止めて 電車とバスで十国峠に向かった。
 5時45分に自宅を出発。寒くはないが,朝の冷気が眠気を覚ましてくれる。 新栃木 からの 準急 に初めて乗った。東武動物公園までと北千住から先が各駅に停車する。先を急ぐ旅では ないが,なんとなく気が急く。 浅草 から 地下鉄銀座線 神田 に,そこで 山手線 に乗り換え 東京 へ。昼食のおむすびなどを探すため,八重洲口で改札を出て 地下街 へでたが,ここにはコンビニなどは無く,仕方なく押し寿司を買って戻った。出発15 分ほど前にホームに出たが,乗車口には既に長い行列ができており,驚いた。なんとか,3人掛け の方に席を取れた。さっそく,先ほど買ったお寿司を食べた。軽食サイズでちょうど良かった。
 小田原 で真っ白な 富士山 を見ることができた。しかし,左半分には白い雲が懸かっており,右半分しか見えない。 熱海駅 で, 元箱根行き の乗り場は直ぐに見つかったが,定刻になってもバスがやってこない。5分ほど遅れて やってきたバスに乗った。天気は上々。所々に雲がぽっかり浮かんでいるが,明るく暖かい。バス は一気に高度を稼いでいく。 初島 が眼下に見えるようになると直ぐ, 熱海峠 を越え,正面に富士山の美しい姿を見ることができた。まだ少し雲が懸かっているが, 小田原で見たときよりずっと良く見える。
 十国峠登り口駅 で真っ黒な 「温泉卵」 を見つけ,さっそく買い込んだ。ケーブルカーに乗ると峠まで数分。峠は風がすごく強 い。休憩所で身支度をして外に出た。雨具の上着を着,フードを被ってちょうど良かった。
 十国峠から見る富士山はさすがに美しい。雲も少しずつ少なくなってきている。伊豆 半島を挟んで, 右に駿河湾,左に相模湾 を見渡せる,まさに十国が見渡せる峠なのだ。


 東光寺 を経て 岩戸山 までは1時間の道のりだ。緩やかなアップダウンはあるものの,ほぼ平坦な山道で,両 側には背丈ほどの篠竹が生えている。背後には富士山が見えている。時々振り返って見る富士山か らは,雲が少しずつ消えてき, 岩戸山頂上 へ着いた頃には全く雲のない美しい姿を見ることができた。


 山頂のベンチで昼食にしようとしたが,風が強くコンロを使うのが危険なので,少し 先に進んで, 送電線鉄塔の下 に腰を下ろした。 正面に富士山の見える最高の場所だ。

 風は強かったのだが,コンロは,自作の風防が威力を発揮し,ラーメンを無事に作る ことができた。  ゆっくりと1時間弱休んで下り始めた。
 途中 岩戸観音 を見るために寄り道をし, 湯河原温泉 の方に下った。
 気が付いてみると,このハイキング道路は岩戸山の手前からずっと送電線に沿って付 けられている。道路の両側もきれいに刈払われており,よく手入れされていたが,道路から送電線 の鉄塔の下までも同様に刈払われていることから,あるいは電力会社が手入れをしたのではないか と思われる。 七尾原 から,標識に従い 湯河原温泉 への近道(と思える)を辿ったが,こちらは余り踏み跡もなく,寂しいような道だ。間も なく舗装道路へ出たが,ここからの歩きが長く,辛かった。舗装道路だが傾斜も急で,足に負担が かかった。やっとのことで 落合橋 まで着いたが,ここからの階段登りが何ともきつかった。目指す保養所はこの階段を上 った先にある。

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