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赤 薙 山

2000年(平成12年) 7月9日(日)


コース・タイム
 宇都宮(5:20) ⇒ 日光 ⇒ 霧降駐車場(6:45)
  登山口(6:55) → 小丸山(7:45) → 赤薙山(9:05-10) → 奥社跡(10:30-40) → 焼石金剛(12:10-13:10) → リフト上駅(13:35) ⇒ 駐車場(14:15)
 駐車場(14:25)発 ⇒ 大笹牧場 ⇒ 自宅(16:05)

同行者
 チコ

 今日は台風一過で抜けるような青空 だ。あまりきつくない山歩きをと言うことで,中禅寺湖南岸の社山 (シャザン)へ登ることにして,宇都宮を出発した。しかし,思いもかけない事態 が発生し,行き先を変更せざるを得なくなった。
 日光バイパスの日光料金所 のガラス窓にマジックインキで書かれた小さな紙が貼ってあった。「いろは坂通行止」  しかし,きのうの台風のニュースでもそんなことは言っていなかった。もし本当だとすると,大ニュースであり,テレビが報道しないはずがない。 仮にそうだったとしても,もう開通しているのだろう。・・・などと勝手に解釈して先に進んだ。たくさんの車がいろは坂を目指して走っている。 半ば安心しかけたところで, 突然停止。工事担当者とおぼしき人が馬返し で車を止めている。数分待ったが動く気配は全くなし
 時間がもったいないので,日足トンネルを通って庚申山 にでも行こうかと車をUターンさせた。戻りながら, 「そうだ,霧降から赤薙山辺りまで行ってみよう」 ということになり,昨年職員旅行で行った第3リフト下の駐車場 に車を止めた。
 赤薙山頂までは2時間くらいで登れるはずである。リフトは 8時30分 にならないと動かない。まだ7時前,ただ待つというのもばかげているので登り始めた。最初,登り口が分からず,うろうろしたが,昨年 丸山から下ってきたことを思い出し,丸山方面への道 を登りだした。赤薙山へは途中までこの道を辿る。
 天気も良く陽射しも強いが,樹間の道で,朝の冷気が心地よく,快適に歩いた。途中あまり人に会わなかったが,第4リフト上の 小丸山まで来ると,多くの登山者が休んでいた。遠くは霞んでいるが,景色はよく見える。 古賀志山の後ろに筑波山 が見える。面白い角度だ。富士山を探したが,霞の中で確認できなかった。


 ここからしばらくは草原の登り で,直射日光にさらされる。足元を見ながら一歩ずつ登る。汗が吹き出るが,左側の谷から吹いてくる風が心地よい。
 草原が終わり樹林帯 に入ったところで一休み。ここからは,山頂まで樹林帯の急登 になる。お腹がすいたので,途中でおむすびを1つ食べた。不思議なもので,これで確実に力が出る。


 赤薙山頂 には,石の祠があり,鳥居が立っている。三角点があるはずだと思い探したが見つからなかった。 三角点のある山頂は更に奥に少し進んだ所にある ということを,後で知った。鳥居の前で写真を撮り,先に進んだ。登りはじめの頃は 「あわよくば女峰山まで」 などと考えていたが,到底無理のようだ。古い地図では赤薙山から女峰山までの標準タイムが 3時間と書かれてあるが, 「栃木の山120」では3時間40分 となっている。奥社跡 かその少し先まで行ければ良いと思い先に進んだ。


 奥社跡までが結構きつく,1時間20分もかかってしまった。 今日はここまで とし,おむすびを1つ食べて一休みし,来た道を戻った。花の写真でも撮りながらゆっくり戻ることにした。2週間後に 「北岳登山」が待っているので,余り無理はしない方がいい。


 奥社跡から少し戻ったところに,満開の ベニサラサドウダンの大きな株があった。


 ここより低いところでは,ベニサラサドウダンは殆ど散ってしまっていた。ゴゼンタチバナ も,小さいものがかたまって生えており,かわいい花を付けていた。マイヅルソウ も小さい。その小さいマイヅルソウが,更に小さな花を付けていた。イワカガミ は殆ど咲き終わっていた。ミヤマカタバミ は葉を確認することはできたが,花は咲いていなかった。 少し離れたところにサラサドウダン が咲いていた。どういうわけか,ベニサラサ サラサドウダンとは同じ所には咲かない。
 空模様が怪しくなってきたので,焼石金剛 まで下りてきて昼食にした。シートを敷いて腰を下ろしたが,時折雨が降ってきた。 強い降りにはならないだろうと判断してこうもり傘を出して雨をよけた。


 1時間ほどゆっくりしてリフトを使って下山 した。今日はリフトに乗って初めてニッコウキスゲ を見た。登山コースは樹林帯なので,そこからは見えなかったのだ。 ニッコウキスゲを見に来る人は多く,リフト乗り場には長い行列ができていた。
 リフト代は1人1回400円。2つのリフトを乗り継いだので800円かかった。今日の山行の標高差は820m。 万歩計の歩数は14000歩になっていた。


 赤薙山 は,もともと,私にとっては魅力を感じない山だったので,登山の計画はなかった。 ところが,思いかけない事態から登ることになったが,変化があって面白い山だった。

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