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庚 申 山

2000年(平成12年) 11月11日(土)



コース・タイム
 自宅(7:55) ⇒ 銀山平かじか荘前駐車場(9:40)
  駐車場(9:45) → 一の鳥居(10:55) → 鏡岩(11:30) → 庚申山荘(12:11) → 昼食(12:15-55) → 一の鳥居(庚申七滝)(13:51-59) → 駐車場(14:55)
 銀山平駐車場(15:03) ⇒ 宇都宮(16:57)

同行者
 妻

 今日は朝から天気がいい。今回は 庚申山荘 まで行くことを目標に,朝はゆっくりと出発した。
 自宅を出たのは8時5分前。 庚申山 へは一昨年(11月3日),昨年(11月7日)と,いずれも紅葉の時期にいっている が,今回は最初から 庚申山荘 までと決めて,ゆっくりと自宅を出発した。 日光バイパス は混んでいるだろうということで, 粕尾峠 を越えて 足尾 に入った。
 昨年と同じに,駐車場の少し手前にある公園の公衆便所で用を済ませた。車を, かじか荘 の前にある駐車場に駐めたが,予想に反して車の数は少なかった。身支度をして直ぐに 出発したが,登山の出発としては遅い時間だったので,歩いている人はあまりいなかった。

 上空には所々に雲が浮かんでおり,時々上空を通過しては,陽射しを遮った。今年は 紅葉は既に少し峠を過ぎ,落ち葉が道路を埋め尽くしていた。静かな道をゆっくり歩いた。

 一の鳥居 を過ぎ,橋の手前にあるベンチで休憩とした。周囲の木々はその殆どが葉を落とし始め ており,少しの風にもたくさんの葉が舞い落ちてくる。 ヤマブドウ が実を熟していた。落ちている実をつまんで口に入れてみたが,酸っぱさの中に僅かな 甘みがあり,野生の味がした。紅葉の枝越しに見る青空が美しい

 先を急ぐこともなく歩いて, 鏡岩 についた。鏡岩からは傾斜が急になったが,苦しいほどの登りではない。昨年は,体調 が良くなく 夫婦蛙岩 を過ぎたところで昼食として引き返したが,今年は, 庚申山荘 まで行けそうだ。
 途中には登山者は余り居なかったが,庚申山荘の前では何組かのグル−プが昼食を広 げていた。山荘の中には入らなかったが,中にも人は居ないようだった。少し戻り, 猿田彦神社跡 の近くで昼食にした。
 冷たい物が顔に当たったので上空を見上げると,白い物が舞っている。 風花 だ。山は 急速に冬に向かっている。バーナーで即席麺を作って食べたが,気温が低く, 直ぐに冷めてしまっ た。時折雲が切れて陽が射してくると温かくなるが,日が陰ると寒い。
 秋から冬にかけては,先を急がず,ゆっくり歩く山歩きが良い。静かに自然の中に浸 るのもこんな季節だからできるのかも知れない。
 前回は素通りしてしまったが,一の鳥居前にある 「庚申七滝」 を巡ってきた。10分もかからないが,かなり良いものだった
 駐車場までの道で,大きな荷物を持った何組ものグル−プとすれ違った。山荘に泊ま り 皇海山 を目指すらしい。年配者のグル−プもあり,ちょっとびっくりした。

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