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千 手 ヶ 浜

2002年(平成14年) 6月15日(土)


コース・タイム
  自宅発(8:00) ⇒ 竜頭の滝駐車場(9:10)
     駐車場(9:20) → 千手ヶ浜(11:00-35) → 昼食(12:10-13:10) → 駐車場(13:30)
  駐車場発(13:45) ⇒ やしおの湯(14:20-15:30) ⇒ 自宅(16:20)

同行者
    チコ

 明日はハイキングクラブの中禅寺湖半周ハイクがあるが,仕事で参加できないので一日早く千手ヶ浜 クリンソウを見に行った。
 竜頭の滝から赤岩 を通って往復するだけなので,ゆっくりと家を出た。こんなに遅く家を出たのはちょっと記憶にない。梅雨入りも宣言され, 天気予報はよくない。しかし,多少の雨でも歩くことぐらいはできるだろうと考え出かけた。それに, 山の天気は行ってみないと分からないことを何度も経験している。
 宇都宮は雲に覆われている。日光道路 を進むうちに雨がぱらついてきた。今市付近ではワイパーも間欠モードでは間に合わなくなった。 いろは坂は深い霧。でもこれは,上が好天の証拠 でもある。車が中禅寺湖まで進むと霧が次第に晴れ,上空の所々に青空が見えてきた。修学旅行の大型バスが, バスに乗ったままで竜頭の滝を見せようと,駐車場入り口を塞いでいたが,駐車場にはまだ車は少なかった。こんなに遅く来たのは初めてなので, 車が停められるかどうか心配したが,シーズンがずれていたのか心配するまでもなかった。
 思ったほど気温も低くない。このようすなら雨も心配要らないだろう。前回(4月28日) 来たときにはまだ咲いていなかったサクラも,いまは 小さなサクランボを付けている。  日光プリンスホテルの前からハイキングコースに入り,少し歩くと,足元に薄紫の小さな花が咲いていた。 クワガタソウだ。 高い山にはミヤマクワガタ があるが,これは普通のクワガタソウだ。クワガタとは,種子が兜に付ける鍬形に似ている ことから付けられたのだという。ミヤマクワガタは,高山の砂礫地に生え,雄しべが長く付きだしているのが特徴だが, クワガタソウではそれほど目立たない。
 時々陽も射す空模様で,当分雨の心配はいらないだろう。今日の行程は限られているので,ゆっくりのんびりと歩いた。 しかし,不思議なことに所要時間はあまり違わない。 ツツジはもう全て終わってしまっている。唯一ヤマツツジ の幾本かに落ち残った花が申し訳なさそうに付いていた。リョウブ の花穂が伸びてきており,もうじき花が咲くだろう。リョウブの樹肌は サルスベリに似て,表皮がはげ落ちつるつるになっている。

 実は,私は,千手ヶ浜にこのような クリンソウ群落 があると言うことを知らなかった。千手が浜を訪れるのは,新緑やアカヤシオがお目当てだったので,毎年4月末から5月半ば頃だった。 6月に入ってから千手ヶ浜を訪れたことはなかった。
 ただ,私の若い頃には,色々な季節にここを訪れていたが,ここにクリンソウの群生 があったという記憶はない。



 赤岩の方から千手ヶ浜に入っ,更に湖岸を南に進み,柳沢川を渡った右側に大きな群落がある。
 ここの群落は,伊藤さんという個人が ,シカ除けネットなどを設置し保護増殖しているものだ。募金箱に募金をしてからネットをくぐって中に入った。 積極的に保護し増やしているものだが, とにかく豪華だ
 この時期に合わせ,中宮祠から菖蒲ヶ浜を経由して千手ヶ浜まで遊覧船が運航されている。 (1日2本)もちろん,赤沼から低公害バス を利用することもできるし,私たちのように菖蒲ヶ浜(竜頭の滝)から歩くこと もできる。
 種がこぼれて増えているらしく,通路にまで小さなクリンソウが芽を出しているが,こうなると在来植物への影響も心配になってくる。

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