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鞍 掛 山

2002年(平成14年) 11月23日(土)


コース・タイム
  宇都宮(7:22) ⇒ 赤川ダム駐車場(7:40-8:25) ⇒ 鞍掛山登山口(8:31)
    鞍掛山登山口(8:37) → 鞍掛神社(8:55-59) → 奥の院(9:27) → 鞍掛山頂(9:30) → 大岩(9:37-50) →
     → 昼食(11:50-12:24) → 手岡分岐(12:35) → 559(13:35) → 富士見峠(14:12) → 赤川ダム駐車場(15:05)
  赤川ダム駐車場(15:15) ⇒ 鞍掛山登山口(15:20) ⇒ 赤川ダム(15:30) ⇒ 自宅(16:00)

同行者
  キクさん,Tさん,チコ

 かねてから,鞍掛山から 古賀志山 への縦走をしてみたいと思っていた。マイカー利用では,登山口に戻らなければならず,縦走は難しかった。キクさんから,昨年の秋に, 赤川ダムの駐車場に車を置いておき,林道を歩いて鞍掛山 の登山口まで行き,縦走して戻ってきたという話を聞いた。赤川ダム の駐車場から鞍掛山 の駐車場まで40分くらいかかったというから,歩けない距離ではない。
 今回は,キクさんと一緒に歩けることになったので,一台の車を下山口の赤川ダム駐車場 に置いてからもう一台で鞍掛山の登山口 に向かい,下山後に鞍掛山登山口の車を回収することにした。
 8時に赤川ダム駐車場で待ち合わせた。キクさんがTさんを乗せて来るという。もう一人,ハイキングクラブのTさんが同行すると言うことで, 赤川ダムで合流することになっていた。7時40分に 赤川ダム駐車場 に着いたときには,キクさんたちは既に到着していた。まだ,駐車場のゲートは閉じられており,道路際の駐車スペースに車をとめた。 Tさんの到着を待ったが,時間を過ぎても現れない。8時25分まで待ったが現れなかったので,断念して, 鞍掛山の登山口に移動した。
 鞍掛山の登山口には標識があるが,駐車スペースはあまり無い。 全部で4〜5台程度と言うところだ。すでに2台の車が停まっていた。
 枯れた沢に沿って20分ほど登ると鞍掛神社 に出る。神社は洞窟の中にあった。神社の前の滝は水は落ちて居らず,僅かな水が岩肌を流れている程度だった。
 ここからは斜面の急登になる。斜面に沿ってジグザグにつけられていた道を登ると,こんどは,大きな岩に沿ってまっすぐに登るようになる。 かなりの急登で,しっかりしたクサリが設置されている。クサリが終わり尾根に出るとそこが 奥の院だ。山頂は少し右に進んだ所だが,ここは眺望はない。さらに少し進むと 大岩に出る。ここからは南から東にかけての眺望が開けている。目の下には クレー射撃の練習場があり,静寂を破って砲声が響いてくる。
 いよいよ縦走の始まりだ。1年前に通ったというKさんが先導して出発した。道標 はなく,道も落ち葉に埋もれて定かではない。基本的に尾根筋 を外さなければ良いのだが,これが意外と難しい。歩き出して直ぐに小さなコブを越える。まずここで道を外した。 コブの頂上から直進方向と,右に直角に折れ曲がる方向に踏み跡があったので,直進したら途中で踏み跡が無くなってしまった。 地図には,道が直角に曲がることがはっきりと書かれていたのだが,確認せずに直進してしまった。山腹をトラバースし,縦走路に戻った。 2万5千分の1の地形図には二点鎖線で行政の境界線 が書かれている。一般的には,この境界線に沿って登山道がある ことが多いが,一致していないところもあるので注意しなければならない。
 案内標識こそないが,道はしっかりとついている。深く積もった落ち葉で,確認しづらいが,注意深く見れば,十分に区別できる。 周囲の木々は,紅葉の盛りを過ぎたが,まだ十分にきれいで,落ち残った色づいた葉が,かえって雰囲気を創り出している。 静かな山歩きで,私たちの他には,殆ど人影がない。4人なので心強いが,1〜2人ではちょっと心細くなるだろう。
 朝の内は雲に覆われていた上空も,すっかり晴れ渡り,木漏れ日がやさしく差し込んでくる。ゆっくり歩いてはいるが,汗をかき始めた。 落ち葉を踏んで歩く 雑木林の道は,なんとも心地よい。ひき換え,杉の植林地 は,薄暗く,冷え冷えとし生命の息吹が感じられない。戦争で荒廃した山に,少しでも早く緑を復活させることと, 戦後の木材需要に対応しようとした林業政策としては仕方なかったのだろうが,これからでも何とかならないものだろうか。 植林したままで間伐や枝打ちなどの手入れが全くされていない植林地を見ると,全部伐採して雑木を植え直したらいいと思ってしまうのだが。
 昼食は,道ばたに腰を下ろして食べた。木漏れ日が心地よく,満腹になると眠くなった。湯を沸かしてカップ麺を食べた。 寒い季節には温かいものがなによりだ。
 559ピークの手前のピークで下り道を間違えた。 559ピークに向かうつもりで,東側の尾根 を下ってしまった。途中でおかしいことに気づき,再度ピークまで戻って559ピ−クに向かった。道を間違って下ってしまった場合, もう一度登り返すのは,体力的より 精神的に苦痛 だ。そのために,「なんとかなる」として,下降を続けてしまう場合がある。里山ではそれでも大きな問題にはならない場合が多いが, 高い山の場合には,即遭難と言うことにもなりかねない。 「間違ったら戻る」 の原則は肝に銘じたい。返しの登りも,登ってしまえば思っていたほどではない場合が多い。
 落ち葉の古賀志山・北登山道
 559ピークは古賀志山頂からもよく見えるピークで,以前にも来たことがある。ここまで来ると 「古賀志に戻った」 という感じになる。このピ−クは東西に長い頂を持ち,特に西側の南面は切り立った岩場になっている。 古賀志山から眺めるこの岩場は迫力があり四季それぞれに素晴らしい景観を提供してくれる。

 559ピークから富士見峠 に抜けたが,時間を考え古賀志の山頂には行かずに北登山道を下山した。
下山後,赤川ダム駐車場から 鞍掛山の登山口に置いてある車を回収に行った。Kさんたちとはそこで分かれた。

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