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古 賀 志 山 中尾根〜東稜

2003年(平成15年) 3月8日(土)


コース・タイム
 自宅 ⇒ 赤川ダム駐車場
  駐車場(9:23) → 中尾根登山口(9:41) → 中尾根東端(9:55) → 496(10:50) → 中尾根分岐(11:21-昼食-51) → 富士見峠(12:07) → 東陵見晴(12:25-59) → 東尾根 → 北登山口(13:59) → 駐車場(14:15)
 赤川ダム駐車場 ⇒ 自宅

同行者
 妻

 今日は 古賀志山 中尾根 から登る。昨日までの雨で,岩場が滑るだろうと言うことで,中尾根東端の岩場をパス し,裏から,第1の岩場との鞍部に出ることにした。 細野ダム の上流の橋を渡ったところ(A)から,直ぐに斜面を登りはじめる。登り口の標識はな い。以前に来たときには,小さな標識があったのだが,今はそれもない。
 急な斜面は滑りやすく,草の根や立木に掴まりながらやっと登った。夢中で登ったの で,意外と簡単に稜線(B)に出られた。岩場を登ってきた人に会ったので,「岩場は濡れていま せんでしたか」と訪ねると。「滑りやすく大変だった」と言っていた。岩場をパスしたのは正解だ ったようだ。

 直ぐに2番目の岩場がある。できるだけロープに頼らないで登ろうとしたが,何カ所 かでロープに掴まってしまった。危険は犯したくないからやむを得ない。ちょっと下って,3番目 の岩場(C)がある。ここを登ると大きな岩のある見晴らし(D)に出る。ここからは西を除く3方が 開け,眺めがいい。 高原山 の姿が美しい。

 南西に目をやると, 富士山 が真っ白に光っているのが見えた。ラッキーだ。とても幸せな気分になる。


 ここからなだらかな尾根を少し歩くと,少し下って,再び登り返す。ここは,正面の 岩は登れないので,右側から巻いて登る。なだらかなピークを1つ越え,やや多めに下り,登り返 すと, 中尾根最高点 の496ピーク(G)に着く。しかし,ここには標識は見当たらない。ここから再び下っ て登り返すと,道は直角に右に折れ(H),なだらかな尾根の下り道となる。
 小さなコブを2つほど越すと, 「ミズナラ峠」 と札の付いている鞍部(I)に出る。 ここから少し登ると, 北尾根との分岐点 (J)に出る。
 分岐から古賀志山の方に少し下ったところで昼食にした。木漏れ日が暖かそうな場所 に腰を下ろしたのだが,風の通り道だったのか,座っているとだんだん寒くなってきた。大きな雲 が頭上を通過して行き,陽射しが遮られる時間が多くなってきた。天気は下り坂なのか。
 ここから2つほどコブを越えると 富士見峠 (K)である。ここから下ることもできるのだが,今日は 東陵 から 東尾根 を下ることにした。富士見峠から古賀志山への最後の登りがきついのだが,最近は随分 と慣れ,苦にならなくなった。
 東陵見晴し (L)では何組かの先客が昼食をとっていた。私たちは,湯を沸かしコーヒーを入れて飲 んだ。空気が澄んでいるのか,新宿やさいたまの高層ビルがよく見える。富士山も雲と区別しにく いがまだ見えている。
 東陵見晴し から下ると直ぐに 岩場 がある。(M)ここは,ロープやクサリを使わないで降りることにしている。最初は無理 だと思っていたが,今は,簡単に降りられるようになった。
 東尾根では,前回(2月23日)来たときに マンサク が咲いていたので,今日はどうなのか,探しながら下った。前回見られたところの外に も,何カ所かでマンサクの花を見ることができた。 マンサクの次は, アズマイチゲ だ。(カタクリよりも先に咲く)


 赤川ダム湖畔 紅梅 は満開になっていた



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