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平標山・仙ノ倉山

2003年(平成15年) 7月6日(日)


コース・タイム
(前日) 自宅 ⇒ 高崎(Sさん宅)
7月6日(日)
 高崎(Sさん宅)(4:30) ⇒ 登山口駐車場(5:15)
  駐車場(5:30) → 登山口 → 送電鉄塔(6:36) → 松手山(7:15) → 平標山(8:41) → 仙ノ倉山(9:45-10:05) → 平標山(10:55-11:25) → 松手山(12:41) → 送電鉄塔(13:13) → 登山口(14:12) → 駐車場(14:17)
 駐車場(14:30) ⇒ 温泉(14:45-15:30) ⇒ 高崎(Sさん宅)(17:45)
7月7日(月)
 高崎(Sさん宅) ⇒ 高崎IC ⇒ 伊勢崎IC ⇒ 50号 ⇒ 佐野藤岡IC ⇒ 壬生IC ⇒ 宇都宮

同行者
 Sさん夫妻,チコ

 この日に高崎のSさんご夫妻と 平標山に登る計画は,随分前から立てていた。ところが,1週間前の天気予報では 「曇り時々雨」,週末が近づくに従い, 「雨時々曇り」 に変わり,絶望的な状況だった。できれば,金曜日に仕事が終わり次第に出かけ,土曜日に早朝から山に登りたかったのだが, 金曜日の夜にどうしても外せない会合が入り,金曜日出発ができなくなった。そこで,土曜日に高崎のSさん宅まで行き, 日曜日に山に登る ことにした。日曜日に山に登った足で帰宅することも考えたのだが,もう一晩泊まらせてもらい, 月曜日の早朝に帰宅することにした。
 悲観的だった天気予報が,直前になり好転した。「曇り」 で特に土曜日には晴れ間も出るという。土曜日 は朝から良い天気だった。好天を明日までとっておきたいと思いながら高崎のSさん宅に向かった。 いつもながら,Sさんご夫妻には心のこもったもてなしを受け,十分に満足して床についた。
 朝は5時に出発する予定だったが,3時過ぎには目が覚めてしまったのでそのまま起きて,軽く食事をして出発した。 予定より30分早い 4時30分 だった。Sさんの運転する車に乗せてもらい,登山口に向かった。出発の時には雨は降っていなかったが, 走るに従って雨粒がフロントグラスに当たるようになり,路面も濡れてきた。17号線を走り, 月夜野から三国峠 にかかると,濃霧と雨で視界が効かなくなってきた。今日の山歩きはほぼ絶望に思えた。ところが, 三国トンネル を抜けると,空模様が一変した。霧は上がり,雲が山の頂を隠しているだけ,路面も乾いている。 「国境の長いトンネルを抜けると・・・」 これほどまでに天気が変わるとは,改めて驚いた。
 登山口の大きな駐車場 には20台ほどの乗用車と,大型バスが1台停まっていた。 最近登山者が増えたという話は聞いていたが,その駐車場の広さと,早朝にも関わらず 登山者の多さ に驚いた。朝の涼気が心地よく,爽やかな風が吹いている。今日は短パンで歩こうかと思ったが, 山頂で風に吹かれたら寒さを我慢できそうになかったので, ニッカーパンツ で登ることにした。ところが,風が殆ど無く,登りは大変に暑かった。 頂上でも風が無く寒くはなかったから,結果から言うと短パンでも良かった。
 身支度をして出発したのは5時30分だった。
 登山口から直ぐに階段 道の急登で,慎重に意識してゆっくりと歩き出した。まず,最初の目標は送電鉄塔 で,そこまでの標高差は約400m 。たっぷりと汗をかきながら,65分で登った。 送電鉄塔 から 松手山までは標高差200m だが,ここは40分で登った。

 階段道

 
松手山の山頂は森林限界を越えており, シャクナゲが現れ,遅咲きの花が見られた。 ウラジロヨウラクの花も咲き出している。
 シャクナゲ

 ウラジロヨウラク

 松手山から先は見晴らしの良い 尾根歩き だが,平標山 を始め,近くの山も半分以上がガスの中に隠れてしまっていて見晴らしは良くない。
 松手山から平標山頂 までのコースは3つの部分に分かれている。初めの3分の1 はなだらかな尾根歩き,次の3分の1 は斜面の急登,そして 最後の3分の1は再びなだらかな尾根歩きとなる。
 このコース全てで高山植物の出迎えを受けた。 ヨツバシオガマ,カラマツソウ,ハクサンフウロ,ハクサンチドリ,ハクサンイチゲ,ミヤマキンバイ, ツマトリソウ,マイヅルソウなどである。

 ヨツバシオガマ




 カラマツソウ

 ハクサンフウロ

 ハクサンチドリ

 ハクサンチドリ

 ハクサンイチゲ

 ミヤマキンバイ

 ツマトリソウ

 マイヅルソウ


 平標山頂 までは,ゆっくりと写真を撮りながら歩いたので,1時間30分ほどかかった。せっかく来たのだから 仙ノ倉山まで足を伸ばすことにした。



 仙ノ倉山 へは,始めに80mほど下り,そのあとだらだらと120mほど登ることになるが,なだらかな尾根歩きで, ハクサンコザクラなどのきれいな花が迎えてくれる。 平標山頂にはたくさんの登山者がいたが, 仙ノ倉山 まで足を伸ばす人は意外に少なかった。ガスっていて見晴らしが良くなかったのが残念だが,楽しい尾根歩きで十分に満足した。


 チングルマ(種子)


 ハクサンコザクラ

 ハクサンコザクラ

 オノエラン

 カラマツソウの咲く斜面

 ガレ場に新しく作られた階段

 再び平標山まで戻ってから昼食にした。帰路は, 平標山の家を経由して戻る道もあるが,今日は, 登った道を戻ることにした。 松手山 に向かって歩いていると,ガスがとぎれ,陽が射してきた。真夏の太陽が容赦なく照りつけ,めまいを感じるほどだった。 足の疲労感が強く,ストックを使いながら足への負担を分散させ,膝をかばいながら慎重に下った。そのため,下りでもびっしょりと汗をかいた。 なんとか,膝の痛みが出ないうちに下山することができた。

 下山後は,おきまりのコースで,温泉に入り,Sさんが運転する車の助手席でうとうとしながら高崎まで帰った。 Sさんにはたいへんにお世話になった。次回は宇都宮に招待したい。

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