蓼科山・亀甲池・双子池

期日 2003年(平成15年) 10月4日(土)
 


コース・タイム
  宇都宮(4:40) ⇒ 伊勢崎IC(6:00) ⇒ 高崎JCT ⇒ 藤岡JCT ⇒ 佐久IC(7:00) ⇒ 大河原峠(8:00)
    大河原峠(8:20) → 蓼科山荘(9:32-45) → 蓼科山(10:15-47) → 蓼科山荘(11:15-20) → 天祥寺平(12:23) →
                               → 亀甲池(12:43-13:20) → 双子池(13:57-14:04) → 大河原峠(15:14)
  大河原峠(15:20) ⇒ 浅科温泉穂の香乃湯(16:10-17:00) ⇒ 佐久IC ⇒ 伊勢崎IC ⇒ 宇都宮(20:00)

同行者
    チコ

 天気予報では,この週末の好天を告げていた。行き先をあれこれ考えていたが,結局蓼科山に行くことにした。いくつかある登山口のうち,最も標高の高い大河原峠から登ることにした。大河原峠に車を停め,蓼科山頂を往復するだけではつまらないから,天祥寺平に下り,亀甲池,双子池を廻り,双子山を通って大河原峠に戻るコースを考えた。標準歩行時間は5時間30分,累積高度は845mと,きつ過ぎるコースでもなく,また,楽過ぎて物足りないこともないコースだ。
 
大河原峠の駐車場の込み具合が分からないので,早めに到着できるように,宇都宮を5時前に出発した。自宅から伊勢崎ICまで1時間20分,伊勢崎ICから佐久ICまで1時間かかった。
 上信越道からは,白煙を上げる浅間山がきれいに見えた。
 佐久ICで高速を降り,望月から鹿曲川林道を通って大河原峠まで1時間かかった。この林道は,かつては有料林道だったが,今は無料開放されている。道幅は狭く,路面の凹凸も大きいが,交通量の少なく,渋滞の心配がないのが良い。高度を上げると,佐久平を挟んだ対岸に浅間山が見える。

 大河原峠の駐車場に着いたときには,既に17〜8台の車が停まっていた。駐車スペースにはまだまだ余裕があった。 車を降りて,その気温の低さに驚いた。あまり信用できない温度計が7℃を示していたが,風もあり,体感温度はもっと低かった。空には,刷毛で掃いたような雲や,うろこ状の雲が浮かんでいた。
 登山口

 身支度をして歩き出したのは8時20分。徐々に空の雲も姿を消し,明るい陽光が照りつけはじめた。

 歩き始めると,体は温まってきたが,指先の冷たさがなかなかとれない。 

 しばらく登り,傾斜が緩くなってくると,立ち枯れの向こうに山頂が見えてきた。

 蓼科山荘では,七合目登山口から登ってきた人と合わさり,にぎやかになってきた。
 蓼科山荘から頂上までは,大きな石のゴロゴロした沢状の道を登る。ストックを使わずに,両手を使って登る方が登りやすい。大きな石の上を,飛び石を渡るような気分で歩いていく。足の筋肉には負担がかかるが,一気に高度が稼げて,愉快だ。振り返ると,縞枯現象が見られた。

 30分ほどで山頂に着いたが,あまりの広さと,風の冷たさに驚いた。山頂標識,神社,方位盤などが,遙か離れて設置されている。蓼科山荘から登ると,最も手前に蓼科山頂ヒュッテがあり,小屋の後ろを少し進んだところに山頂標識がある。

 方位盤が最も奥にあり,そこへ行く途中に神社の鳥居と祠がある。
  山頂記念

 南八ヶ岳の姿が大きい。

 方位盤のあるところから眺めると,目の下に白樺湖が見え,その向こうに霧ヶ峰,車山など,大展望が楽しめる。それにしても冷たい風に震え上がった。岩陰で少し休んで,早々に蓼科山荘に戻った。
 
蓼科山荘からは天祥寺原に向かって下った。山荘前には多くのハイカーが休んでいたが,天祥寺原の方に下る人は殆どいなかった。ちょっと寂しかったが,ルートはしっかりと作られており,不安はなかった。途中,登ってくる何組かの人とすれ違った。

 竜源橋から大河原峠に向かう滝ノ湯川沿いの道に出てから大河原峠の方に少し登り,天祥寺平と標識のある分岐で,亀甲池への道を辿った。

 ゴゼンタチバナが赤い実を付けていた。



 時刻は正午を廻っていたが,亀甲池で昼食にすることにして先に進んだ。正面に見える北横岳の斜面の上の方に真っ赤に紅葉した樹が見えた。種類は分からなかったが,コメツガなどの緑の中でその赤い色が一際輝いていた。

 亀甲池は小さな静かな池だった。北八ヶ岳を代表するような静かな場所で,昼食にした。湯を沸かし,カップ麺を食べた。寒いときの暖かい食べ物は特に美味しいような気がする。


  時間が過ぎているせいか,先客たちは次々に出発し,私たちだけになってしまった。ゆっくりと静寂に浸りたい気持ちもあったが,先が長いので,出発することにした。 双子池までは少し登り,少し下る。

 双子池雌池周辺はキャンプ地になっており,すでにテントが何張りか張ってあった。雌池と雄池の間双子池ヒュッテがある。

 雄池で写真を撮り,出発しようとしていると,雨が落ちてきた。

 風はないのでコウモリ傘を差して歩き出した。雨はほどなく小降りになり,上がった。双子池から大河原峠に行くには,双子山を越えなければならない。巻き道もあるのだが,大回りになり,同じくらいの時間がかかる。疲れたところでの登りは辛いが,最後のがんばりと思い,懸命に登った。双子山の山頂は広く,一面の草原になっている。シーズンに来れば,お花畑が見られることだろう。
 
マツムシソウが咲いていた。
 大河原峠に下るところで,また雨が降ってきた。サラサラという音がするので良く見ると,雨粒の中に白いものが混じっていた。高い山では,この時期,天気が崩れると,冬と変わらなくなる。

 双子山の山頂には三角点がある。

 大河原峠に戻ってきたのは午後3時を過ぎていた。

 車に乗り込み,往路と同じ道を通り山を下った。途中,浅科温泉「穂の香乃湯」で汗を流し帰路に就いた。新しい施設で感じが良かった。何よりも1人300円というのが有り難かった。

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