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庚 申 山

2003年(平成15年) 11月1日(土)


コース・タイム
 自宅(5:30) ⇒ 宇都宮市内集合場所(5:50-6:10) ⇒ 粕尾峠  ⇒ 銀山平かじか荘駐車場(8:10-軽朝食)
  駐車場(8:35) → 一の鳥居(9:45-10:00) → 鏡岩(10:50-11:05) → 庚申山荘(11:30-昼食-12:50) → 庚申七滝 → 一の鳥居 → 駐車場(15:10)
 かじか荘(15:15-入浴-16:10)  ⇒  宇都宮(17:50)

同行者
 上戸小ハイキング同好会

 今日は,職場の仲間とのハイキングだ。前回, 7月に奥日光の西の湖 に行ったが,好評だったので第2回を計画した。
 紅葉を見に日光へ行ければいいのだが,この時期, 日光 は近づかない方が良い。ということで,いろいろ考えたが, 足尾の庚申山 へ行くことにした。今までの経験では,この時期に 紅葉の最盛期 を迎えるはずだった。
 宇都宮 から 足尾ま では,日光を経由して 日足トンネル を抜けるのが最も良いが,時間が遅くなると渋滞に引っかかる。 清滝 を7時前に通過できればそれほど混まないと思われるが,それも確実ではない。そこで, 粕尾峠 を抜けて足尾に入ることにした。慣れていない運転者にはちょっと大変だが,紅葉もそ こそこ見られるはずだし,ゆっくり走れば何とかなるだろう。
 集合場所には自分を含めて9人が集合した。最初の予定ではもう少し多かったのだが, 都合が悪くなり,結局10人の参加となり,現地に直接向かうWさんを除いた9人が集まった。私 の車に5人,もう一台に4人が乗って出発した。途中,コンビニで食料を調達し, 足尾 に向かった。追いつく車があれば先に行かせることにしてゆっくりと走ったが,交通量 は少なく,その心配はいらなかった。 粕尾峠 付近は色づいた葉も多かったが,落ち葉になっていたものも多かった。
 Wさんとは,8時に 銀山平 の駐車場で待ち合わせたが,私たちが駐車場に着いたのは8時を10分ほど過ぎていた。 途中で携帯電話で連絡しようとしたが,足尾の町付近を除いては 「圏外」 のため連絡できなかった。
 林道から見上げた斜面の紅葉

 駐車場で軽く食事をし, 「かじか荘」 でトイレを借りて出発した。みんな元気が良く,傾斜の急な舗装道路をかなりのペース で歩いていく。あまり頑張りすぎると後が心配だが,まあ,まかせよう。
 この時期にしては 暖か く,長袖のシャツで歩いたが,汗が出てきたので,それを脱ぎ, 半袖のTシャツ で歩いた。空にはところどころ薄雲が懸かっているが,陽射しもあり,風も殆ど無かっ た。
 鮮やかな紅葉

 一の鳥居 まで70分かかったが,まあ予定通りだ。紅葉は既に峠を過ぎてはいたが,特に鮮やか な紅葉が散り残っており,十分に楽しませてくれた。登山道は落ち葉で埋め尽くされており,落ち 葉の上をガサガサと音を立てながら歩いた。
 足元にあった ゲンノショウコのさく果  このさく果の姿が, 御神輿の屋根 に似ているということから,別名を ミコシバナ という。


 鏡岩 の手前で3匹の サル に出会った。改めて, 鏡岩 に伝わる, 「父のためにサルに嫁いだ娘」 の伝説を読んだ。
 庚申山荘 まで90分ほどで着いた。庚申山荘も痛みが出始めており,2階のベランダの手すりが, ロープで天井の梁に縛り付けられていた。山荘の前には先客は殆どいなかった。
 予定通り,ここで昼食とした。今回は,湯を沸かしてカップのみそ汁を飲んだ。前回 のような「豚汁」は作らなかった。おむすびを食べ,コーヒーを飲んで,かなりゆっくり休んだ。
 庚申山荘

 後から登ってきたグループにベンチを明け渡し,下山にかかった。いつも思うことだ が,下ってみて初めてその傾斜に驚くことが多い。こんな傾斜を良く登ったものだと我がことなが ら感心させられる。
 水面沢 に沿って下っていく。沢沿いの道は既に日陰になり,寂しさを漂い始めていた。秋の日 は短い。 庚申七滝 を見て,一路 銀山平 に向かった。
 銀山平の かじか荘 で温泉に入った。入浴料は1人600円。すいており,ゆったりとした気分で入ること ができた。
 帰路は,日光を通って帰った。 日足トンネル を抜け,清滝から 日光道 に入り, 宇都宮北道路 を通って,宇都宮まで帰ってきた。
 良い天気に恵まれ,楽しい一日だった。

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