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古 賀 志 山 馬蹄形縦走再挑戦

2003年(平成15年) 12月23日(火)


コース・タイム
 西登山口(8:32) → 432.7(9:06) → 赤岩山(9:45) → 御岳山(10:32-45) → 古賀志山(10:55) → 富士見峠(11:04) → 岩稜(11:35-12:21) → 登山口(13:10)

同行者
 チコ

 今日は,先日岳岳さんに案内されて歩いた「古賀志山馬蹄形縦走」 を自分で確認しながら歩いてみることにした。
 3日前の20日に宇都宮市 では雪が降った。降雪量そのものは多くはなかったが,建物の陰などに雪が残り,凍結している。登山道の積雪状態と, 凍結状況が分からないので不安はあったが,とにかく,登山口まで行くことにして家を出た。 大谷街道(県道70号線)を,大谷 から文挟(ふばさみ)方向に進み, 今市市 に入って700mほど行ったところで,右側の林道に入る。注意していたのだが,通り過ぎてしまい,Uターンして林道に入った。 林道には雪は残って居らず,この状態ならば,縦走可能と判断した。
  前回と同じ,「西登山道」 と書いた小さな標識が立っている場所に駐車したが,先客はいなかった。  身支度をして出発したのは8時半だった。ここからプレハブ小屋までの道がはっきりしない。
 西登山道の標識

 開けた所には雪が残っていた

 記憶を辿りながら,轍のある広い道をまっすぐに進むと,やがて道がおぼろげになるが,そこから左上の尾根に プレハブ小屋 が見える。踏み跡をたどってプレハブ小屋の前まで進む。もともと登山道ではないので,急斜面をまっすぐに登る。 アキレス腱が痛くなった。
 プレハブ小屋 の前からは,正面の尾根を巻くように右側に比較的しっかりした道がある。しかし,登山ルートは正面の 尾根筋を外さないように登っていく。
 間伐した杉が放置されており,歩きにくい。しかし,踏み跡が分からなくなるようなことはなく,間もなく 「至る駕籠岩」 という標識が出てくる。
 駕籠岩への表示が足元に

 ここからは急斜面の登りとなり,両手を使ってよじ登るような状態となる。 ルートははっきりしており,見失うようなことはない。高度が上がってくるに従い, 日光連山例幣使街道の杉並木 などがよく見えてくる。間もなく,三角点のある「432.7ピーク」 に着く。
 ここは絶景ポイントで,北西から南東までの三方向が見渡せる。日光連山 はよく見えたが,南方の筑波山 などは霞んでいてよく見えなかった。
 ここからは,いよいよ古賀志山の主脈縦走になる。 赤岩山 まで,小さな昇降を繰り返すが,岩場にもロープなどの設置はなく,自然のままだ。大きな岩場はないが,結構楽しめる。 最後のやや長い登りを登り切ると 赤岩山の頂上だ。山頂は見晴らしは悪く, 「赤岩山」 と書いたプレートが木の枝に取り付けてある。見晴らしは,数十メートル先にある パラグライダーの離陸ポイント が絶好だ。まだ,誰も登ってきてはいなかったが,足元に見える着地ポイントには自動車が集まっており, 間もなく専用のモノレールで登ってくるのだろう。
 南方は霞んでいる(パラグライダー基地)

 ここから御岳山までの間にも,何カ所か岩場があり,かつては 「一般人は通らないように」 と言われていたコースだ。クサリの設置された岩もあり,かなりスリルを楽しむことができる。 赤岩山までは,御岳山 から往復する人も多く,それなりに整備されている。
 ロープのない自然のままの岩場を下る。

 御岳山 にも,今日はハイカーが少なかった。この先,昼食ポイントまでは1時間程度かかる見通しなので,少し休んでパンを食べた。 古賀志山頂 へ向かって歩き出すと,すれ違うハイカーが増えてきた。時間的にも,増える時間なのだろう。それにしても,大半は中高年の夫婦連れだ。 しかし,春秋と違い,ザックやウエアーなども本格的なものを身に付けているのが目立った。
 山頂に近づくにつれて日陰に残っている雪が多くなってきた。山頂から東稜へ向かう尾根から分かれて 富士見峠 方面へ下る道は,所々雪が残り,凍結していた。スリップに注意しながら慎重に下った。 雪の凍結があったのは,今日1日のコースの中で,このところだけだった。 富士見峠から先の登りと,中尾根分岐 への登り,そして,559 への登りが,かなりきつく感じた。けして長い登りではないのだが,空腹感もあり,また,しっかりと汗をかいた。559の手前で 「鞍掛山」方面へ進み,小鞍部から正面の岩を登ると, 岩稜(弁当岩) の上に出る。岩の手前で2人連れに出会った。鞍掛山の方から来たので,どこから来たのか訪ねると, 「北尾根」から来たという。
 よく,「北尾根」という言葉を聞くが,ここから 北に伸びる尾根 を指すのだろうということは分かるが,具体的にどの尾根をさしているのか詳しくは知らない。
  岩稜の上で昼食にした。風もなく,暖かな陽射しが差し込む。汗をかいた背中を太陽に向けていると,乾いてくる。
 奥白根山 が時々その覆っている雲を脱ぎ,姿を現すが,直ぐにまた雲の下に姿を隠してしまう。
 男体山の直ぐ隣に真っ白な白根山が

 まもなく,5人の中高年グル-プがやってきて, にぎやかな宴会が始まった。近くにいるものにとっては迷惑だが, 気づかないうちに自分も迷惑を掛ける立場にならないとも限らない。 もって他山の石としたい。
 50分ほどで昼食を終え,下りにかかった。前回,岳岳さんは, ここから登山口まで40分くらい と言っていたのだが,前回は2時間かかった。6人という人数だったことと, 危険個所への補助ロープの設置と回収を繰り返したことがその理由だった。今日は,ルートの確認をしながら下るので, どのくらいかかるのか予想が立てにくかった。そんなこともあり,早めに下山にかかった。
 まず,尾根を西に進む。尾根筋を外さないように, 踏み跡 を確認しながらあるいた。意外と踏み跡がしっかりしており,ルートファインディングもしやすかった。 岩場の下降もあったが,ホールドも確実で,危険を感じるところはなかった。
 踏み跡に沿って下っているうち,いつの間にか杉の植林に入ってしまった。どうやら,この辺りで前回の道を外れたらしく, さらに轍に沿って下っていくうち,林道に出てしまった。林道は傾斜もかなりついており,東に向かう林道のかなり先の方に出てしまったらしい。 林道を下るため右方向へ進んだ。前回は,この林道から北に分かれている支線へ下りてきたのだが,今日はコースを南に取りすぎたために, 直接に本線に出てしまったらしい。
 この付近の植林地帯では,作業用の車道がたくさん走っており,それを低い方に辿れば,林道の本線に出られるから, たとえ迷ったとしても心配は要らない。
 西登山口の車まで戻ったのは午後1時10分だった。ずいぶんと早く下りてきてしまった。 こんなに早く下りられるのならば,もっとゆっくりしていればよかった。
 登山口で岳岳さんに無事に下山したことを報告し,帰途についた。

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