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戦 場 ヶ 原

2004年(平成16年) 1月3日(土)


コース・タイム
 宇都宮(8:05) ⇒ 日光赤沼(9:20)
  赤沼(9:45) → 小田代原(11:00) → 小田代北分岐(11:27) → ハリギリ広場(11:50-昼食-12:40) → 赤沼(13:45)
 赤沼(13:55) ⇒ 宇都宮(15:10)

同行者
 妻

 2004年の登り初め は,3日か4日に,例によって 古賀志山 に行こうと考えていた。ところが,天気予報によると,1月3日は穏やかな冬晴れにな るという。そこで, 戦場ヶ原 を歩くことにした。
 ここ数年,雪の戦場ヶ原に魅せられ,何度か出かけている。今年は雪が少ないと聞い ていたが, 「スノーシューがないとハイキングコースは歩けない」 という情報が 「奥日光情報HP」 に載っていたのを頼りに, スノーシュー を持って出かけることにした。
 朝から良い天気だった。 いろは坂 では,日陰が 凍結 しており,慎重に運転していったが,何度か尻を振った。スタッドレスタイヤを履いて いるが,もともと凍結面では,あまり 効果を期待しない方がいい。  交通量は少なく,尻を振ったぐらいでは危険を感じるほどではなかった。帰路の 第1いろは坂も,日陰は凍結していた
 凍結道路の走行にはコツがある。まずなにより スピードを出さない こと。もし轍が融けていれば, 轍を外さずに走る ことである。
 いろは坂を除いて路面の凍結はなかった。
 赤沼茶屋 から開拓団の方へ入る道路の路肩に車を停めた。
 コースは 踏み固められて おり,スノーシューは必要なかった。そこで,途中で必要になったときに履くことにし て,スノーシューをリュックにくくりつけて歩き出した。
 林間の道も 踏み固められて おり,足が潜ることはなかった。今日はさすがに歩いている人は殆どいなかったが,今 までかなり多くの人が歩いているようだった。

 昨年秋にここを歩いたときには気づかなかったが, 赤い布 がコースに沿って付けられていた。これならば,踏み跡が分からなくなってもコースを 外すことはなくなる。ハイカーのためでもあるが,コースを外れて歩くことが無くなれば, 自然保護 にも良いことだ。コースの途中にある 「戦場ヶ原展望所」 から見た戦場ヶ原も,雪は少なかった。

 小田代原 では,1本の足跡が 立入禁止のロープ を越えて,原の中央にある 「貴婦人」 に向かって一直線に続いている。積雪期でも 湿原には立ち入ってはいけない のだが,誤解している人もいるようだ。特に,今年は雪が少ないから,湿原へのダメー ジは大きい。

 スノーシュー はリュックにくくりつけたまま歩いた。


 今年は,まだ降雪が少なく,笹が顔を出している所もある。周回コースの積雪は 30〜40cm 程度だった。

 小田代北分岐を過ぎてゲートを出たところで,雪が少し柔らかになったのと,せっか く持ってきたのだからということでスノーシューを履いてみた。
 泉門池手前の休憩所(ハリギリ広場) で昼食にした。
 奥白根山 の方から雪雲が頭上を通り過ぎて行き,そのたびに雪が降ってくる。風は強くないが, じっとしていると寒くなる。
 1時間ほど居て出発した。
 戦場ヶ原 も雪は少なく, 木道 が所々顔を出している。滑りやすくなっていて,歩きづらい。

 木道が顔を出しているため, スキーの跡 が木道の側についている。雪が少ないために木道の上を進めないためだが,雪が少ない ことは,湿原への影響も大きいことなので心配だ。


 もう少し雪が深くなってからまた歩きたい。


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