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女 峰 山

2004年(平成16年) 6月19日(土)


コース・タイム
 宇都宮発(4:00) ⇒ 三本松駐車場 ⇒ 志津乗越ゲート(5:45)
  志津(5:56) → 馬立(6:45-55) → 水場(8:06-15) → 唐沢小屋(8:26-40) → 頂上(9:19-昼食-10:14) → 帝釈山(10:55-11:00) → 富士見峠(11:55-12:46) → 馬立入口(13:45) → 志津(14:16)
 志津ゲート(14:25) ⇒ やしおの湯 ⇒ 宇都宮(自宅)(16:45)

同行者
 ちぃにぃさん

 6月4日, 山ノボML で, ちぃにぃさん から19日か20日に 女峰山 へ行くかも知れないというメールが届いた。
 6月20日は姪の結婚式で東京へ行かなければならないが, 19日ならば行ける かも知れないと返事を出した。
 結局 ちぃにぃさんと2人 で行くことになった。天気予報では,午後からは崩れるらしい。そこで,日程を早めに とって,5時30分 三本松駐車場 でちぃにぃさんと合流することになった。少し早く5時に三本松駐車場へ着いた。ちぃ にぃさんは前夜に到着し,車の中で仮眠していたという。早速,私の車で登山口に向かった。
 志津乗越 には既にかなりの車が停まっており,駐車スペースを探す車がうろうろしていた。私達 はその側を通り抜け,その先の ゲート前 まで進んだ。ゲート前には既に2台の車が停まっており,私達は3番目だった。
 ゲート前の駐車スペース

 朝の爽やかな空気の中を出発。ちぃにぃさんの荷物は相変わらず 大きい  でも今日は鉄アレイは入っていないらしい。その分,アンクルに ウエイト が・・・・
 林道を快適に歩き, 馬立入口 から斜面を急降下し,馬立に向かった。
 資材運搬のための 軌道 (モノレール)が,馬立入口から斜面を降り,荒沢を横断して反対側のガレに沿って登 っている。大規模な工事が行われるらしい。

 登山道もガレに沿って登っていく,その最上部でガレを横切ると直ぐに 水場 がある。40年前と変わらない冷たいおいしい水だった。
 馬立 から1時間半で 唐沢小屋 に着いた。 唐沢小屋の中はかなり広く,きれいだった。隣に 昔の小屋 が崩れかかって残っている。40年前にはこの古いほうに泊まったのだ。


 唐沢小屋の脇には 唐沢不動 が40年前と変わらぬ姿で立っていた。 40年前のアルバム にも,同じ恰好で写っている。

 ガレを登りながら男体山を振り返る。 男体山 も,この角度から見ると,いつもと違った山のように見える。
 山頂には突然に飛び出す。手前に があり,その前では数人が休憩していた。山頂は石を積み上げてあり,標識を挟んで記 念撮影をした。上空には青空が広がり,強い陽射しが照りつけていた。
 女峰山頂の二人

 まだ早いが,ここで昼食とした。周りにいた何人かは, 富士見峠 から 小真名子,大真名子 を経由して 志津 へ向かうという。時間的には十分可能だということで,私達も,昼食を早めに切り上げ て小真名子・大真名子経由のコースを取ることにする。
 女峰山頂から 帝釈山 を望む。この稜線は最高に気分がいい。

 山頂を後にして 帝釈山 へ向かう。昼食時に座っていた姿勢が悪かったのか,歩き出すと右膝の内側が痛い。我 慢できない痛みではないが,先が長いので,ストックを使い慎重に歩き出した。
 足元には, ミヤマダイコンソウ が黄色い花と,大きく葉を広げている。

 稜線の途中で  女峰山 を振り返る。

 ミツバオウレン  低いところから高いところまで,たくさん見られた。

 ホソバイワベンケイ

 ハクサンシャクナゲ
 ハクサンシャクナゲ が白い花を付けていた。葉身と葉柄の がはっきりしており,花弁の上方内側に 緑色の斑点 があることで アズマシャクナゲ と区別することができる。

 コミヤマカタバミ  花びらに紫色の細い線がある。


 タケシマラン は,小さな花を葉の裏側につり下げる。写真に撮ろうとするのだが,あまりにも花が小 さいので,ピントが合わない。

 シロバナヘビイチゴ が林道脇にも大きな群落を作っていた。名前はヘビイチゴでも, 食べられる  オランダイチゴの仲間。


 富士見峠 に着く前からガスが出始め,時々,視界が10m程度まで下がる。天候や疲労度を考え, 小真名子・大真名子コースは断念 することにして,富士見峠でゆっくり休んだ。ちぃにぃさんにコーヒーをごちそうにな った。ゆったりとした至福の時間を過ごした。
 林道を歩いて 志津 まで戻ったが,途中に工事用と思われる 新しい道 が分岐しており, 道を間違えそうになった。標識が必要だと思った。 駐車場 に戻り着いたときは,深いガスの中だった。


 帰路 日光市営の 「やしおの湯」 で汗を流し,ちぃにぃさんと分かれ帰宅した。
 ちぃにぃさん との始めての出会いは,(インターネット上だが)昨年8月,私達が 劔−立山 を歩いたとき,ちぃにぃさん達が 五龍 を歩いていた。私達は 五龍 をながめ,ちぃにぃさん達は をながめていた。 「距離を離れて見つめ合った」 ことが縁で,その後のメールでの付き合いが始まった。
 ホームページ 「やっぱ山でしょう」 は,明るく,楽しいホームページで,作成者の 人柄がにじみ出ている ようなホームページだ。私も, 見る人が楽しくなるようなホームページ が作りたいと思い,真似しているところもたくさんある。
 これからも,長くつきあいが続けられたらいいと願っている。

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