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前 白 根 山

2005年(平成17年) 1月3日(月)


コース・タイム
 自宅発(4:15) ⇒ 湯元スキー場駐車場(6:00-朝食)
  駐車場(7:00) → 白根沢取付 → 外山分岐(10:20) → 前白根山頂(12:50-昼食) → 外山分岐 → 駐車場(15:50)
 湯元スキー場駐車場(16:00) ⇒ 宇都宮(18:00)

同行者
 岳々さん,クリちゃん,みぽりん

 岳々さんたち が,1月3日に 前白根山 に行くことは,前回(12月4日)の時には決まっていたようである。そのとき,一緒 に行こうと誘われたが,正直言ってあまり自信がなかったので,返事を濁していた。行きたい気持 ちはあったのだが,迷惑を掛けることになるのではないかと躊躇していた。
 MLで1月3日の 前白根登山 が話題になったとき,迷いながら 「行きたいなー」 と書き込んだらすぐに, 岳々さん から 「拉致決定」 と書き込みがあり,連れて行ってもらえることになった。私たちの仲間は,あくまでも 個人責任 で山にはいるのが原則だ。それなりに歩ける見通しがなければ参加するべきではない。 参加者は, 岳々さん,クリちゃん,みぽりん,私 の4人になった。
 5時30分に湯元スキー場の駐車場集合 ということで,宇都宮を 午前4時 に出発した。宇都宮から日光までの道路は完全に凍り付いていた。 いろは坂 もところどころ圧雪が残っており,それ以外の場所も濡れた路面が凍り付いていた。ス ピードを抑え,緊張しながら運転した。戦場ヶ原では,車に取り付けられている 車外温度計が−17℃ を示していた。
 日光湯元の駐車場  ホテルの屋根の上の空が明るくなり始めた。 準備を完了し,出発しようとしていたときに駐車場の料金を集金に来た。もう少し早く 出発すれば,払わないで済んだのに,残念!

 スキー場 の雪は固く締まっており,歩きやすかった。一歩ごとに「キュッ」と心地よい音を立て る。当てにならない温度計によれば −7℃ を示していた。ほぼリフトに沿って登って行き,リフトの最高点付近まで行き,そこで 登山道に合流した。意外と傾斜があり,大変だった。

 急斜面を登り切り,尾根に出た。ここまで来ると,陽が当たってきた。ここでは風も 殆ど無く,暑いくらいだった。 ワカン スノーシュー を履き,トレースを外して,雪の上を歩いた。

 東西に伸びる尾根には,小さな 雪庇(と言えるほどのものではないが) ができていた。北側(写真では右側)からの風で,雪庇が南側にできていたが,この日 は逆に風が吹いていた。


 前白根山 の頂上直下から見た 奥白根山ドーム  強風のために雪が飛ばされてしまうのか,思ったほどに雪は付いていなかった。ここ まで来るとさすがに風が強くなった。手前の稜線では 雪煙 が立っている。

 山頂 での記念撮影。荷物は近くにデポし,空身で頂上に立った。

 前回に続き, 富士山 の勇姿を見ることができた。


 五色沼 は,凍り付いた上に雪が積もっており,真っ白な姿を見せていた。前回に見たような文 様は見えなかった。

 白桧岳 に続く稜線。雪はかなり深そうだ。


 少し下り,風の当たらないところで休憩とし,軽く食事をした。岳々さんが,持って きてくれたワインで 私とみぽりんの雪山デビュー を祝ってくれた。
 降りは,スノーシューではなく アイゼン を付けて歩いた。雪に覆われた斜面は歩きやすく,夏山と同じか それより短い時間 で降ることができた。
 スキー場は,正月休みの最終日で,多くのスキーヤーや家族連れで賑わっていた。ゲ レンデでは,スキーヤーの邪魔にならないようにコースの端を歩いたが,そこは雪が柔らかで,幾 度か足が潜った。

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