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備 前 楯 山

2005年(平成17年)
下見10月30日(日) 当日11月3日(木)


コース・タイム
10月30日(日)
 自宅(7:50) ⇒ 粕尾峠 ⇒ 田元 ⇒ 赤倉 ⇒ 舟石駐車場(9:25)
  駐車場(9:47) → 山頂(10:36-昼食-11:55) → 駐車場(12:35)
 駐車場 ⇒ 銀山平 ⇒ 粕尾峠 ⇒ 宇都宮(自宅)

同行者
 妻

 11月3日の文化の日 に,元の職場の仲間とハイキングに行くことになったので, 10月30日 に下見に行った。
 備前楯山 自体は1時間も掛からないで登れる山なので,ゆっくりと自宅を出た。日光は混むだろ うと思い, 粕尾峠 を越えて 足尾 に入った。案の定,カーラジオでは日光の渋滞を告げていた。
 粕尾峠 は紅葉の最盛期だった。特別なポイントはないが。粕尾側では対岸の紅葉がきれいで, 何処かに車を停めて見物したいと思ったが,適当な場所はない。足尾側では,紅葉のトンネルの中 を走っていく。やはりここは隠れた名所だ。
 足尾の 原向 で足尾バイパスに出たが,いつもは左折するところを今日は右折し, 田元 交差点に向かった。田元の交差点を直進し, 間藤 から 赤倉 に向かった。赤倉で左折するところを見逃し, 足尾砂防ダム まで入ってしまった。
 砂防ダムを渡った対岸には, 「銅(あかがね)親水公園」 があり, 足尾環境学習センター がある。後日訪れてみたい。
 少し戻って,赤倉で 松木沢 を渡り,山道に入る。 松木沢を渡る橋の手前 に新しい 公衆トイレ がある。トイレの場所を確認するのも,この下見の大切な目的だった。
 赤倉から, 備前楯山 の登山口である 舟石駐車場 を通り, 銀山平 に抜ける山道は,最近整備され,普通車でも通れるようになったが,赤倉と舟石の間は 道幅が狭く,対向車との交換には苦労する。11月3日にも,このコースを通る予定だったが,運 転者が慣れていないだろうから,このコースを止めて 銀山平からの往復 にすることにした。
 舟石の駐車場 は,砂利引きだが,広く,かなりの車を停めることができる。通常では満杯になること はないだろう。ここには,名前のいわれになった 舟石 とその説明板が設置されている。

 駐車場から登り始めると,いきなり階段の急登だ。一気に登って尾根に取り付くと, 視界が開ける。対岸の 山腹が見事に紅葉 している。

 足元には,真っ赤に紅葉した葉を付けた幼樹が目立つ。特徴的な葉の形と,幹の緑色 で, ウリハダカエデ だと言うことが分かった。

 尾根づたいに少し行くと カラマツの林 になる。 カラマツ の葉も色づき始めている。カラマツの葉が,風に吹かれ,一斉に落ちてくる様子は見事 なものだというが,まだ少し早いようだ。

 頂上までの道 は尾根づたいで,明るく気持ちがいい。急な斜面には, 土留めの階段 が作られている。土が流れ去ってしまい,丸太だけがむき出しになっているところもあ るが,概ねは歩きやすい。

 ゆっくり歩いたが,45分ほどで山頂に着いた。山頂は岩がむき出しになっており, 反対側は切れ落ちている。岩の上に腰を下ろすと,眼下に 松木沢 と周辺の山々,そしてその奥には, 男体山 を初めとする日光の山々が一望に見渡せる。 男体山 の手前には 社山 がそしてその左には 黒桧岳 に続くなだらかな稜線が続く。更に左を見ると, 皇海山 の三角おむすびのような山頂が手前の稜線から顔を出し,その左には 庚申山 の岩壁がそびえている。

 山頂では 即席麺 を作って食べた。陽が当たると暖かいが,陰ってくると途端に寒くなる。温かな麺が特 に美味しかった。
 時刻も正午に近づき,登山者が増えてきた。頂上には1時間ほど居て下山を開始した。


 駐車場には, 足尾町の案内図 があった。分かりやすいので載せることにする。




11月3日には, 予定通りハイキングを実施した。天気にも恵まれ,楽しいハイキングができた。
   自宅 ⇒ 集合場所 ⇒ 粕尾峠 ⇒ 銀山平 ⇒ 舟石駐車場 
     駐車場  → 山頂 →  駐車場 
   駐車場 ⇒ 銀山平(かじか荘・入浴) ⇒ 日光 ⇒ 宇都宮




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