閉じる
北 横 岳

2007年(平成19年) 8月6日(月)

 息子が,蓼科のホテルを取ってくれた。同じホテルに2泊と言うこ とで,そこを拠点として,近くを歩くことにした。きつい山登りではなく,のんびりと花の写真を 撮りながら歩くことにした。
 第1日 8月6日(月) 自宅 → 北横岳 → ホテル
 第2日 8月7日(火) ホテル → 霧ヶ峰 → ホテル
 第3日 8月8日(水) ホテル → 美ヶ原 → 自宅


第1日目 8月6日(月)  北 横 岳

 コース・タイム
 宇都宮 ⇒ 横岳ロープウエイ山麓駅駐車場   山麓駅⇒(ロープウェイ)⇒山頂駅
  山頂駅発(10:40) → 坪庭(10:55) → 横岳ヒュッテ(11:25) → 横岳南峰頂上(11:45) → 北峰(11:50-12:35) → 七ツ池(12:55) → 坪庭(14:00) → 山頂駅(14:35)
 山頂駅⇒(ロープウェイ)⇒山麓駅   山麓駅駐車場 ⇒ R&Sホテル蓼科横岳

同行者
 妻

 北横岳 には,昨年4月1日に 残雪登山 (レポ)をした。雪のない時に登って 比較してみたい気持ちもあり,初日は 北横岳 に登ることにした。
 平日ではあるが,夏休みと言うこともあり, ロープウエイ山麓駅の駐車場 は満杯に近い状態だった。

 ロープウエイの山頂駅 を降りると, 坪庭 は観光客で一杯だった。


 坪庭の中央にある分岐点で,左に折れ,横岳のルートにはいると,とたんに人影もな くなり,寂しいくらいになる。
 小さな橋を渡ると,いよいよ登りになる。 大きな石がゴロゴロした斜面 をつづら折りに登っていく。昨年来たときには一面が雪に覆われ,こんな大きな石があ ったことなど分からなかった。

 ひと踏ん張り登ると, 横岳ヒュッテ に着く。小屋の前には数人が休んでいた。


 さらに急斜面を登ると, 横岳(南峰)山頂 に着く。一気に展望が開けるが,霞んでいて遠くの見通しは利かない。 そのまま 北峰 までいって昼食にした。

 北西方向には 蓼科山 が見える。山頂の 蓼科山頂ヒュッテ の屋根が見えた。右肩の将軍平には 蓼科山荘 が,更に右の大河原峠には 大河原ヒュッテ を見ることが出来た。あそこを歩いたのは2003年の10月 (レポ)だった。


 ゆっくりとお昼を食べてから下山にかかった。当初の計画では, 三ツ岳 から 雨池山 を通って下山するはずだったが,空模様も怪しくなってきたので,そのまま来た道を戻 ることにした。
 タカネヒゴダイ は紫色が美しい


 秋の花の代表選手のひとつ, アキノキリンソウ

 横岳ヒュッテ から少しはいると 「七つ池」 がある。本来ならば周回できるらしいのだが,歩道整備中ということで, 二つ池 までしか行けなかった。思ったより大きな池で驚いた。


 バイケイソウ は林間に育つ。花は,緑色で目立たないが可愛い花だ。


 ゴゼンタチバナ の群生


 三ツ岳の岩を登る登山者 が見える。昨年来たときには,あそこまで登ったのだが,こんなに急斜面だったとは思 わなかった。今日は空模様も怪しくなってきたので, 三岳から雨池山にいく ことは止めにして,このまま 戻る ことにした。


 ハクサンシャクナゲ は,殆どが咲き終わっていたが,散り残った花が僅かにあった。  葉柄の形 からハクサンシャクナゲだということを確認した。


 坪庭 。右に ロープウエイ山頂駅 ,左に 縞枯山

 昨年宿泊した 「縞枯山荘」 のトンガリ屋根が見えた。



 縞枯現象 は不思議な現象だ。原因は諸説あるが,まだ分かっていないことも多い。

 坪庭の足元の岩陰に コバノイチヤクソウ が咲いていた。


 坪庭には イワアカバナ が多い。

 白花の イワアカバナ は珍しい。

 ここの ハクサンフウロ は色が薄く花も小さめ 

 イブキジャコウソウ は草本ではなく木本



 ロープウエイで高度が下がってくると,徐々に 八ヶ岳の全容 が見えるようになる。



 ホテルのチェックインは15時。 R&Sホテル蓼科横岳 は,明るくて清潔なホテルで感じが良かった。ランドリーが無料で使えるのはありがた い。天然温泉でゆっくりと足を伸ばした。

 ページトップへ