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霧 ヶ 峰

2007年(平成19年) 8月7日(火)


 コース・タイム
 R&Sホテル蓼科横岳 ⇒ 八島湿原駐車場
  駐車場(10:15) → 奥霧ノ小屋(10:50) → 物見岩(11:30) → 蝶々深山(12:00) → 車山(13:05) → 車山肩(13:40-55) → 沢渡(14:20) → 駐車場(15:00)
 八島湿原駐車場 ⇒ R&Sホテル蓼科横岳

同行者
 妻

 蓼科夏休みの第2日は 霧ヶ峰 を散策することにした。いろいろなコースが考えられるが,最も低い 八島湿原 の駐車場に車を置き,最高峰の 車山 まで往復することにした。
 途中の 車山肩にある駐車場は既に満車 だったが,この 八島湿原駐車場 はまだ少し余裕があった。


 駐車場からは,車道の下の トンネル を通って湿原に入る。


 「七島八島」 という看板があった。正式にはそういうのだろうか。

 遙か向こうに 車山 が見える。かなり遠い。


 八島湿原 は池塘も散在し,かなり大きな湿原だ。標高も 1600m を越えており,奥日光の 戦場ヶ原 よりも高所にある。
 今日も天気は良く,強烈な夏の陽射しがジリジリと照りつけてくる。半袖半ズボンと いうスタイルで歩いたが,足が日に焼けて痛い。
 カワラナデシコ


  ホタルブクロ  白花のものが好まれて植えられているが,私はこの色が好きだ。


 クガイソウ  紫色がきれいだ。

 シモツケソウ  看板に 「アカバナシモツケ」 と書かれてあったが,それは間違いだ。 「アカバナシモツケ」は木本 で,これは 赤い花の「シモツケソウ だ。


 湿原で最も大きな 鎌ガ池  爽やかな風が渡り,雰囲気の良いところだ。


 ノハナショウブ  花びらの中央の線が黄色なのが特徴。これが白ならば カキツバタ である。


 ツリガネニンジン は草原を代表する花だ。大きさや花の着き方も様々だが,いずれも可愛い。

 白い花のツリガネニンジン を見つけた。


 物見岩 は,文字通り見晴ポイントだ。

 マツムシソウ が咲くと,夏も残り少ない。



 シモツケソウ の群落 赤花は鮮やかで豪華だ。


 コオニユリ  クルマユリとは,花びらに艶がないことでも区別できる。

 車山山頂の 気象レーダードーム  このドームはホテルの窓からも見ることが出来た。



 車山肩 の駐車場とレストラン等

 ニッコウキスゲ が満開だった。


 八島湿原 まで戻って,木道を歩いていると, キバナノヤマオダマキ に出会った。このオダマキは,文字通り真っ黄色で,完全な「黄花」だった。こんなに きれいなキバナノヤマオダマキを見たのは初めてだった。


 ヤナギラン は「ラン」の仲間ではないが,群生するときれいだ。


 特異な形状の 「オヤマボクチ」  オヤマボクチの葉は,乾燥して蕎麦の繋ぎに使うと言うが,私はまだ食べたことはな い。


 今日の歩行距離は約11km,累積標高差は435m。 ゆっくりと歩いたが,暑さの せいもあり,かなり疲れた。

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