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美 ヶ 原

2007年(平成19年) 8月8日(水)

 今日は,昨日より見通しが良く,早朝,ホテルの窓から遠くの 山を見ることが出来た。
 これらの山の同定には「カシミール3D」というソフトを用いた。これはかなり使え るソフトだ。

 中央アルプス


 中央アルプスの中心部
  デジカメの望遠をいっぱいにして撮したら,稜線の山小屋が写っていた。


 御嶽山


 乗鞍岳


 南アルプス
 ホテルの窓からは,良く見えなかったので,車で少し移動して写真を撮った。


美 ヶ 原

コース・タイム
 ホテル ⇒ 高原美術館駐車場
  駐車場(10:00) → 牛伏山(10:20) → 美しの塔(10:50) → 王ヶ頭(10:50-昼食-12:15) → 駐車場(13:15)
 高原美術館駐車場 ⇒ 浅科温泉「穂の香の湯」 ⇒ 宇都宮

同行者
 妻

 今日は, 高原美術館の駐車場 に車を置いて, 王ヶ鼻 まで往復することにした。
 高原美術館 の駐車場は大きく,この時間ではまだガラガラだった。

 ハイキングコースの入り口 は,駐車場から道を渡った反対側にあった。 王ヶ鼻まで90分 と書いてあった。


 今日も良い天気だ。強い陽射しを受けて, ウツボグサ が元気に咲いていた。

 牛伏山 (うしぶせやま)までは,立派な 木道 が設置されている。


 牛伏山 までくると,正面に 北アルプス が,意外な近さで見えた。
 槍ヶ岳 の穂先は,雲に隠れてしまったが, 大キレット の特徴ある形は,はっきりと確認できた。


 右に目を移すと, 立山 がどっしりと構えていた。



 更に目を右に移せば, 鹿島槍の双耳峰 が,ガスの切れ間から覗いている。


 牛伏山から 佐藤小屋 へ下り, 美しの塔 を目指した。ここからは自動車の通れる道で,整備もされていて歩きやすいが,何より も暑くて閉口した。日陰が全くない。一般車は通れない道だが,牧場関係者の車などが,かなり頻 繁に走ってくる。

 美しの塔 からは, 王ヶ頭 (おうがとう)を目指して歩くが,炎天下の砂利道歩きはかなり苦痛だった。
 王が頭 には,ホテルの建物と,各TV局などのアンテナが林立しており,一種異様な光景だ。 周囲は牧場で,牛が放牧されている。

 ノコギリソウ が咲いていた。白花の他にピンクの花もあり,可愛かった。


 ウメバチソウ もたくさん咲いていた。

 シャジクソウ レンゲ草 (ゲンゲ)に似た花で,赤紫が鮮やかだ。


 美ヶ原 はなだらかな平原だが,両サイドはかなり 急峻な崖 になっている。ここは 標高2000mの高所 なのだと言うことを再確認させられた。


 王ヶ頭 で昼食にし, 王ヶ鼻 へ行くことは止め,戻ることにした。来た道を淡々と歩いて駐車場に戻った。
 今日は,これから4時間ほど掛けて自宅まで戻らなければならない。

 蓼科の夏休み は,好天に恵まれ,楽しく過ごすことが出来た。天然温泉のホテルも,清潔で快適,文 字通り身も心もリフレッシュできた。
 いいホテルを取ってくれた息子に感謝。妻は「来年も行きたい」と言っている。さて, 来年はどんなプランにするか?

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