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戦 場 ヶ 原

2007年(平成19年) 12月15日(土)


コース・タイム
 宇都宮(8:30) ⇒ 赤沼(10:00)
  赤沼(10:10) → ハリギリ広場(11:15-昼食-12:10) → 小田代(13:05) → 赤沼(14:05)
 赤沼 ⇒ 湯元(小西ホテル)

同行者
 妻

 奥日光湯元の小西ホテル から 「半額企画」 のハガキが来た。昨年も行っており,早速予約した。昨年は12月9日だったが,あい にく天気が悪く,ホテルに直行した。今年は,まあまあの天気で,ホテルに入る前に,戦場ヶ原か ら小田代原を歩いてきた。ほんとうに, 日光には「シーズンオフ」と言う言葉がない。 何時行っても素晴らしい自然が出迎えてくれる。私には2週連続の奥日光である。

 宇都宮の自宅を8時30分に出て, 冬季割引中の日光宇都宮道路 を通って日光に向かった。車の数は先週より少ない。
 竜頭道路から見た 男体山


 赤沼 県営駐車場 に入れようと思ったのだが,赤沼駐車場は12月から冬季閉鎖になっており,ロープが 張られていた。しかたなく,路肩に停めた。
 赤沼茶屋 にも駐車場があるのだが,ここはあくまで「赤沼茶屋」の駐車場だ,客でもないのに大 きな顔をして停めるのには気が引ける。尤も,そんなことを気にせずに停めている車も多いのだが。

 トイレの脇から遊歩道にはいると,一面真っ白だ。この辺りで 積雪は5cm前後 だが,気温が低く日陰でもあるため,融けないで残っている。


 小田代原 への道から右に折れ, 赤沼川 を渡って 戦場ヶ原 に入る。



 木道上には雪が残っており, 一部で凍結している スリップに注意しながら,慎重に歩いた。


 振り返って 男体山 を見ると,山頂付近にはガスが掛かっていた。あの中では雪が舞っているのだろう。

 ホザキシモツケ のドライフラワー カメラのスーパーマクロで覗いてみたら,さく果が,可愛い形をし ていた。

 赤い実は カンボク の実だ。


 黒い実は オニウコギ

 いつもの通り, 通称ハリギリ広場 のベンチで昼食にした。ベンチにも,テーブルにも雪が積もり凍り付いていた。なんと か雪を除けて,座るところと,コンロを置く場所を確保して,湯を沸かした。持って行った即席麺 を作って食べたが,暖かいだけで十分に美味しかった。
 この夏話題になった スズメバチの巣  地上15mほどのところにあったが,中にはもう蜂はいないようだ。


 雲の合間から日がさすと暖かく感じるのだが,日が陰るとすぐに冷気が襲ってくる。 歩き出しの時の気温は1℃だったが,気温は殆ど上がっていない。
 今日は,ホテルのチェックインの時間が決まっているので,あまり早く戻っても仕方 ない。ゆっくりと時間をとって休み,小田代原に向かって出発した。歩いていると寒くはないのだ が,頬に当たる風が痛い。
 小田代に向かう樹間の道  木漏れ日が暖かそうだが,気温は0℃前後だった。


  小田代原北端の分岐  多くの足跡は左に付いていたが,私たちは右に進んだ。

 黄色い萼片にオレンジ色の実がかわいい ツルウメモドキ


 見えている も,もうじき雪の下に隠れる。


  貴婦人 の白い肌が,いっそう美しく輝いている。


 小田代休憩所の前で車道に出て,しばらく車道を歩く。  小田代休憩所のトイレは冬季閉鎖中
 三岳  左が三角点のある頂

 車道は定期的に 除雪 しているので,深く積もることはないが,もう既に真っ白だ。


 小田代から赤沼までの樹林の道 は,もうじき雪に覆われ,様相が一変する。


 灌木の間から見える太郎山に日が差し,太郎山が スポットライトを浴びて舞台に立つ名優 のように見えた。


 赤沼 に戻ったのは2時少し過ぎ。ホテルのチェックインには少し早いが,ホテルに向かうこ とにした。
 奥日光 は本当に素晴らしい。いつ来ても感動する。こんな場所が身近にある幸せを感じている。

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