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切 込 ・ 刈 込 湖

2009年(平成21年) 1月12日(月/祝)

コース・タイム
 宇都宮(6:30) ⇒ 光徳駐車場(車2台デポ)(7:20-50) ⇒ 湯元駐車場(8:10)
  湯元駐車場(8:20) → 小峠(10:00) → 刈込湖(10:40) → 切込湖(11:50) →(昼食)→ 涸沼(13:00) → 山王峠(14:20) → 光徳牧場(15:00)
 光徳駐車場(15:20) ⇒ 湯元駐車場(15:40-車回収) ⇒ 光徳牧場(16:10-30) ⇒ 宇都宮(17:30)

同行者
 BAKUさん,HIBARIさん,かしら,ドラ吉さん,キクさん,妻,他4人

  常陸野ハイキング倶楽部が, 刈込湖・切込湖ハイキング を行うというので,同行させてもらうことにした。
 今回は,久しぶりに も一緒だ。 キクさん も参加している。 BAKUさんHIBARIさん とは,一昨年の2月に同じコースを歩いている。
 8:00に 光徳駐車場 集合で,車を2台デポし, 湯元駐車場 に向かった。
 湯元温泉 の駐車場を出発し, 泉源 のところからスノーシューを付けた。雪は深くはなかったが,滑り止めを兼ねてスノー シューを付けた。


 金精道路 を横切り, 蓼ノ湖(タデノウミ) へ向かった。例年は,道路を横切ったところから真っ直ぐに凹地に下るのだが,今年は, 凹地には下らず,トラバース気味に蓼ノ湖へ向かってトレースができている。このトレースも途中 で怪しくなるのだが,後続者のために,しっかりとトレースを付け直した。
 蓼ノ湖 はまだ全面凍結はしていなかった。蓼ノ湖の左側を通り過ぎた。

 蓼ノ湖から 小峠 までの登りは今日前半の山場だ。ペースを落として,慎重に登った。特に危険な場所は ないが,傾斜がかなりあり,先を急ぐとかなり苦しい登りとなる。
 ほぼ予定通りの時間で 小峠 に着いた。まだ雪は少ない。いつもならば雪に埋もれているベンチも顔を覗かせていた。

 小峠からは ドビン沢コース を辿った。このコースは, 途中に危険な個所がある が,そこを通過するときだけ注意すれば楽しいコースだ。 途中の斜面で シリセード を楽しんだ。


 刈込湖 には,湖面の中央を縦断するスキー痕があったが,安全が確認できなかったので,湖面 を歩くことは断念し 夏道 を行くことにした。
 刈込湖まではトレースがあったが,ここから涸沼までは,古いものを含めて,確認で きるトレースは全くなかった。先頭を交代しながら慎重に進んだ。


 積雪は概ね 50〜60cm  スノーシューを履いていても,先頭では30cmほど潜る。


 最後の小さな登りを過ぎると,眼下に 涸沼 が広がる。腰を下ろせる場所を探して昼食にした。風は弱いが, 雪の降りが激しくなってきた。

 昼食を食べる僅かの間に,側に置いておいたザックの上に雪が10cmほど積もった。


 降りしきる雪を通して太陽が覗いた。なんとも幻想的な光景だ。


 涸沼から山王峠まで の登りが, 本日最大の難所 だ。急斜面をジグザグに登っていく。トレースはないから,先頭のラッセルがきついと ころだ。 BAKUさん が風邪気味で体調が優れないので,ここは, 私とキクさん で交代してラッセルした。
 やはり,夏道を進むのが最も安全なので, 夏道通りに進んだ。 ただし,道が折れ曲がるところの傾斜がきつく,後続車のためにしっかりと足場を踏み 固めた。
 持参したロープも役に立った。初心者がいる場合には,ロープを設置するといい。
 1時間20分ほどの戦いで 山王峠 の林道に出ることができた。  みんな雪まみれだ。


 ここからは, カラマツ林 のなかの快適な下りだ。一個所だけ注意するところがあるが,概ねピンクリボンを目印 にして下れば問題はない。


 山王峠から40分ほどの楽しい下りで, 光徳牧場 に着いた。  運転手はキクさんの車で湯元駐車場へ車を取りに行った。
 今日は HIBARIさんの誕生日  かしら がケーキを用意して,ミニパーティを。


 このコースは何度も歩いているが, 雪の状態は毎回違っている。 天候も変わりやすい場所だ。好天に恵まれれば,こんなに素晴らしいコースはないと思 っている。
 やはり,最大の難所は, 涸沼から山王峠 への登りだ。逆コースにすればここは下りになるのだが,下りだから安全かと言えば, 必ずしもそうとは限らない。慣れていればシリセードで下ることも可能だが,初心者には返って危 険だ。やはり,今回のコースで, 経験者が先導 し,しっかりとステップを切ってやるのがベストだろう。ステップが切りにくいところ では, お助けロープ を設置するとよい。ロープは8〜9mmの15mで十分だろう。
 それから, スノーシュー だが,このコースのようにトラバースが多いコースでは, 平地用 では苦労する。できれば 山岳用 がいい。

 帰宅後,風邪を引いてしまい,2週間ほど経った今もまだ回復していない。年齢のせ いか,回復が遅い。

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