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古 賀 志 山

2010年(平成22年) 3月14日(日)


コース・タイム
 自宅 ⇒ 赤川ダム駐車場
  駐車場(9:50) → 東稜見晴(10:40) → 小ピーク(11:10-昼食-50) → 東稜見晴(13:30) → 駐車場(13:55)
 赤川ダム駐車場 ⇒ 自宅

同行者
 妻

 昨年はとうとう一度も古賀志山に登らずに終わってしまった。 日光パークボランティアの活動の関係で 日光 に行く回数が増えた影響もあって,古賀志山から足が遠のいていた。いつもは, マンサク の咲くのを待ちきれずに出かけたのだが,今年はその時期も逸した。マンサクは散って しまったかも知れないが,運が良ければ カタクリ に会えるかも知れないと思って出かけることにした。
 東尾根の東端に,いつも楽しみにしている マンサク の木が1本ある。まだ散らずに咲き残っていた。野生のマンサクは,園芸品種と違い, 花びらも細くいじらしいほど質素だ。でも,その姿が良い。





 足元に タチツボスミレ が咲いていた。沢沿いを歩く「北登山道」を歩けば,アズマイチゲにも会えたのだろう が,今日は尾根筋を歩いたので,会えた花の種類は少なかった。

 カタクリ を探しながら歩いた。つぼみを付けた株はあったが,花が咲いているものにはなかなか 会えなかった。


 いつもの群生地で,やっと 咲いている花 を見つけた。それもたった2輪。最盛期はまだこれからだ。


 山頂と御嶽山の中程にある 小ピーク で昼食にした。ここは北方の見晴らしが良いところなのだが,今日は,霞んでいる。も う春霞なのか,全体的に霞んでいて遠くはよく見えない。富士山はおろか筑波山さえ確認できなか った。
 男体山 は中腹から上が雲の中。だた, 奥白根山 が真っ白に見えたのが嬉しかった。

 高原山 は比較的よく見えた。その右には 那須連山 も。

 頭上には パラグライダー が舞っている。今日は風もなく穏やかで,「パラ日和」だ。


 久しぶりの古賀志山 をのんびりと歩いた。古賀志山も最近は有名になり,バスを仕立て てやってくる ハイキングクラブ もある。今日もどこかのクラブが乗ってきたとおぼしき小型のバスが停まっていた。マ イカーも多く,今日は大きな駐車場も狭く感じられた。
 古賀志山には色々なコースがあり,ハイカーの 種類とレベル に応じて色々な楽しみかたができる。そこで,気になるのが,オーバーユースによる 自然破壊 と,事故だ。
 今まで,古賀志山での事故は少なかったがこれからは考えなければならないだろう。
 自然破壊については,特別保護区ではないので大きな問題にはならないが, カタクリの写真 を撮るために群生地の中に踏み行ってしまうカメラマンの増加などは,対策が必要だ。

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