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北戦場ヶ原 NPV雪上パトロール

2011年(平成23年)1月9日(日)



コース (作業をしながら歩いたので,タイムは記述しません)
 光徳入口 → 北戦場ヶ原 → 小田代橋 → 泉門池(昼食) → 湯滝 → 国道 → 光徳入口

メンバー
 妻,他2人

 今年の正月も,何事もなく平凡に過ぎた。この辺りで,温泉にでも行ってゆっくりした いと思い, 奥日光小西ホテル に予約を取った。高崎の Sさん夫妻 にも声をかけて,4人で泊まることにした。私は,9日に日光パークボランティアの雪上 パトロールがあるので,妻と一緒にそれに参加してから宿に向かうことにした。Sさん夫妻とは宿で 落ち合う。
 日光バイパスから望む 男体山 には雲がかかっており,あまり良い天気ではないようだ。

 いろは坂の途中 から男体山を望んだ。木の枝に付いた雪は大部分が落ちている。

 赤沼茶屋の駐車場 で,他のボランティア仲間と落ち合い,仕事の分担を相談した。私たちは,もう一人のボ ランティアと北戦場ヶ原で, 看板付けとリボン付け をすることになった。 光徳入口 の路肩に車を停めて, 北戦場ヶ原 に入った。通行量が少ない冬季といえども,ここは駐車してはいけない場所だった。反省

 適度な深さの雪 は,フカフカして,歩いていて気持ちが良かった。

 北戦場ヶ原 から眺めた 男体山

 木道上には雪が乗っており,スノーシューでは歩きにくい。 湿原に降りて歩いた足跡が, カラマツ の幼樹を踏みつけていた

 時々日差しが遮られる時もある まあまあの天気 で,楽しく歩くことができた。

 もう少し雪が積もれば, アシ を覆い尽くすのだが,まだそれほどは積もっていない。

 コースをを示すリボン は,光徳入口から続く樹林帯では既に取り付けられていた。私たちは,再び樹林帯に入っ たところから,リボンを付けながら進んだ。
 北戦場ヶ原 から進んでいって,湯滝方面と,泉門池方面への 分かれ道 に案内看板を付けた。最初は,北戦場ヶ原から見て正面になる位置に付けたのだが,ここ は反対方向から来る人には見えにくいことが分かったので,取り付ける場所を変えた。

 ここならば,3方向全てから見える。

 分岐を泉門池方面に向かうと,すぐに 小田代橋 を渡る。この橋も,雪が深くなると歩きにくくなるのだが,この程度ならば問題はない


 泉門池 で,他のメンバーと合流し,昼食にした。私たちは,バーナーで湯を沸かし,即席麺を作 って食べた。午後は 各自が自由なコースでパトロールする ことになったので,時間をかけて食事をとらせてもらった。  早く食事が終わった他のメンバーは,それぞれ出発していった。

 食事を終えて 湯滝 に向けて出発した。 泉門池から,湯川の右岸(西側)を進むコース は,積雪期だけ通ることができるのだが,私はまだ通ったことが無く,何時か通ってみた いと思っていたコースだ。このコースは,左側の山沿いに張られた鹿よけネットと右側の湯川に挟ま れた場所を進むので迷うことはない。


 このような 開けた場所 もある。足跡は多いが,1本にまとまってはいない。平坦な場所なので,ルート取りが難 しいが,反面,自由に歩けるコースなのでなかなか面白い。足跡はあまり気にせずに,自由に歩いた 方が楽しい。


 泉門池から50分ほどで 湯滝 に着いた。湯滝はまだ殆ど凍り付いていない。



 湯滝の駐車 場から車道を辿って国道に出て,国道を歩いて出発点にもどった。  地図にある歩道 は,トレースが無く,ラッセルするのは大変だから国道を歩くことにした。
 三本松の駐車場 で時間を調整し,頃合いを見てホテルに向かった。Sさん夫妻も間もなくホテルに到着し た。

 このホテルの温泉はとても気に入っている。 日光湯元の温泉 は,硫黄泉で,どの宿も 基本的に源泉掛け流し だ。このホテルの食事も気に入っている。けっして豪華ではないが,分量も丁度良く,揚 げたての天ぷらや,焼きたてのニジマスなど,温かい物は温かい状態で出してくれる。
 食後,ロビーで,このホテルのスタッフでもある ネイチャーガイドの安倍さん の話を聞いた。色々面白い話や珍しい話を聞くことができた。拾ってきたシカの角が置い てあった。雄シカの角は,冬から早春にかけて自然に落ちる。運が良ければ,山歩きしていて角を拾 うこともあるというが,私はまだ拾ったことはない。

1月10日(成人の日)

 一晩中吹雪いていた が,明るくなるとともに風は収まった。今日は昨日よりも天気が良い。Sさんたちと一緒 に, 光徳牧場 に寄ってホットミルクを飲み,景色を見るため, 歌ヶ浜の駐車場 に廻った。 社山 がきれいに見えた。

 男体山

 奥白根山 は雲の中だった。


 ここでSさん達と別れ,家路についた。奥日光の雪と,温泉と,美味しい料理と,楽し い話とで,十分にリフレッシュできた二日間だった。

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