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尾 瀬 学校キャンプ

2012年(平成24年) 7月23日(月)~25日(水)


コース (タイムは省略)
7月23日(月)
 宇都宮 ⇒ 御池 ⇒ 沼山峠休憩所
  沼山峠休憩所 → 沼山峠展望台 → 長蔵小屋(昼食) → 沼尻休憩所 → 見晴(弥四郎小屋)(泊)
7月24日(火)
  弥四郎小屋 → 赤田代休憩所 → 平滑ノ滝 → 三条の滝 → 赤田代休憩所 → 弥四郎小屋 → 竜宮小屋(昼食)
  竜宮小屋 → 牛首分岐 → 山の鼻(尾瀬ロッジ)(泊)
7月25日(水)
  山ノ鼻 → 鳩待峠
 鳩待峠 ⇒ 戸倉P ⇒ 宇都宮

同行者
 中学1年生36人,引率教師8人

7月23日(月)
 今回は,中学1年生36人をガイドして, 2泊3日のキャンプだ。キャンプと言っても,テント泊ではなく 小屋泊りだ。

 学校に集合し,宇都宮ICから東北道へ。西那須野ICを出て,塩原経由で尾頭トンネルをぬけて上三依へ。 御池駐車場に着いたのが10時20分。10時40分発のシャトルバスで 沼山峠へ。
 今回は,沼山峠に向かうシャトルバスの中で, NPO法人尾瀬ネットワーク事務局長の円谷光行さん にお願いして,解説と入山指導をしてもらった。

 御池のブナ平 は,この付近では珍しいブナの自然林だ。 ブナの木は頂が丸くなっており,ブナ林は上から見下ろすと,巨大なブロッコリーのようだ。

 沼山峠から,少し下ると, 大江湿原の端に出る。

 大江湿原のシンボルツリー 「三本唐松」

 ニッコウキスゲ が満開だったが,今年はシカの食害の影響で花の数は少ない。

 キンコウカは「金光花 」と書く。文字通りに,金色に光り輝く花だ。

 ショウキラン 鍾馗蘭)は葉緑素を持たない寄生植物だ。尾瀬でも,珍しい花だ。

ミズチドリ はハクサンチドリの仲間だが,花が純白で美しい。尾瀬でも数は少ない。

 これはワタスゲに似ているが,穂が小さく,サギスゲ

キンコウカの群生が見られた。

 今夜の宿は弥四郎小屋

 夕食。量もたっぷりとあり,美味しかった。


7月24日(火)
 朝食 豪華とはいえないが,美味しく頂いた。

 荷物を小屋に置いて,軽装で三条の滝 へ向かった。足元はぬかっており,滑らないように慎重に下っていった。 戻りは登りになるのだが,登りの法が歩きやすく,往復ともほぼ同じ時間だった


 弥四郎小屋にもどって荷物を持ち, 竜宮小屋に向かった。
 竜宮小屋の特製ランチ はハンバーグだった。

 昼食を終えて,尾瀬ヶ原を縦断して, 山の鼻に向かった。 トキソウ朱鷺草 )はいつも清楚な姿を見せてくれる。

 サワラン沢蘭 )は鮮やかな紫色で,華やかさがある。

 ヒツジグサ未草 )は,未の刻に花を咲かせることからそう呼ばれている。

 ナガバノモウセンゴケ 長葉ノ毛氈苔)は,尾瀬と鬼怒沼にしかないという希少種

 木道の正面に至仏山 が見える。あの山の麓が「山ノ鼻」だ。


 ノアザミ野薊 )は,長い花茎の先に一つだけ花を付ける

 別名を「オゼナス」というが,正式名称は「 オオマルバノホロシ 大丸葉ノ保呂之 )」別名通り,茄子によく似た花が咲く。秋には赤や黄色の実が付く。これもきれいだ。



 ミズチドリの花を拡大してみると,確かに 千鳥の形をしている。


 オニシモツケ。栃木県に馴染みの シモツケソウ (下野草)は花がピンクなのに対して,オニシモツケは殆ど白に近い。



 今夜の宿,尾瀬ロッジ 。大きな山小屋で,一般の宿泊客も多かった。

 夕食は,山小屋と思えないほどかなり豪華だった。多くの子どもたちが,鮎を骨ごと食べているのに驚いた。




7月25日(水)
 今日は,鳩待峠 まで登って,後はバスで帰るだけだ。
 朝食も,他の山小屋に比べ,品数が多い。ここは,自動車の入れる 鳩待峠から近く,商用電源 も来ているから,他の山小屋とは条件が違うのだ。


 出発前に,自然研究園を一周した。
クルマユリ車百合 )茎の下の方の葉が輪生しているのでこの名前がある。花びらに艶があるのも特徴の一つ。

 クガイソウ 九蓋草 )は,茎に,輪生の葉が何段にも着くことからこの名前がある。別名はトラノオ

 鳩待山荘で少し早い昼食。

 今日のランチは,車内への持ち込みも考えてか,お弁当になっていた。



 昼食後,シャトルバス 戸倉に向かい,戸倉スキー場の駐車場で待機していたバスに乗り換え, 金精峠を越えて宇都宮 に向かった。
 好天に恵まれ,所期の目的を十分に達成できた「尾瀬キャンプ」だった。
 山小屋での宿泊など,初体験の生徒も多く,戸惑うことも多かったと思うが,趣旨を良く理解し, 予定通りの行動ができた。

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