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小 田 代 原 学校ハイキング下見

2012年(平成24年) 10月9日(月)


コース・タイム
 宇都宮 ⇒ 光徳駐車場(9:20) → アストリアホテル前バス停(9:30) ⇒(路線バス)⇒ 竜頭の滝(9:45)
 竜頭の滝(9:45) → 赤岩(10:20) → 栃窪(10:35) → 熊窪(11:00) → 無名峠(11:45) → 小田代休憩所(12:35-昼食-13:07) → 泉門池(13:45) → 光徳入口(14:25) → 光徳牧場(15:05) → 光徳駐車場(15:20)
 光徳駐車場 ⇒ 竜頭温泉憩の湯(入浴) ⇒ 宇都宮

同行者
 N先生,A先生

 今日は,11月5日に行われる 学校ハイキング の下見で奥日光へ行ってきた。同行者は,N先生と,A先生。 当日のコースは, 竜頭の滝 から 中禅寺湖北岸遊歩道 を熊窪まで歩き,そこから無名峠,小田代原,北戦場ヶ原,光徳 入口を経て 光徳牧場 まで行く。今日は,車を 光徳駐車場 に置いておき,路線バスで 竜頭の滝 まで行って歩き出すことにした。
 光徳駐車場 は,平日と言うこともあって閑散としている。


 路線バスのバス停 は, アストリアホテル の玄関前だ。数人の宿泊客と一緒に乗り込んだ。


 竜頭の滝バス停 でバスを降り,営業を止めたプリンスホテルの脇から遊歩道に入る。
 菖蒲が浜スキー場の跡地 には自然復元のために,苗木が植えられている。

 この 遊歩道 は何時歩いても良いところで,私の気に入った場所だ。まだ緑は濃く,全体が紅葉するに はもう少し時間がかかる。


 一足先に色づいた カエデ もあり,見事だ。

 栃窪 オオヤマザクラ の葉も色づき始めた。中禅寺湖の水位は高い。


 栃窪から見た 赤岩  紅葉の最盛期には錦の衣をまとう。



 熊窪から折れて 無名峠に向かう


 無名峠近くの カラマツ林 奥日光のカラマツ林には植林が多く,ここも植林されたものだが,林相が美しく,私の大 好きな林だ。

 ヤマブドウの葉 が紅葉していた。探したが実は見つからなかった。


 無名峠から小田代原の方に下ると,きれいな 白樺林 がある。

 大きなカラマツの幹に蔓植物が着き,その葉が紅葉していた。正確には分からないが, イワガラミ だと思う。

 マユミ も実がはじけ,種子が顔を覗かせていた。

 小田代原 は草紅葉がきれいだった。水没を繰り返したため,植物の危害が心配されたが,大きな影 響はなかったようだ。


 今年は, ズミ も当たり年のようで,小さな実が鈴なりに成っていた。

 この位置から見た 貴婦人 は絵になる。


 ヤマブドウの実 が熟していた。

 工事中だった 小田代橋 が完成して渡れるようになっていた。古い橋の部材を運び出すために,へリコプターが何 度も往復していた。


 北戦場ヶ原の ユニーバーサル歩道 も,今年完成したものだ。これで,冬季に湿原に入り込む人が少なくなるだろう。

 ヘリコプター は,三本松駐車場の一部を閉鎖して作られた運搬基地と工事現場を往復していた。


 北戦場ヶ原を通って光徳に行くためには, 地図にある道を通ることができない。 シカの防護柵と逆川の橋が壊れたことが原因で,直進することができない。
 歩道は,ネットの直前で右に折れ,回り道をして国道に出る。 そこで,国道を渡らずに湯元の方に少し歩き,逆川の橋を渡ったところで河原に降りる。 橋の下を飛び石伝いにくぐれば,歩道に出る。 水量が多くて渡れないときには,国道を横断して道標に従って歩道に入る。

 逆川に架かる国道の橋は, その下を飛び石伝いにくぐることができる。 水量が多くて通れないときには,国道を横断して反対側から歩道に入ればいい。

 この付近でも,ときどき クマ の目撃情報がある。これは, クマの爪痕。 あまり古いものではない。


 光徳牧場の手前で,右側の橋を渡って 光徳沼の方 に進む。橋を渡らずに直進することもでき,この道が光徳牧場に向かう本来の道なのだが, 通る人が少ないのか,道は草で覆い尽くされているので,お奨めではない。(地図参照)
 光徳沼の右を進んで牧場の柵に出たら,柵を左に回って,売店の方に進む。


 光徳牧場 で名物のアイスクリームを食べて,駐車場に戻った。


 時々雲が広がり,寒さを感じる時間もあったが,概ね良い天気で,楽しく下見をするこ とができた。
 戦場ヶ原では,初氷も観測された。高原の冬は駆け足でやってくる。

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