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西 ノ 湖

2012年(平成24年) 10月29日(月)


コース・タイム
 自宅(6:40) ⇒ 竜頭の滝駐車場(7:40)
  駐車場(8:05) → 赤岩(9:10) → 栃窪(9:30) → 熊窪(9:50) → 千手ヶ浜(10:15) → 西ノ湖(11:15-昼食-50) → 西ノ湖入口(12:15-30) ⇒(バス)⇒ 石楠花橋(13:00) → 駐車場(13:10)
 竜頭の滝駐車場(13:15) ⇒ やしおの湯(13:50-14:50) ⇒ 自宅(15:40)

同行者
 妻

 毎年この時期に休日出勤の 代休 がもらえるので,ここ数年は,奥日光に出かけている。この時期,奥日光は 紅葉の最盛期 なのだが, 交通渋滞 も最盛期で,休日には周辺の道路は身動きできない状態になっている。平日であっても, この時期はかなり混雑するのだが,休日よりは良いので,混雑を覚悟して奥日光に出かけた。
 午前7時前だというのに, 日光バイパス にはたくさんの車が走っている。

 いろは坂 も,さすがにまだ渋滞はなく,スムースに 竜頭の滝駐車場 に着いた。  早朝なので駐車枠 にも余裕がある。


 今年も いつものコース を歩くことにした。 竜頭の滝 から旧プリンスホテルの横を通って, 中禅寺湖北岸遊歩道 に入り, 千手ヶ浜 まで歩いた後, 千手の森歩道 を通って 西ノ湖 まで行く予定だ。その後は,妻の足の具合にもよるが,低公害バスを使って戻ることにな る。
 竜頭の滝の紅葉 は,終わりに近づいている。それにもかかわらず,この滝を見に多くの観光客が訪れてい る。TV等で連日 紅葉最盛期 と報道されているためなのだろうが,この姿を見たらがっかりするだろう。正直に 竜頭の滝の紅葉はもう終わり などと報道したら,観光客が来なくなる。何とか,観光客を呼び込もうとするための方便 なのだろうが,個人的にはいかがなものかと思う。


 旧菖蒲が浜スキー場 は現状復帰のために,植林されて県に返還された。駐車場の一部は残され, 竜頭の滝臨時駐車場 として使われている。駐車場の周囲に植えられた カラマツ が黄葉してきれいだった。

 シラカンバ は枝の先端にだけ葉を残し,白い幹を輝かせていた。


 遊歩道に入ると直ぐに 紅葉のトンネル が始まる。

 遊歩道の中でも, この付近 が最もきれいだ。 この景色が見たくて,毎年足を向けてしまうのだ。


 紅葉 には, 青空 が似合う。

 春に真っ白な花を付ける シロヤシオ だが,その葉は,真っ赤に紅葉する。


 栃窪 オオヤマザクラ は,既に葉を殆ど落としていた。

 冠岩 に陽が当たって,紅葉が一段と輝きを増した。


 陽の当たった葉を, 葉裏 から見ると,美しさが倍加する。

 このコースで ニホンジカ に会うのは珍しい。このコースは何度も歩いたが,ニホンジカに逢ったのは今回で二度目 だ。どうやら単独行動のようだった。

 この遊歩道は,良く手入れされている。 ここは最近崩れたところ

 千手ヶ浜からは 男体山 の姿が美しい。


 赤岩付近の紅葉 は,紅葉の中に緑が混じってとてもきれいだ。

 この色 は,自然作り出した傑作だ。

 西ノ湖 は,風が強く,寒かった。湖畔に腰を下ろし,即席麺を作って食べたが,例によって直ぐ に冷めてしまった。

 西ノ湖歩道のカラマツ は葉を落とし始まった。強い風によって一斉に葉を散らす現象は,もうじき見られるのだ ろう。


 西ノ湖入口 からバスに乗り, 小田代原 はバスの窓から眺めた。「金屏風」も色が褪せてきた。

 石楠花橋 でバスを降り,竜頭の滝に向かった。光線の具合なのか, 男体山 の山頂が直ぐ近くに見えた。


 戻った 竜頭の滝駐車場 は大混雑だった。県外ナンバーの大型バスが,ハザードランプを点けて入口のところに止 まっていて,乗客を降ろし,竜頭の滝を見せている。気持ちは分かるが,これはルール違反だ。
 例によって,二荒山神社の前を左に入り,裏道を進んだが,出口のところで渋滞してい る。でも,信号を2回ほど待って,左の近道に入ることができた。その後は,比較的スムーズに流れ た。
 いろは坂を下りながら, 車に固定したカメラで撮った写真 がこれ。少しぶれてはいるが,屏風岩下の紅葉が写っていた。カメラを車に固定する方法 は,運転中に撮影できて,良い方法だと思ったのだが, 車の振動 がカメラに伝わってしまい,どうしてもブレてしまう。あまり良い方法ではなかった。


 久しぶりに やしおの湯 で汗を流して帰宅した。単独行では,温泉に入るよりも,早く帰宅して,自宅でゆっくり したい気持ちの方が強く,温泉に入らないことが多い。
 妻は,傷のところが靴に当たって痛いと言っていたが,なんとか歩き通すことができた。 徐々に距離を伸ばして行けたらいいと思っている。

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