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四国ドライブ旅行 その3
2012年(平成24年) 10月1日(月)
午前中に倉敷の大原美術館を見て,瀬戸大橋を渡り,金比羅さんに詣で,五色台のホテル へ。

  その2 (9月30日)
  その4 (10月2日)

コース・タイム
 せとうち児島ホテル(8:44) ⇒ 倉敷(大原美術館等見学9:17-11:15) ⇒ 早島IC(11:33) ⇒ 坂出JCT(11:57) ⇒ 善通寺IC(12:04) ⇒ 長田in香の香(昼食12:10-28) ⇒ 琴平(金刀比羅宮参拝12:45-15:19) ⇒ 善通寺IC(15:28) ⇒ 坂出IC(15:35) ⇒ 休暇村讃岐五色台(16:08)


[倉敷の美観地区と大原美術館]

 今日午前中は,当初の計画には無かった倉敷の美観地区の見物と,大原美術館の見学だ。 また,午後には,明日予定していた金刀比羅宮参拝を,予定を早めて行うことにした。

 ホテルから倉敷までは,高速道を通らずに一般道を走ってみた。今日は平日言うことも あって,一部,通勤ラッシュに巻き込まれたが,30分ほどで,倉敷の中心部にある「美観地区」の 市営駐車場に着いた。

 マンホールのデザインも面白い

 大原美術館の前に待機していた ガイド(有料) に声をかけられた。私は,大原美術館にはこれまでに2度訪れているが,この 美観地区 は詳しくは見ていなかったので,ガイドをお願いすることにした。 倉敷案内人グループ
 大原美術館 の前で


 有隣荘  旧大原家住宅の隣にある,緑色の瓦にオレンジ色の壁の建物。これは、大原孫三郎が妻 のために建てた別邸で,緑色の瓦から 「緑御殿」 とも呼ばれている。

 ナマコ壁 の路地

 電柱を撤去して, 昔の町並み を再現したところ。

 この路地には,重い荷を積んだ荷車が通りやすいように, 車輪の当たる場所に石が埋め込まれている

 灯台

 大原美術館の本館前にある カレーの市民

 美観地区の見物が終わってから,入場券を買って大原美術館に入った。  美術の教科書に載っているような絵の本物が直ぐ近くで見られ,感激した。  棟方志功館,浜田庄司館も,素晴らしいものばかりで何度見ても飽きることはなかった。

 [瀬戸大橋を渡る]

 倉敷から早島ICで瀬戸中央自動車道に乗り,瀬戸大橋を渡って四国に入った。 瀬戸大橋 は,瀬戸内海をまたいで,倉敷市と坂出市を結ぶ 10の橋 の総称で, 鳴門道 しまなみ海道 と並んで,本四連絡橋の一つだ。特に海上部には 大きな五つの橋 がかけられている。 北から順に
 1 下津井瀬戸大橋  吊り橋 全長 1447m

 2 櫃石島橋  斜張橋 全長  792m

 3 岩黒島橋   斜張橋 全長  792m

 4 北備讃瀬戸大橋  吊り橋 全長 1611m

 5 南備讃瀬戸大橋  吊り橋 全長 1723m


 [本場さぬきうどん]

 四国では,ぜひ本場の さぬきうどん を食べてみたいと思っていた。セルフの店も体験したかったのだが,その勇気がなかった ので,一般店形式の 「長田in香の香」 に入った。

 釜揚げうどんの大盛り  麺に腰があり,美味しかった。この店ではトッピングなどは一切無く,うどんそのもの を食べさせる店だ。

 [金刀比羅宮参拝]

 うどんを食べてから 琴平 に向かった。参道近くの駐車場に車を預けた。先ほどまで降っていた雨も上がったが,何 時降り出してもおかしくない空模様なので,傘を持って出かけた。 階段下の土産物屋 など。


 大きな鳥居 があり,ここから階段が始まる。ここから本宮まで 785段 を登らなければならない。

 階段は続く

 大門

 五人百姓  この5人だけが境内で商売をすることを許されている。5人とも同じ 加美代飴 を売っている。

 桜馬場

 社務所前の石段

 本宮へ最後の登り

 やっと 本宮 に着いた。 駐車場から50分かかった。まあ普通の速さだった。

 本宮からの見晴し

 絵馬堂には堀江健一さんが2度目の航海で乗った モルツ・マーメイド号 が寄進されていた。

 金比羅駒  昔,主人の代参で金比羅詣でをした犬を金比羅駒と呼んだ。


 [金比羅歌舞伎金丸座]

 帰路に 金比羅歌舞伎金丸座 に寄った。ぜひ見たいと思っていたところだ。


 ステージには照明設備はなく, 外からの自然光だけで演じられる 。そのため,公演は午前と午後の2回のみ。夜の部はない。

 空井戸 は蓋を開けると階段があり,奈落に通じている。大道具などで隠し,役者の出入りに使う。

 回り舞台は,奈落で 人力でまわす。  足元には石が埋めてあり,足がかりになるようになっている。

 大向こうの桟敷席 ここから「○○屋!」と声がかかる。

 金丸座から車に戻った。街の中を 太鼓台 が練り歩いていた。琴平では,毎年10月1,2日に 氏子祭 が開催される。

 琴平から坂出まで戻り,今日の宿舎に向かった。休暇村讃岐五色台は瀬戸内海の見渡せ る山の上にある。
 休暇村讃岐五色台 (翌朝撮影)

 瀬戸大橋 の向こうに日が沈んだ

 眼下に 坂出 の町灯りが見える。

 今日は,午前中も,午後も良く歩いたので,足が疲れた。天気は「台風一過」でもっと 良くなっても良かったはずだったが,一日中雨が降ったり止んだりだった。

  その2 (9月30日)
  その4 (10月2日)