閉じる |
谷 川 岳 2013年(平成25年) 3月20日(水・祝) |
![]() |
コース・タイム 宇都宮(4:15) ⇒ 北関東道・関越道経由 ⇒ 谷川岳ベースプラザ(6:15-朝食) 土合口駅(7:30) ⇒(ロープウエイ)⇒ 天神平駅(7:45) 天神平(8:00) → 田尻尾根(8:30) → 熊穴沢避難小屋(9:25-30) → 天狗の溜まり場(10:50-55) → 山頂(11:45-50) → 肩の小屋(11:55-昼食-12:20) → 熊穴沢避難小屋(13:10) → 天神平(14:30) 天神平駅(14:45) ⇒(ロープウエイ)⇒ 土合口駅(15:00) 谷川岳ベースプラザ(15:15) ⇒ 水上IC(15:40) ⇒ 壬生IC(16:55) ⇒ 自宅(17:10) 同行者 BAKUさん,HIBARIさん,ドラ吉さん,よっしーさん |
今回の山行では,
カメラの設定
を間違えてしまったため,殆どの写真が使えないことになってしまった。したがって,こ
のレポには,写りの悪い写真を掲載しますがお許し下さい。
BAKUさんのレポ,
ドラ吉さんのレポ,
よっしーさんの写真集
には,きれいな写真がたくさん載っています。ぜひご覧ください。 今回持参したカメラは,キヤノンのコンパクトデジカメ, PowerShot A720IS 通常は,ASA感度をAUTOにしておくのだが,どういうわけか 感度が1600 になっていた。ケースから出し入れするときに,ダイアルが回ってしまい,設定が変わっ てしまったらしい。 それを確認せずに撮影したために,殆どの写真が 極端な露出オーバー になってしまった。 BAKUさんのグループ が 谷川岳 に行くと言うことをネットで知り,同行させてもらうことにした,同行者は, BAKUさん,HIBARIさん,ドラ吉さん,よっしーさん, 私を入れて5人。 谷川岳ベースプラザ に7時集合と言うことで,自宅から2時間ほどで行けるので,4時30分に自宅を出るこ とにした。4時15分に自宅を出て,近所のコンビニで買い物をして谷川岳に向かった。自宅から北 関東道の 壬生IC で高速に乗り,北関東道,東北道,北関東道,関越道と乗り継いで 水上IC で高速を降りた。水上ICから,極めてゆっくり走る車がいて追い越させてくれないから, 諦めて後について走った。でも, ちょうど2時間でベースプラザに到着した。 車の中でコンビニで買ってきた朝食を食べ,身支度を調えて,BAKUさんたちの到着を待っ た。 間もなく, BAKUさん たちが到着。 よっしー さんは,別の車で私と同じ頃に到着していた。 ![]() 全員が揃ったので,ロープウエイ乗り場に移動。天神平まで 往復2000円 のところ,JAFの会員証を見せて 5%引き になった。ラッキー。 天気予報が悪かったせいか, スキー客が殆どいない。 ロープウエイも,動いてはいるが,空のゴンドラが多い。空は曇っているが,ガスは薄い。 ![]() 天神平 に着き,外に出たが寒くない。風も殆ど無く,頬を刺すような寒気が感じられない。気味 悪いくらいに暖かい。曇空だが,天神平にはガスは掛かっていなかった。 ![]() 身支度 をして,出発したのは,ちょうど8時だった。例によってスキー場の境界を示す ロープの 外側 を歩かされるが,毎年,その位置が少しずつ違っている。今年は,一昨年よりかなり内側 にロープが張られているので,歩きやすかった。歩き始めて いきなりの急登 は身体に堪える。途中で上着を脱いだが,それでも汗をかいた。今日はバンダナを持って きていなかったので, タオルではちまき をした。 ![]() スキー場わきの急斜面を登り詰めて, 田尻尾根 に着くと,正面に 谷川岳 の勇姿を山頂まで見ることが出来た。さっそくカメラのシャッターを切ったのだが,露出 オーバーで,真っ白な写真になってしまった。 少しトラバースして 天神尾根 に渡ったが,この頃にから濃いガスに覆われてしまった。 ![]() 足元には大きな クラック が口を開けている。山の春は着実に近づいている。 ![]() 熊穴沢避難小屋 について驚いた。 屋根が顔を出している。 今年の雪はかなり少ない。残雪期にここを訪れたのは5度目だが,今までは,屋根は雪の 下で,小屋の位置を示す鉄柱だけが雪面から顔を出していたのだ。 ![]() ここからは山頂まで 急傾斜の雪面 を登る。滑落や転倒に気をつけて,一歩ずつ歩を進める。ときどきガスが晴れて青空も見 えた。 ![]() 西黒尾根 の ザンゲ岩 は有名だが,それとほぼ同じ標高にある小さな岩を 「天神ザンゲ岩」 と名付けて標柱が立った。 ![]() 肩の小屋 が見えてきた。 ![]() 肩の広場にある 方位塔 肩の広場は南に傾斜した広い平面だ,かつては目印がなかったために,ガスに巻かれた ときなど方向を見失う登山者が少なくなかったという。 ![]() 肩の小屋へは帰路に寄ることにして 山頂 に向かった。まずは一人で記念撮影。(ドラ吉さんに撮ってもらった) ![]() 私たちが山頂に居た 僅かの時間 だけガスが晴れて周囲を見渡すことが出来た。たくさんの写真を撮ったのだが,残念なが ら使えるものはほとんどなかった。 ![]() 肩の小屋 に移動して昼食。小屋の中は土足禁止。靴を脱ぐのが大変だし,風も弱かったので,小屋 には入らず, 小屋の前のベンチに腰を下ろした。 小屋から二人の男が出てきた。その二人の背中を見ると, 「群馬県警察」 と書いてある。 そこで, 「山岳警備隊の方ですか」 と声をかけ,いろいろ話を聞いた。昨日 岩場から落ちた人 がいるので,その人を捜しているのだが,岩場は雪崩が激しく,近づけないのだという。 この時期は 岩場は立ち入り禁止 のはずだが,それを無視して入り込む人もいるのだ。 ![]() 下山 を開始した。上空はガスが架かっているが,下の方の見通しは良い。 ![]() 気分もゆったりと, 名残を惜しみながら 下った。 ![]() 少し歩くと,疲労のためか 膝に痛み が出てきた。特に, 深く曲げると痛い ので,下りは辛かった。少し休めば痛みは治まるの だが,歩き始めると再び痛くなる。 ![]() 田尻尾根 まで戻ってきて振り返ると, 谷川岳の勇姿 が見られた。しかし,山頂付近だけはガスに覆われていた。 ![]() 田尻尾根 から 天神平 までの下りが,最も辛かった。皆から遅れ,痛みをこらえながら,ゆっくりと下った。 ![]() 天神平 まで下ってアイゼンを外した。不思議なもので,平地を歩くときには膝は殆ど痛 まない。 ロープウエイ に乗り,ベースプラザまで戻ってきた。ここで,BAKUさんたち,よっしーさんと別れて帰 途に就いた。 すばらしい同行者のおかげで,安心して楽しい山行ができました。 同行のみなさんに感謝申し上げます。70歳を間近にして,残雪の谷川岳に登ることが出来るなんて, ほんとうに幸せ者だと思います。 今回の山行は,正直言って,行こうかどうしようか迷った。天気予報があまりよくなか ったこともさることながら,歩けるかどうか不安があった。特別に身体に故障はないのだが,体力と, 膝痛が心配だった。 このコースは何度か歩いており良く知っている。もし途中で引き返すようなことになっ ても, 自分だけ引き返す ことにすれば,同行者に迷惑をかけなくて済むと考え同行させてもらうこと にした。 体力的には問題は無かったのだが,案の定,下りで 膝に痛み が出てしまった。なんとか降りてくることが出来たが,対策を考えなければいけないよう だ。まず,トレーニングをすること。でも,この年齢になると,無理なトレーニングはかえって身体 を痛めてしまう。サプリメントも効くようなので試してみることにしよう。 ページトップへ |