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会津駒ヶ岳・中門岳

2013年(平成25年) 9月26日(土)


コース・タイム
 宇都宮(3:40) ⇒ 東北道 ⇒ 西那須野IC ⇒ 塩原 ⇒ 上三依 ⇒ 中山トンネル ⇒ 会津駒ヶ岳登山口(5:40-朝食) 
  登山口(6:20) → 水場(7:40-50) → 展望台(8:50-9:00) → 駒ノ小屋(9:15) → 駒ヶ岳山頂(9:35) → 中門岳(10:10) → 中門大池(10:20ー昼食-40) → 駒ノ小屋(11:25-40) → 展望台(11:50-55) → 水場(12:30-35) → 休憩所(13:20-30) → 登山口(13:50)
 駐車場(14:10) ⇒ 中山トンネル ⇒ 上三依 ⇒ 鬼怒川温泉 ⇒ 宇都宮(17:00)

同行者
 単独

 前回, 秋の会津駒・中門岳 を訪れたのは2006年だから, 7年前 になる。天上の楽園の佇まいに感激して,再び訪れる機会を待っていたのだが,やっとそ のときが来た。今年の夏は山歩きから遠ざかっていたので,体力低下は確実だった。そこで,先週末, テストを兼ねて奥日光の社山に登ってきた。楽ではなかったが,何とか歩くことが出来た。そこでい よいよ今週, 会津駒・中門岳 に行くことにした。
 宇都宮市の自宅 から登山口まで 約150km 約2時間半かかる。そこで,自宅を 午前3時半 に出て, 檜枝岐 の登山口に向かった。いつもは, 鬼怒川温泉経由で 走るのだが,今回は,高速道を西那須野ICまで走って, 塩原温泉経由 で行ってみることにした。深夜と言うことで,交通量は少なく,会津駒ヶ岳の登山口まで, 約2時間で到着した。登山口の駐車場には,既に15台程度の車が停まっていた。私も,路肩の広く なっているところに車を停め,コンビニで買ってきた助六弁当を食べた。身支度をして歩き始めたの は 6時10分 を少し過ぎていた。
 駐車場の直ぐ上まで日が差して来た。 今日は良い天気だ。

 いつもは, 登山口の階段前 まで車で行けるのだが,今日は一つ手前のカーブで通行止めになっていた

 登山口はこの階段。この 木製階段 も痛みが目立つようになってきた。写っている女性は同行者ではない。たまたま写り込ん だだけ。

 登山道 は木漏れ日も差し込み,明るく,気分が良い。

 約30分歩いて, いつもの休憩場所 についた。何度か登っているうちに,休憩場所は決まってしまう。

 登山道は,足元にからみつく草もなく,大変に 歩きやすい

 1時間25分で 水場の休憩所 に着いた。水場はここを左に少し下ったところ。

 登山道の整備 が進んでいた。木枠の中に玉石を入れた階段は,歩きやすかった。

 赤い実は オオカメノキ の実。もうじき葉も紅葉する。

 今日は,体力に自信がないので, 歩くことに全力を注ぐ ことにした。どのくらいの時間で歩けるか,時間を計りながら歩くことにした。写真も, 途中で立ち止まって撮影することは出来るだけ控えるようにした。  抜けるような青空 今日は雨の心配はしなくて良いようだ。

 立木の間から 駒ヶ岳の東尾根 が見えた。

 反対方向には 燧ヶ岳  今日は,私の友人が燧ヶ岳に登っている。御池の駐車場で夜明かしして,早朝にスター トすると言っていたから,今頃は山頂に立っているかも知れない。

 傾斜が緩くなると, 木道 が現れる。最近刈り取った笹の葉が木道に乗っていて滑りやすい。

 展望台 は標高1990m。ここから, 駒の小屋 駒ヶ岳山頂 が見渡せる。ここまで来ると苦しい登りは一段落する。あとは,景色を見ながら楽しく歩 くことができる。


 展望台からのパノラマ (写真をクリックすると大きな写真が見られます)

 駒の小屋 への最後の登り。先を急がずゆっくりと歩く

 駒の小屋 は, 完全予約制の素泊まり小屋 だ。管理人がいて,寝具などはあるが,食事は提供されない。
 駒の小屋の前にある分岐標識。ここで道は, 山頂方向 と, 御池・キリンテ方面 に枝分かれする。

 駒の小屋前 から,山頂方向に進むと,間もなく 山頂 への分岐になる。直進すると,山頂を通らずに 中門岳 に行く。
 山頂への途中から, 日光方面 が見渡せる。 (写真をクリックすると,山名に入った大きな写真が見られます。)


 燧ヶ岳 の手前には, 駒の小屋 と, 駒の池 が。

 駒の小屋 を望遠レンズで覗いた。後ろにある大きな方の建物がトイレだ。

 燧ヶ岳 は,均整のとれた美しい姿だ。

 駒ヶ岳山頂 は,立派な標識があるが,見晴らしは良くない。写真だけ撮って 中門岳 に向かった。

 中門岳へ のなだらかな稜線に木道が伸びている。

 中門岳の最高点  目立ったピークはなく,山頂標識もない。標識は,少し戻った 中門大池 のほとりにある。

 秋の雲を写した 中門大池

 中門岳の標柱 「中門岳(この一帯を云う)」 と書かれている。ここで昼食を食べ,駒の小屋に戻った。


 ミヤマリンドウ


 オヤマリンドウ

 正面が 駒ヶ岳  帰路では山頂を通らずに,右に巻いて戻った。

 チングルマ はすっかり綿毛になっていた。

 駒の小屋 でトイレを借り,少し休憩して下山を開始した。駒の小屋の前から自宅に電話して,無事 を伝えた。 ここからは携帯が繋がる 

 登山口の階段 まで降りてきた。


 前回は足の小指の先が靴に当たって痛かったが,今回は,予め 絆創膏を二重に 貼ってガードしたので,強い痛みは出なくて済んだ。おかげで,前回2時間45分かかっ た下りが,今回は2時間10分で下ることが出来た。膝の痛みも出ずに,概ね快調だった。
 少し自信を取り戻した。

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