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庚 申 山

2013年(平成25年) 11月2日(土)


コース・タイム
 宇都宮(6:00) ⇒ 粕尾峠 ⇒ 銀山平(7:40-朝食)
  駐車場(8:05) → 一の鳥居(9:30) → 庚申山荘(11:30-昼食-12:25) → 一の鳥居(13:45) → 駐車場(14:45)
 銀山平(14:55) ⇒ 粕尾峠 ⇒ 宇都宮(16:50) 

同行者
 妻

 紅葉時期 には,日光へ向かう道路はどこも渋滞して,目的地に着けない場合もあるほどだ。私たち は,以前からこの時期は日光を避けて 足尾 に出かけている。今回も足尾の 庚申山 へ行くことにした。足尾に向かうのは,日光道路を通って細尾から足尾に向かうのが最短 なのだが, いろは坂 が渋滞すると,細尾の交差点を通り越し,清滝インターから日光道路の中にまで渋滞が伸 びてくる。早朝の時間帯ならば大丈夫だろうが,今日はここを避けて, 粕尾峠 を越えて足尾に向かうことにした。
 1時間40分ほどで 銀山平 に着いた。かじか荘の少し手前に 「銀山平公園」 がある。ここにはキャンプ場もあってトイレも設置してある。ここのトイレで用を済ませ, 登山口の駐車場へ向かった。
 このところ,いつも山に持って行った PowerShot A720is の写りが悪くなってきた。全体的に画面が暗い。そこで露出補正をして明るくすると,コ ントラストが落ちる。撮った画像をソフトで処理しても,なかなか自然の色に仕上がらない。どうや ら, CCD が劣化したらしい。そこで,新しく PowerShotのSX160IS を購入した。妻には「また買ったの?」といわれてしまったが,旧モデルのために安く買 うことができた。 単三型電池 が使えるのは同じだが,ビューファインダーがない。モニター画面が大きくなったことな どで, A720isより一回り大きくなった。 PowerShot シリーズは,単三型乾電池を使うことができるのが特徴だったが,次のモデル SX170is からは専用充電池になってしまった。山に行く場合,どうしても 予備電池 は必要なのだが,専用電池は,なぜかとても高額だ。このレポは,すべて SX160IS で撮影したものを使っている。
 銀山平公園 の木々も紅葉していた。

 登山口の駐車場 は,砂利敷きで区画などが示されていない。それぞれの車が勝手に停めるので効率が悪く, あまりたくさん停められない。車の中で朝食を食べ,身支度を調えて出発した。

 まず, 一の鳥居 まで4kmほど 林道 を歩かなければならない。標高で200mほど登るのだが,特に歩き始めの部分の傾斜が きつい。

 山の上の方 に陽が当たり始めた。紅葉がきれいだ。

 林道脇の紅葉 が始まった。

 庚申沢 に流れ込む支流に掛かっている  良く見ると一つの滝の上にもう一つの滝が掛かっている。


 大きな樹の幹に テープが巻かれている ものがあった。これは, シカによる食害防止 だそうだ。

 林道の脇に一際大きな カエデ がある。毎回,真っ赤に色づいて迎えてくれるのだが,今年は少し早かったようだ。


 紅葉は陽の当たった葉を 裏側 から見るのが美しい。


 微妙な グラデーション が独特の美しさを見せている。

 岩壁と黄葉


 木漏れ日を浴びて歩く

 一の鳥居


 黄葉

 水面沢(ミズノツラサワ) に沿って登っていく。


 丁目石


 鏡岩  ここには,父の命を救った猿のもとに嫁いでいった 孝行娘 の話が伝わっている。


 かつては多くの参拝者を集めていたことが, 参道 の様子から伺うことができる。


 勝道上人 の石碑 

 庚申山荘 は,やや痛みは出てきたものの,がっしりとした構えで立っている。ここに登ってくる途 中で, 管理人さん と一緒になった。この山荘は,通常は管理人はいないが, ハイシーズンの週末 は,管理人が泊まり込んでいる。
 庭にあった水道は,元栓が止められていて使えなかった。その代わり,小屋の中の水道 を自由に使わせていた。
 ここで湯を沸かし,カップ麺を作り,コンビニで買ってきたおむすびと一緒に食べた。 食後には珈琲を入れて飲んだ。こんなにゆっくりしたのは久しぶりだった。

 斜面の紅葉 に午後の陽が当たり,明るく輝いた。

 まだ 緑色も残っている が,これもまた美しい。


 帰路の林道から眺めた 山腹の紅葉

 下りは早い。庚申山荘から一の鳥居まで1時間20分。さらに銀山平まで1時間だった。
 今年は,紅葉を十分に楽しむことができて大満足だ。 9月の会津駒ヶ岳  10月の尾瀬,丸山,小田代原 等々。  次は,雪を楽しむ番だ。

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