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古 賀 志 山

2013年(平成25年) 12月7日(土)


コース・タイム
 自宅 ⇒ 赤川ダム駐車場
  駐車場(8:55) → 北登山道 → クランクピーク(10:30) → 中尾根 → 伐採跡(11:35-昼食-12:10) → 富士見峠(12:25) → 北登山口(13:00) → 駐車場(13:20)
 赤川ダム駐車場 ⇒ 自宅 

同行者
 妻

 一週間前の天気予報では傘マークが付いていたのだが,直前になって傘マークが取れた。 風もなく穏やかなので, 古賀志山 に行くことにした。
 古賀志山 に向かう車窓から見える 日光連山 の上空には黒い雲が浮かんでいた。 奥白根山 には雲がかかっておりその姿は見ることができなかった。
 古賀志山には, 11月16日 以来3週間ぶりだ。 駐車場に着いたのは3週間前と同じ時刻だったが,車の数は前回よりかなり少なかった。


 駐車場 で身支度をして歩き出したのは前回より少し遅れて8時55分。いつもの,ダム突堤から 眺める 古賀志山 は,今日もきれいだ。

 釣り堀の脇から, 北登山道 に入る。 ここはスギの植林が密集していていつも薄暗い。

 道ばたに フユイチゴ が赤い実をつけていた。名前通り,冬に実をつける珍しい苺だ。赤く熟した実は,甘酸っ ぱくて美味しい。鹿児島県の 甑島 (こしきじま)では 「親孝行イチゴ」 というのだそうだ。

 富士見峠 に向かう道は,雨水で浸食され, 河原 のようになっている。この道は,もともと作業用に車が通った道なのだが,今は荒れてし まって車が通ることはできない。

 富士見峠 に向かう道の途中から,右側の斜面に入り,通称 「新道コース」 と言われているコースを登る。このコースは, 中尾根 の中央部の クランクピーク というところに直接登る道で, 岩場 を登ることができる楽しいコースだ。このコースには何カ所か見晴らしの良いところがあ る。高度が上がっていくと, 眼下に赤川ダム湖が見える。

 今日は,霞んではいるが 筑波山 が見えた。


 それほど大きな岩ではないが,露出した岩なので, 高度感 はかなりある。

 中尾根の南に,中尾根に並行している尾根( 東尾根 )の中程に 露岩 がある。この路岩は,山行を終えた帰路にここで休憩し,一日の山行を振り返って反省す る場所として 「反省岩」 と呼ばれている。

 中尾根を西に進み,縦走路に出るところが 「中尾根分岐」 だ。

 中尾根分岐の北隣のピークが 「559」 だ。標高がそのまま名前になったピークで, 裏古賀志山 の中心だ。

 北尾根分岐 から 富士見峠 に向かうと,西方が 伐採された所 に出る。伐採された材木は 東日本大震災の災害復興 に使われたと言われる。そのために風当たりが強くなったためか, 大きな木 が何本も倒れていた。

 古賀志山 にはたくさんの バリルート があるが,ここもそのひとつ。ヘルメットをかぶった完全装備の 中高年グループ が登ってきた。

 雲 が多くなり,日の陰る時間が長くなってきた。今日は,東稜へは行かず, 富士見峠 から下ることにした。妻は,ここから下るのは久しぶりだという。記録を調べたところ, 前回歩いたのは,少なくとも10年以上前だ。

 山道を下ってくると, ベンチのある広場 に出る。かつてはここまで作業用の車道が通じていたところだ。ここからは林道歩きにな る。

 古賀志山にも多くはないが カエデ がある。

 駐車場 に戻ってきた。週末にはここに 野菜の直売所 ができ,新鮮な野菜が安価で購入できる。ハクサイとダイコンを買った。

 妻は何とか歩き通すことができたが,富士見峠から下る 階段道 では,足に衝撃が加わるので,痛みが出てしまう。なだらかな道では痛みはないのだが, 痛みを我慢してでも歩いた方が良いのだろうか。
 帰路,いつもの リンゴ園 でリンゴを買って帰った。やはり,新鮮なリンゴは美味しい。  今日の夕食は 手作り餃子 だ。朝,家を出る前に皮になる粉を練って,冷蔵庫に寝かせてきた。

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