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スイスの旅 第7日
2013年 8月6日(火)

ツェルマット ⇒ ゴルナグラード ⇒ ローテンボーデン ⇒ リッフェルベルク ⇒ ツェルマット

第6日 8月5日(月) へ
第8日 8月7日(水) へ


コース及び時間
 早朝散歩 ホテル発(5:30) 〜 ホテル着(6:30) 朝食(7:00〜)
 ホテル発(8:30) → ツェルマット駅(8:50) ⇒(登山電車) ⇒ ゴルナーグラート駅(9:20)
 ゴルナーグラート駅(10:40) ⇒ ローテンボーデン駅(10:50)
 ハイキング(10:50〜12:10) リッフェルベルク(昼食)
 リッフェルベルク駅(13:00) ⇒ ツェルマット駅(13:25) → ホテル(14:15)

 今朝は,マッターホルンの朝焼けを見るために,早起きして, Kirch通り の橋に向かった。この橋は, 「日本人橋」 という別名があるほど,日本人が多く集まる橋なのだそうだ。


 確かに,この橋から見た マッターホルン は絵葉書やポスターに度々登場している。川の両岸の風景に良く溶け込んだこの光景は一 見の価値があるだろう。名前通りに,橋にはたくさんの日本人が集まっていた。橋に着いたときには まだ薄暗く,写真には良く写らなかった。
 徐々に明るくなってきた。 マッターホルンの山頂には雲がかかっていた。
 山頂を覆った 雲に朝日が当たり ,バラ色に輝き始めた。

 山頂 を覆っていた雲も,少しずつとれてきた。

 明るくなったツェルマットの街をゆっくりと歩いてホテルに戻ってきた。 部屋の窓からもマッターホルンはよく見える。 部屋に戻った頃には,山頂の雲は殆ど無くなっていた。

 山頂の雲はほぼとれ, 端正な姿 を現した。

 朝食を食べ,出発の準備。 これは妻の朝食。

 ツェルマット から ゴルナーグラート 行きの登山電車に乗った。 車窓からは素晴らしい光景を見ることが出来た。

 リッフェルベルク駅 を通過した。リッフェルベルク駅の近くにある リッフェルベルク教会  おしゃれな教会とマッターホルン,絵になる。

 クラインマッターホルン 頂上にある展望テラスも見えた。

 放牧されている羊 こんな高所にまで放牧されているのに驚き。スイスの人は,自然を大切にしながらも,自 然を積極的に利用している。我々日本人にも見習うところがたくさんある。

 ゴルナーグラート駅 を降りて真っ先にこの風景が飛び込んできた。正面奥が モンテローザ(Monte-Rosa)  右隣が リスカム(Liskamm)

 モンテローザ の手前の稜線に モンテローザヒュッテ が見えた。ここがモンテローザ登山の基地になる

 モンテローザヒュッテ はここ( 白丸)にある。

 モンテローザ を背景にして記念撮影

 ゴルナーグラート には,ヨーロッパ一予約の取れないホテルの一つという クルムホテル がある。ホテルには2つの天体ドームがある。

 登山電車 が登ってきた。マッターホルンに雲が懸かり始めた。この電車に乗って,一つ下の ローテンボーデン駅 まで下った。

 ローテンボーデン から リッフェルベルク までハイキングする。ハイキング用のガイドがついた。

 マッターホルン は,すでに半分以上雲に隠れてしまった。この後,マッターホルンの全容を見ることはで きなかった。

 リッフェル湖 に写るマッターホルンを見たかったのだが,残念ながら,マッターホルンは雲に隠れてし まった。

 リッフェル湖 で記念撮影。雲を被ったマッターホルンが,ぼんやりと水面に写っている。

 ウンターリッフェル湖 (下のリッフェル湖)

 遠くの山を見ながら, のんびりハイキング 予想した以上にたくさんの花に会うことができた。

 ハイキングコースの案内表示。色によってその コースの難易度 を表している。赤と白は初級者コース。

 マッターホルン北東稜3260mの所にある山小屋, Hornlihutte  日本の山小屋とは違って,立派なホテルだ。スイスでは,こういう山小屋でも,下水は パイプで麓まで運んでいるという。決して垂れ流しにはしない。

 リッフェルベルク には ホテル レストラン がある。

 このレストランは, 普通のレストラン と, ビッフェ形式のレストラン がある。時間がない人はビッフェ式が便利だ。

 ここから個別行動になった。今日の昼食はビュツフェでチョイスした チキンカレー と  生ビール

 相変わらず, マッターホルン には雲が懸かったままだ。

 下りの電車がやってきた。この電車に乗って ツェルマット まで戻った。

 このままホテルに戻るのは早いので, 街を散策 した。平日なのに多くの観光客で賑わっていた。

 観光馬車 が走っていた。もちろん電気自動車以外の自動車は通行できない。

 広場の時計塔

 通りに面した窓にはたくさんの花が飾られていた。

 ホテルの部屋 は,けっして広くはないが,清潔できれいだった。部屋の中からもマッターホルンが見え る。


 部屋で休んでいると,窓の外から アルペンホルン の音色が響いてきた。同じホテルに泊まっているアメリカ人のグループが,奏者を呼んだ のだと言う。素晴らしい音色に,しばらく聞き惚れた。日本でも何度か聞いたことはあるが,本場で 聞く音色は,その響きが素晴らしかった。

 夕食はホテルのレストランで ラクレット を食べた。添乗員の林さんが予め注文しておいてくれた。前菜は パスタ


 本来ならば,融けたチーズを2〜3口ずつサービスされるのだが,ここでは,簡単な方 法で, 溶けたチーズが皿の上に載せられてサービスされた。 チーズは冷めると固くなるのだが,それもまた美味しかった。

 ビールは,この地方の バリスビール


 デザートは, アプリコットシャーベット  アプリコット (アンズ) もこの地方の名産物



 安定していた天気も,少しずつ下り坂になってきた。  明日は,シャモニーへ行って,エギュー・デュ・ミディからモンブランを眺める。何と かもう一日持ってもらいたい。


  *** 今日のハイキングで見ることが出来た花たち ***

 ベロニカ・カマエドリス Veronica Chamaedrys  クワガタソウ属


 ペディクラリス・ケルネリ Pedicularis Kerneri  シオガマギク属


 ミヌアルティナ・ベルナ Minuartina Verna  タカメツメクサ属

 ポテンティラ・アウレア Potentilla Aurea  キジムシロ属

 シレネ・アカウリス Silene Acaulis  マンテマ属

 センペルビウム・モンタヌム Sempervinm Montanum  クモノスバンダイソウ属

 セネキオ・カルニオリスク Senecio Carniolicus  キオン属

 アスター・アルピヌス Aster Alpinus  シオン属

 カンパヌラ・エクシサ Campanula Excisa  ホタルブクロ属

 ケラスティウム・ウニフロルム Cerastium Uniflorum  ミミナグサ属




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