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西 ノ 湖

2014年(平成26年) 5月11日(日)


コース・タイム
 宇都宮(7:45) ⇒ 竜頭の滝駐車場(8:45)
  駐車場(9:00) → 遊歩道入口(9:10) → 休憩(9:30-40) → 赤岩(9:55) → 栃窪(10:17) → 熊窪(10:41) → 千手ヶ浜(10:57-11:06) → 千手の森歩道→ 吊り橋(11:45) → 西ノ湖(11:55-昼食-12:50) → 西ノ湖入口(13:10-27) ⇒(低公害バス)⇒ 弓張り峠(13:35) → ハリギリ広場(14:10) → 赤沼橋(14:52) → 石楠花橋(15:00) → 駐車場(15:18)
 竜頭の滝駐車場(15:30) ⇒ 宇都宮(16:40)

同行者
 妻

 栃窪のオオヤマザクラ の花が見たくて,前回から16日後の今日,再び 中禅寺湖北岸遊歩道 を歩いた。今日は,いつものように 西ノ湖 まで足を伸ばし,一部を低公害バスで移動して, 戦場ヶ原 を歩いて駐車場に戻った。
 竜頭の滝駐車場 は,休日でもあり,時間もそれほど早いというわけでもないのだが,閑散としていた。竜 頭の滝の花はもう少し後になる。


 竜頭の滝 は水量も多く,堂々と流れていたが,まだ,緑が芽吹き始めたばかりで,両側を彩る トウゴクミツバツツジ の蕾は固かった。


 憩いの湯 の前の サクラ はやっとほころび始めたばかりだ。

 遊歩道入口 サクラ は五分咲きというところか。

 足元に タチツボスミレ が咲いていた。スミレには色々な種類があるが,日本で最も普通に見られるスミレがこの タチツボスミレだ。 丸いハート形の葉 が特徴で,花の色には個体差が多い。


 バイケイソウ が葉を広げ始めていた。


 遊歩道の途中にも オオヤマザクラ がある。

 まだ芽吹き前の 遊歩道 には陽光が降り注ぎ明るい。

 いつも休憩する見晴ポイントには, アカヤシオ が咲いていた。蕾は少なく,満開状態だった。


 オオヤマザクラ


 下を向きながら歩くと,気づかずに過ぎてしまうのだが,見上げると見事に咲いている。

 足元の湖面を,タンディムの カヌー が通り過ぎて行った。こんな良い天気の日は,カヌーも気持ちいいだろうな。


 トウゴクミツバツツジ の蕾も膨らんでいた。あと数日で開花するのだろう。

 アカヤシオ は,開花後は徐々に色が薄くなっていく。

 赤い花は ハウチワカエデ の花だ。


 栃窪の オオヤマザクラ の花に会うのが,このハイキングの目的の一つだったのだが,少し早かった。開花時期が 年によって異なるので, 満開の花 を見るのはなかなか難しい。

 トウゴクミツバツツジ

 遊歩道

 千手ヶ浜のバス停で休憩した後, 西ノ湖 に向かった。  千手の森遊歩道 にも陽光が降り注いでいる。

 ヒゲネワチガイソウ

 コミヤマカタバミ

 西ノ湖

 西ノ湖の流出口  西ノ湖の水位が上がって満水になると,ここを通って 柳沢川 に流れ出していく。今日は,水面は途中で途切れ,流れ出してはいなかった。

 西ノ湖 で昼食を食べ,一休みしてから,バス停に向かった。 カラマツ林 の中を通るこの道は私の大好きなところだ。カラマツが芽吹き始め,微かに緑色がかって 見える。

 ここは 白樺林  これらはすべて植林されたものだ。

 西ノ湖入り口 から 弓張り峠 までバスで移動し, 小田代原 を廻って 戦場ヶ原 に向かった。 途中の足元に ヒメイチゲ が咲いていた。とても小さい花で,気づかずに通り過ぎてしまう人もいる。



 通称 「ハリギリ広場」 には,木道工事用の資材が運び込まれて,一部のテーブルは使えなくなっていた。


 小湿原 には 高架式の木道 が完成していた。

 戦場ヶ原から見た 男体山

 白樺の幼木 と戦場ヶ原

 ずっと探していてやっと見つけた カラマツの雌花


 通称「タイコ橋」の正式名称は, 「湯川赤沼橋」  ここは渡らずに,通過して石楠花橋へ。


 竜頭の滝駐車場 に戻ってきた。午後の3時を過ぎると影も長くなる。


 今日は,最高の ハイキング日和 だった。午後になっても雲が出ず,風もなく,歩いていると眠くなるような穏やかな一日 だった。
 栃窪の オオヤマザクラ の満開の花には会えなかったが,大満足の一日だった。このコースは,標高差こそ少ない が歩行距離は併せて15km弱とたっぷりあり,一日コースとしてはちょうど良いコースだ。
 妻も,後半で足の痛みが出たようだったが,なんとか歩くことができた。私も含めて, 少しずつトレーニングを重ねて,体力・脚力を付けて行けたらいいと思っている。

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