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庵  滝

2015年(平成27年) 2月7日(土)



コース・タイム
 宇都宮(7:30) ⇒ 赤沼茶屋(8:45)
  赤沼(9:15) → 小田代原(10:15) → 弓張峠(10:30-35) → 庵滝(12:05-昼食-50) → 弓張り峠(13:47) → 赤沼(15:15)
 赤沼茶屋(15:20) ⇒ 宇都宮(16:30)

同行者
 妻

 妻 が,1月25日に行った 庵滝 の写真を見て, 「行けるならば,私も行ってみたい」 と言う。そこで,もしだめだったらそこで引き返すことにして,再度庵滝を目指した。
 第二いろは坂の 明智トンネル を出たところから, 奥白根山 が真っ白に見えた。今日は前回より天気が良い。


 赤沼茶屋 の駐車場はたくさんの車で満杯の状態だった。前回は日曜日だったのだが,これほどでは なかった。


 赤沼到着時の気温は 氷点下9℃ 前回よりかなり低い。

 路肩に スペースを見つけて車を停めた。 スノーシュー を持って行こうかどうか最後まで迷ったのだが,結局持って行くことにした。でも,出番 はなかった。

 身支度をして歩き出したのは 9時15分 になっていた。
 日射はあるのだが気温が低く,手袋をしていても 指先が痛い。


 赤沼川 に沿った歩道は,しっかりと踏み固められている。

 湯川に架かる 「湯川赤沼橋」 は,ステップの雪がかまぼこ状に凍り付いている。 チェーンアイゼン を付けている妻も,思わず腰が引けた。

 樹間のコース は,陽がさして明るく,気持ちが良い。トレースを外して歩いたスノーシューの跡がたく さん見られた。 植生保護 のためには,できるだけコースを歩いてほしいのだが,足跡のないところを歩きたい気持 ちも分かる。

 小田代原 は真っ白だ。

 弓張峠  市道1002号線は,一般車は入れないが,管理用の車が入るので,除雪されている。

 弓張峠 のヘアピンカーブのところから,山道に入って 庵滝 を目指す。建物は, 国立環境研究所 の建物。ここまでは車の入れる道ができている。


 トレースはしっかりと付いており, 踏み跡 を外さなければ,足は潜らない。他のグループでは,ほとんどの人が入り口でスノーシュ ーを装着していたが,私たちは 壺足 のままで歩いた。

 開けた河原を歩く。正面に見える 二つのとんがり山 の間に 庵滝 がある。

 足下の雪の上を小さな虫が歩いていた。 セッケイカワゲラ だ。

 赤沼から3時間弱で 庵滝 に着いた。先に着いた人たちは,写真を撮ったり,昼食を食べたり,思い思いに過ごして いた。今日,庵滝に来た人は多く,約40人ほどだった。

 庵滝は滝の裏側に入れる。そこから,滝右岸(向かって左側)の カーテン状の氷柱 を撮影した。

 近くにいた人に頼んで記念写真を撮ってもらった。

 寒い ので,日の当たる場所で,昼食にした。スノーシューをザックから外してその上に腰を下 ろした。担いできたスノーシューがやっと役に立った。ポットに入れて持って来たお湯で カップ麺 を作ったが,なかなか柔らかにならず,我慢して芯の残る麺を食べた。
 45分 ほど居て帰途についた。雪は,所々に穴が開き,水の流れが見える。踏み抜くと大変だ。

 赤沼 に帰り着いたのは15時15分。茶屋の前の車の数は少なくなっていた。

 好天に恵まれて,楽しい雪歩きができた。
 今日は,無理ならば途中で 引き返し ても良いと思って出かけたのだが,何とか 目的地 まで行くことができた。妻は,途中で苦しくなったようだったが,がんばって最後まで歩 き通した。妻のために スローペース で歩いたつもりだったのだが,結果的に 前回と同じか少し速いコースタイム になった。もっとゆっくりでも良かったし,もっと休憩をとっても良かった。ただ,雪道 では腰を下ろす場所が無いため,どうしても休憩せずに歩いてしまうことがあり,注意しなければな らない。

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