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古 賀 志 山

2016年(平成28年) 3月13日(日)


コース・タイム
 自宅(8:20) ⇒ 赤川ダム駐車場(8:45)
  駐車場(8:50) → 東稜見晴(10:30) → 御嶽山(11:00-10) → 山頂(11:30) → 昼食(12:05-30) → 中尾根(12:50) → 駐車場(13:50)
 赤川ダム駐車場(13:55) ⇒ 自宅(14:20)

同行者
 キクさん

 運動不足解消のためにキクさんと古賀志山 に登ってきた。今日は日曜日と言うことで,赤川ダムの駐車場にはたくさんの車が停まっていた。

 依然として,北登山道は通行止め になっていた。赤川 に架かった橋が崩れたと言うことなのだが,全く通行できないわけではなく,自己責任で通ることはできる。
 ここで赤川を渡って,橋のたもとから,右岸(上流に向かって左側)をたどって北登山道に出る道もあり, 小さな案内標識もある。

 私たちは,橋を渡ってから,直接に東尾根の東端 に出る道を登った。急な道だが,すこし頑張れば尾根に出られる。
 尾根に出たところにマンサク の木がある。今年も,まだ散らずに残っていた。園芸品種とは違う細い花びらだが,それが可愛い。

 東尾根の中程にある反省岩 に登ると,並行して走る中尾根 が見渡せる。岩場を下ってくる登山者の姿も見えた。

 東尾根を登り,岩場 の下に出る。この岩場では,何処かのハイキングクラブが,ザイルを張り, 岩登りのトレーニングをしていた。固定ロープを張り, ブリッジプル-リック で確保しながら登る練習をしていた。登山ルート上でトレーニングをするのはルール違反だが, よくあることで仕方ない。時間がかかることを覚悟して待っていると「 先に行きますか? 」と声をかけてくれた。言葉に甘えて,ロープの横を,ロープに障らないように気を付けて登らせてもらった。
 ハイキングクラブのメンバーは,年配者も多かったが,全員ヘルメット,ハーネスを付け, 腰にはカラビナなどを下げていた。ちょっと大げさすぎるとも思ったが,トレーニングなのだからそれで良いのかもしれない。

 東稜見晴 に着いた。古賀志山は,一般登山道でも岩場がある。そのためか,最近は,特に壁登りをする人でなくても, ヘルメット を付けている人を見るようになった。私は,自転車用のヘルメットならば持っているのだが, それでも,無いよりは増しかな。

 東稜見晴から山頂を過ぎ,御嶽山 に向かった。日陰には先日降った が融けずに残っていた。

 御嶽山の手前で15人ほどのグループ と一緒になった。御嶽山は,頂上直下に鉄ハシゴがあって,ここを登るのに時間がかかる。そこで, 順番を待ちながら,最後尾の,リーダーと思しき男性と話をした。東京の目黒から来たグループだという。 浅草駅集合で,スペーシアで新鹿沼まで来て,そこからタクシーに分乗してきたという。 御嶽山の山頂では,頼まれて,記念写真のシャッターを押してあげた。
 御嶽山の山頂で,ベンチ を作る工事が行われていた。 (追記;ベンチではありませんでした。ここから見える山名を書き込んだ案内看板でした。)


 隣の赤岩山には パラグライダー の基地がある。そこを飛び立ったパラグライダーが上空を舞っていた。多い時には20機以上になることもある。

 グループが出発するというので,私たちはその前に山頂をあとにした。山頂から富士見峠を過ぎて, 伐採地のベンチで昼食にした。

 少しすると,栃木県の防災ヘリ が飛んできて,御嶽山 の少し東の稜線の真上で静止した。スピーカーで, これから救助活動を行うので,登山者は一個所にまとまって待機していてください という。古賀志山には何度も来たが,遭難救助に出会うのは初めてだった。

 初めに,隊員が一人 高吊りで降りてきた。続いてもう一人 隊員が降りてきた。その後,ヘリは真上を離れ,近くを旋回して待機していた。しばらくして,再び真上に戻り, 遭難者 を隊員が付き添ってつり上げた。地上にいたもう一人の隊員もつり上げると,すぐに南の方向に飛び去っていった。

 昼食を食べながら,救助活動の一部始終を見守った のだが,徐々に雲も厚くなり,気温も下がってきたので,最短コースで下山することにした。
 まず,中尾根に向かう。

 中尾根を少し進んで,クランクピークの手前の鞍部から,北登山道 に下った。間もなく北登山道のベンチ広場 に出た。かつては,ここまで作業用の車道が作られていたのだが,現在は補修は行われず,荒れるままになっている。

 昨年秋の大雨 で流れてきた岩石や立木などが積み重なっている。それほど奥の深い沢ではないのだが,改めて 水の怖さを感じる。

 根こそぎ倒された植林。ここも沢と言うほどの沢では無い。

 フユイチゴが実を付けていた。なぜかほっとする。

 登山道だったところが大きくえぐられ て,岩のくぼみに水が溜まっている。登山道は右の岩を巻いて通るようになっている。

 沢の水を通すために,登山道の下に埋め込まれていた 鉄管が,水の力で掘り起こされていた。

 赤川に架かっていた橋が流されていた。残されていた 鉄骨の上を歩いて渡った。

 遭難者について
 新聞記事によると,遭難者は中目黒に住む68歳の女性で,ハイキングクラブのメンバー14人と一緒に来ていた。 詳しい場所は分からないが,岩場から足を滑らせて10mほど転落して頭を打ったという。病院に運ばれたが死亡が確認された。 私が撮してあげた記念写真に,最後の笑顔が写っていたのかと思うと,なんとも心が痛む。 もし,ヘルメットを被っていれば助かったのかも知れないが,古賀志山はヘルメットなどは要らない手軽に登れる山なので, ヘルメットを被っていなかったと言って本人を責めることはできない。ただ,どんな安全そうに見える山でも, 一歩間違えば危険が潜んでいるのだと言うことを改めて肝に銘じたい。
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