尾 瀬 (学校キャンプ)

期日 2016年(平成28年)8月2日(火)-4日(木)
 


コース・タイム
8/2
  学校(8:00) ⇒ 大清水(11:00-(昼食)-12:10) ⇒(シャトルバス)⇒ 一ノ瀬(12:25)
                           一ノ瀬(12:40) → 岩清水(13:20) → 三平峠(14:05-15) → 長蔵小屋(15:08)
8/3
  長蔵小屋(7:50) → 沼尻(8:50-9:05) → 弥四郎小屋(11:05-(昼食)-12:01) → 赤田代(12:31-37) →
                            → 平滑ノ滝(12:54-57) → 三条の滝(13:50-14:05) → 弥四郎小屋(15:40)
8/4
  弥四郎小屋(8:25) → 竜宮小屋(9:00-10) → 三叉路(9:55-10:10) → 山ノ鼻(10:55-(昼食)-11:45) → 鳩待峠(13:04)
  鳩待峠(13:45) ⇒ 学校(16:55)

メンバー
  中学2年生30人,引率(ガイド,添乗員含んで)9人


B中学校の尾瀬キャンプは今年で4回目だ。1回目,2回目は1年生で実施してきたが,他の行事との関係で,昨年から2年生の行事ととなった。そのため,一昨年は尾瀬キャンプは実施されなかった。前2回は,御池から沼山峠経由で尾瀬沼に入り,初日に見晴まで行ったのだが,昨年からは大清水から三平峠経由で尾瀬沼に入り,初日は長蔵小屋に泊まることにした。
 初日が長蔵小屋までと言うことになれば,一ノ瀬を13時頃までにスタートすれば十分に間に合うので,学校出発をことさらに早めなくても良い。さらに,これまで数年間の社会実験を経て,昨年から正式運行となった,
一ノ瀬までのシャトルバスを利用することにした。シャトルバスは,現在は10人乗り(運転手を入れて)の車が4台で30分おきに大清水と一ノ瀬から出発する。乗客が多ければ増発するが,最大でも3台までなので,乗り切れない場合は,原則30分後になる。昨年は生徒数が少なかったので1回で全員乗ることができたが,今年の2年生は人数が多いので,3台では乗り切れない。一台をピストン輸送してくれることになり10分ほどの時間差で全員が一ノ瀬に揃った。
 昼食は,食中毒の防止という観点や,弁当殻の処分の問題などで,できるだけ
現地の山小屋などで食べることにした。第1日目の昼食は,宇都宮でバスに積み込み,大清水で食べ,弁当の空き箱はバスに載せて持ち帰り処分してもらうことにした。
 
シャトルバスを降りる頃から雨が強くなり,大粒の雨がたたきつけるように降った。しばらく,雨をやり過ごし,小降りになったところで歩き出した。
 岩清水を過ぎて,見晴らしの良いところで,休憩にした。雨も殆ど止んだので,カッパの上着を脱ぐことにした。夏は,カッパを着ていると暑苦しく,汗で濡れてしまう。


 三平峠に着いた頃からまた雨が強くなり出し,再びカッパを着た。ここからは下りになるが,下りの濡れた木道は滑りやすく歩幅を小さくして注意をしながら歩いた。

 三平下まで降ると,後は長蔵小屋まで水平歩きだ。尾瀬沼の対岸にある燧ヶ岳もその殆どが雲の中だ。

 長蔵小屋に到着し,部屋に入った。天気が良ければ行くはずだった大江湿原散策は中止し,それぞれ各自の部屋で休憩した。宿泊は別館で,私たちだけの貸切だったので,一般客に対する気遣いは要らなかったので助かったが,入浴と食事が母屋の方なので,雨の中を移動するのが大変だった。

 夕食は,けっして豪華ではないが,手作りのメニューで,美味しかった。


 その夜は,明け方まで雨が降っていた。明け方になって雨が上がったようなので,カメラを持って外に出た。東の空が赤く染まっていた。

 朝焼けの中に燧ヶ岳のシルエット

 幻想的な朝靄

 空の色合いと明るさが,刻々変わっていく。

 燧ヶ岳の頂きに陽が当たり出した。今日は良い天気になりそうだ。

 大江湿原のシンボルツリー三本カラマツ

 コオニユリ

 ヤナギラン

 トリカブト

 長蔵小屋に戻って朝食 体調を崩した生徒はいないようだ。

 朝食は活動のエネルギー源


 準備をしてVCの前に集合。燧ヶ岳がきれいだ。

 秋の花,サワギキョウが咲いている。

 沼尻休憩所は昨年9月に火災で全焼してしまった。トイレだけは使えるようになった。

 見晴に向かう。対向してきたハイカーから,見晴付近で熊の目撃情報があると聞かされた。朝8時頃と言うことなので,もう同じ所には居ないだろうが周囲に気を払いながら進んだ。

イヨドマリ沢を渡る。 イヨはウオのこと,魚止まりと同義。

 見晴到着

 弥四郎小屋に入って,直ぐに昼食 昼食後,三条の滝に向かって出発した。
 赤田代に向かう木道の前方にはケイヅル山が見える。植生保護のために登山禁止になっている山だ。

 黄色い花は,オゼミズキクという。

 オゼヌマアザミ このアザミの分布域は狭く,群馬県,福島県,新潟県にまたがる尾瀬及び同県内の湿地に限られ,尾瀬以外では殆ど見られない。

 三条の滝は水量も多く迫力がある。



 弥四郎小屋に到着するのを待っていたかのように雨が降り出した。雷も鳴り,かなり強く降った。

 
夕食 デザートはいつも杏仁豆腐
 夕食後,雨が止んだので外に出てみた。雲の切れ間から至仏山が見えた。

その夜は,きれいな星空が見えた。・・・・らしいが,私は寝ていたので見ていない。
 朝方は,
濃い朝靄に包まれた。外に出て,少し進むと,直ぐに小屋の姿が見えなくなる。(5時5分)

 どこかのTVクルーが撮影していた。「ねらいは白い虹ですか?」と問いかけたらそうだという。(5時10分)

 この小柄な女性タレントは,何処かで見たことがある。

 徐々に明るくなっていき,太陽が燧ヶ岳から顔を出すと,白い虹が見られるタイミングだ。原に濃い靄が架かり,そこに強い太陽光が当たると,白い虹が見られる。今日は,燧ヶ岳の方にも靄が有ったため,太陽光が弱まり,あまりはっきりした虹にはならなかった。この日白い虹が確認できたのは,5時57分から約5分間だった。

 小屋に戻って朝食。デザートは抹茶プリン。夕食の杏仁豆腐とともにこの小屋の固定メニューだ。

 今日は良い天気だ。でも午後には雨が降ってくるという。今のところその気配はない。牛首の向こうに至仏山がどっしりと構えている。

 朝のうちは開いていなかったヒツジグサがやっと開き始めた。未の刻に花が開くというのでヒツジグサという。

 尾瀬の希少種オゼコウホネ 木道から見られるのは私の知る限り2個所しかない。

 牛首三叉路のベンチで休憩。振り返ると燧ヶ岳

 これも珍しい花。 オオマルバノホロシ(大丸葉保呂之) 別名はオゼナス この方が分かりやすい。形も色も茄子の花によく似ている。

 至仏山に近づくと,登山道がよく見える。望遠レンズで覗くと登っている人の姿も見える。

 山ノ鼻小屋で昼食を食べ,鳩待峠に向けて出発した。
 夏休みに入ったため
群馬県の尾瀬学校も実施していないので,混雑することもなく,マイペースで歩くことができた。

 特に急ぎはしなかったのだが,鳩待峠まで標準タイム以下の1時間20分で到着した。
 今年から,鳩待峠への車の乗り入れが禁止され,休憩所前の広場が,安心して休める場所になった。


 定期バスや乗り合いタクシーは,少し下の駐車場からの発着になり,当然に,貸切バスの発着も下の駐車場からとなった。駐車場で,少し遅れてやってきた迎えのバスに乗り,帰校の途についた。

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