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小 田 代 原 2017年(平成29年) 9月4日(月) |
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コース・タイム 自宅(8:10) ⇒ 赤沼駐車場(9:27) 駐車場(9:37) → 小田代原(11:01) → ハリギリ広場(11:51-昼食-12:22) → 駐車場(13:31) 赤沼駐車場(13:37) ⇒ 大江戸温泉霧降(14:40) 同行者 妻 |
今日は,
大江戸温泉霧降
に部屋が予約できたので,宿に行く前に
戦場ヶ原・小田代原
を歩くことにした。 明智トンネル の出口からは,雲のかかった 奥白根山 が見えた。今日は,雲は多めだが,雨の心配はなさそうだ。 ![]() 赤沼の駐車場 は,予想していたより,多くの車が停まっていた。 ![]() 駐車場からは, 奥白根山の頂上 が見える。 ![]() 遊歩道に入ると,さっそく キツリフネ が出迎えてくれた。 ![]() 右に戦場ヶ原への道を分け, 小田代原 に向かった。まず, 湯川赤沼橋 を渡る。 ![]() ぬかるみやすいところには 木道 が設置され,歩きやすくなった。 ![]() 南戦場ヶ原の 「戦場ヶ原展望台」 に寄った。 ハンゴンソウ が花をつけていた。 オオハンゴンソウ は有害外来植物だが,このハンゴンソウは,日本に古くからある 在来種 だ。切れ込みの入 った葉の垂れ下がる様子が 「幽霊の手」 を連想し 「反魂草」 と名前がついたといわれる。反魂とは,死者の魂を呼び戻すこと。 ![]() このガラス細工のようなきれいな球は, マイヅルソウ の実で,この後,全体が赤くなる。 ![]() 秋の高原の代表的な花, アキノキリンソウ ![]() アジサイに似た花は, ノリウツギ ![]() 鋭く尖った葉と,葉の白い文様が特徴の トネアザミ 花は大きくはない。 ![]() ホザキシモツケ 開花の最盛期は過ぎたが,まだまだきれいな花が残っている。 ![]() マユミ の実。間もなく色づいてくる。 ![]() ソバナ ソバナは 蕎麦菜 ではなく 岨菜 岨道(山沿いの斜面に沿った道)に多い菜 という意味 ![]() オクモミジハグマ ハグマは白熊で,中国では ヤク のこと。 ヤクの白い尾 が旗や槍の装飾に使われた。葉がモミジに似ているハグマと言うことで,モミジハグマと 言われるが,モミジハグマは西日本にしか生育していない。これは,その亜種で, 東日本に生育するオクモミジハグマ ![]() 市道1002号線からみえる 小田代原 は,草紅葉が始まっているように見えた。 ![]() 小田代原 のベンチで昼食にしようと思っていたのだが,先客に占領されていた。バス停 の 四阿 も満員だった。平日にこれほど多くの人に会うのは珍しいことだ。昼食は, 戦場ヶ原 まで行って,泉門池かハリギリ広場のベンチで摂ることにして先に進んだ。 ![]() 確かに 草紅葉 は始まっている。 ![]() ヨツバヒヨドリ ![]() 小田代原のシンボル 「貴婦人」 ![]() ワレモコウ 名前の通りに 「吾モ亦紅ナリ」 と主張している。 ![]() 渡りをする蝶として有名な アサギマダラ アサギマダラの好物は ヨツバヒヨドリ の蜜と言われているが,ここではホザキシモツケの蜜を吸っていた。 ![]() これは, ヒョウモンチョウ 細かい分類は分からないが,文字通りの ヒョウ柄 が特徴 ![]() アキノウナギツカミ なんとも奇妙な名前だが,茎に触れてみるとその意味が納得できる。茎には細かい棘が びっしりと着いており,これでウナギを捕まえれば,逃げられることはないだろう。 ![]() アキノウナギツカミ の大群落があった。この種は盛衰が激しく,来年もここに群落を作るかどうかは分からな い。 ![]() テンニンソウ 一つの花から4本の雄しべと1本の雌しべが長く尽きだしている。 ![]() 泉門池に向かう道の斜面に サラシナショウマ が咲いている。毎年ここに咲く。 ![]() 泉門池 のベンチには小学生の団体がいたので, ハリギリ広場 で昼食にした。ゆっくりと休憩して,戦場ヶ原を赤沼に向かった。 湿原には アケボノソウ が咲いていた。 ![]() ツルコケモモ の実が色づき始めていた。 ![]() エゾリンドウ も色が鮮やかだ。 ![]() 駐車場 に戻ってきた。乗用車の数はやや少なくなっていたが,大型バスが8台ほど停まっていた。 そういえば,戦場ヶ原で小学生の団体に出会った。 ![]() このまま宿に行くにはまだ早いので, 光徳牧場 に行ってアイスクリームを食べることに した。 アイスクリームは,昔と変わらず,美味しかった。 ページトップへ |