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古賀志山 2017年(平成29年) 12月10日(日) |
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コース・タイム 自宅(8:10) ⇒ 赤川ダム駐車場(8:35) 駐車場(8:45) → 南登山口(9:35) → 山頂(10:40-50) → 御嶽山(11:20-昼食-55) → 東稜見晴らし(12:12-25) → 南岩場下(12:47) → 反省岩(13:13-27) → 駐車場(14:01) 赤川ダム駐車場(14:07) ⇒ 自宅(14:33) 同行者 キクさん |
久しぶりにキクさんと
古賀志山
を歩いてきた。4月10日以来で8ヶ月ぶりだ。今日は,日本列島が高気圧に覆われ,良
い天気の予報が出ていた。この季節,冬型の天気になると,関東平野は良い天気になるのだが,宇都
宮付近までは,日本海からの雲が伸びてきてすっきりとは晴れないことが多い。 いつものように 赤川ダムの駐車場 でキクさんと待ち合わせた。赤川ダムのダムサイトからは,雲一つ無い青空をバックに 古賀志山 がすっきりとした姿を見せていた。 ![]() 今日は, ダムサイト を対岸に渡り,管理事務所前から トリムコース に入り, 坊主山 から南登山口に向かった。今日は好天の上に日曜日とあって,登山者は多いが,このコー スを歩く人は少ない。 ![]() 坊主山 を下り,自転車レースの行われる車道を横切り,その先から右側の尾根に入りその稜線を 歩いた。古賀志山には,踏み跡が無数にある。どの道がどこに通じているかは興味のあるところだが, あまりにも数が多くて,全体像は分からない。私より経験の多いキクさんでさえ歩いたことのないル ートもたくさんあるという。 ![]() この季節に花や実を付けている植物は少ない。その中でも目立つのが フユイチゴ だ。草のように見えるが, つる性の木本 で,木イチゴのような実は食べられる。朝日百科「世界の植物」には,「 鹿児島県の甑島(こしきじま)では,何もない冬に実を付けるので「親 孝行いちご」と呼んでいる。 」とも書かれている。正確に言うと,葉の先がとがり,葉の毛が少ないので,中部地方以 西に生育する ミヤマフユイチゴ かもしれない。 ![]() 途中で,南登山口からの 階段道 に合流するが,すぐに右に分かれ, 山頂への直登コース を登った。このコースは岩場が多く,岩場の好きな人には楽しいコースだ。 ![]() もうすぐ山頂だ。昼食にはまだ早い時刻だが,山頂にはかなりのハイカーが休んでいた。 ![]() 古賀志山からも 富士山 が見える。今日も,微かではあるが見ることができた。写真は画像処理ソフトでコントラ ストをあげているがこの程度が限界。 ![]() 山頂で少し休んで 御嶽山 に向かった。御嶽山の山頂には,木曽の御嶽山から祭神を招聘して祭ったという祠がある。 そのへんのことは,池田正夫著 「古賀志の里の歳時記」(随想舎) に詳しく書かれている。今までは「御岳山」と書かれることもあったのだが,新しい標識 はすべて「御嶽山」で統一されている。山頂からは,西方から北方にかけての見晴らしが良い。 ![]() 西方から北方のパノラマ (写真をクリックすると,山名の入った大きな写真が見られます。) ![]() 奥白根山と男体山 ![]() 視界の左端,山頂が平らな山が見えた。 浅間山 かと思ったが,帰宅して調べてみると, 赤城山 の 黒檜山 だと分かった。 ![]() 御嶽山の山頂から少し西に行ったところに 見晴らしの良いテラス があるので,そこで昼食にしようと思ったが,すでに先客がいた。今日はハイカーが多い からめぼしい場所には先客がいた。しかたがないので,登山道の脇に腰を下ろし,そこで昼食にした。 視界はよくないが,贅沢は言えない。 昼食後,主稜線を戻り,山頂を経て 東稜見晴らし まで行った。少しずつもやが増えてきて,もう 筑波山 の姿も霞んできた。 ![]() 東稜見晴らしには,誰が取り付けたのかは分からないが温度計が付けられている。今日 の気温は 9℃ ![]() 下山は,少し戻って, 富士見峠に向かう道の反対側 に下った。ここを下ると,東稜の岩場の下に出られる。道は急だが,岩場を通りたくない 人の抜け道だ。でも,かなり急なところもあり,クサリの設置されているところもある。 ![]() 駐車場 に戻ってきた。車の数は増えていた。 ![]() いつもならば, 赤川りんご園 でリンゴを買って帰るのだが,りんご園が林檎栽培をやめてしまった。残念。 今日は良い天気で,久しぶりに山歩きを楽しむことができたが,日頃の運動不足がたた り,下りで膝に痛みが出た。もっと運動しなければならない。 ページトップへ |