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社 山

2017年(平成29年) 12月23日(土)



コース・タイム
 自宅(6:32) ⇒ 歌が浜駐車場(7:33-朝食)
  駐車場(8:03) → 狸窪(8:40) → 阿世潟(9:07-16) → 阿世潟峠(9:41-44) → 山頂(11:24ー46) → 昼食(12:22-54) → 阿世潟峠(13:30) → 阿世潟(13:53-14:02) → 狸窪(14:24) → 駐車場(14:57)
 歌が浜駐車場(15:06) ⇒ 自宅(16:02)

同行者
 単独

 冬型の気圧配置が崩れ, 好天 の予報が出た。しばらく山から遠ざかっていたので不安は あったが, 社山 に登ることにした。社山には 8月28日以来 になる。この時期にも幾度か登ったことがあるが, 積雪はまだ多くはない。 日光に雪が積もるのは例年1〜2月になる。
 宇都宮の自宅を6時30分に出発した。宮環から北道路を通って 日光道路(日光バイパス) に入った。日光道路を走っていると, 太陽が顔を出し ,バックミラーに映った。


 日光道路を進んでいると,正面に 朝日を受けた日光連山 が見えた。


 女峰山 の姿も徐々に大きくなってきたが,頂には雪雲がかかっている。


 いろは坂 を登っていくと,周囲に雪が見えてきた。路面に雪はなく,凍結もしていない。


 明智トンネル を出たところから見えるはずの 奥白根山 も今日は見えない。


 歌が浜駐車場 に着いた。 気温は2℃  風はやや強いが,あまり寒くない。


 身支度をして出発した。
 今日の服装は,ボトムは CWX にモンベルの インスレイションパンツ  トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ にモンベルの クリマブロックロッシュジャケット  その上にラテラの DUALUXジャケット を着た。頭にはニット帽を被った。
 今日の靴は,夏用の TECNICA  軽いので履きやすい。
 ザックの中に 6本爪アイゼン を持ち, ストック をザックに取り付けてスタートした。以前は ピッケル も持って登ったのだが,この時期の社山では雪は多くなく,ピッケルは必要ないことが分 かったので,持ってきていない。

 男体山  山腹に雲が陰を落としている。雲はやや多めだ。


 中禅寺湖 の対岸には,これから登る 社山 が朝日を受けて輝いていた。


 奥白根山 は雲に覆われていて見えない。


 名物になっている,歩道の手すりに付く しぶきつらら は,まだ付いていない。


 冬期閉鎖中の 半月道路 から分かれて 湖畔道 に入ると,路面が白くなっていた。しかし,凍結はしておらず,足を取られるようなこと はなかった。


 英国大使館別荘記念公園 は冬季閉鎖に入っており,大きなガラス窓には板がはめ込まれていた。


 こちらは, イタリア大使館別荘記念公園  ここも冬期閉鎖中


 湖岸に出て 社山 を眺めた。雪はやはり少ない。


 湖岸 の砂浜には段差ができていた。中禅寺湖の水位は,夏季より50cmほど低い。


 ここからも 奥白根山 の姿が見えるはずなのだが,今日は雲に隠れて見えない。


 狸窪(ムジナクボ) には,以前 「湖舟」 という釣り人目当ての宿があったのだが,数年前に,新しく建て替えられた。今は何なの だろうか。今日も無人のようだ。


 狸窪 を過ぎると積雪量が増えるのだが,今日はまだ10cm程度だ。


 私はここから見る 男体山 が最も美しいと思う。


 阿世潟 に着いた。私より10分ほど早く駐車場を出発した夫婦連れに,やっと追いついた。夫婦 連れは,私と入れ替わるように出発していった。


 少し休憩して 阿世潟峠 に向かった。まだアイゼンは付けなかった。


 この橋 を渡り,階段道を登ると 阿世潟峠 に着く。


 阿世潟峠 に着いた。阿世潟から25分かかったが,ほぼ標準タイムだ。峠でアイゼンを付けた。


 社山 に向かって小さなピークを一つ越えると視界が開ける。 最も奥のピークが山頂 だ。


 ここまで来るといつものことだが 富士山 を探す。霞んでいてよく見えないが,微かに確認できた。(わかりますか?)


 画像処理ソフトを使って コントラストを上げてみた が,この程度が限界。


 私が勝手に名付けた 「社山キレット」


 振り返ると, 半月山 の大きな姿が


 阿世潟沢北方尾根の後ろに 男体山


 山頂へ  気温が低いので,雪はサラサラだ。


 日当たりの良い尾根には 雪がほとんど無い


 社山 は偽の頂上がいくつかあり,何度もだまされる。ここが頂上のように見えるが,本当の頂 上は,このピークの更に奥だ。


 ロックガーデン  ここを越えると山頂は直ぐだ。ここで初めて本当の頂上が見える。


 山頂 に到着した。 駐車場から3時間20分かかった。現在の体力を考えると納得のいくタイ ムだ。ここで,自宅に電話して無事登頂を伝え, FBに写真を投稿した
 ここから少し西に行くと 見晴らしの良いところ があり,先行の数人がそこで昼食をとっているのが見える。
 私は,少し戻ったところに良いところを見つけてあるので,今日もそこで昼食にするこ とにして山頂を後にした。
 降りでの を守るため, サポーター をつけて降りることにした。


 中禅寺湖に降っていくような下山路 だ。下山中に,登ってくる何人かの登山者とすれ違った。今日の登山者は 全部で10人程度 だった。


 中禅寺湖の対岸には 中宮祠の家並み が見える。意外と近く見える。


 昼食はいつもの場所で食べた。それは,アンテナピークの手前にあるピークを巻く道の 途中にある。南に開かれた場所で,日も当たり,北風も防いでくれる。
 阿世潟峠 まで下ってきた。

 昨日が冬至 ということで,太陽の高度は低い。まだ14時なのだが, 自分の影が長くなる 


 阿世潟

 狸窪


 駐車場 まで戻ってきた。水際の木に付いた つらら を見るために湖畔まで降りている親子がいた。足を滑らせ,湖に落ちなければ良いが。


 駐車場 の車は少し増えていた。


 男体山 は明るい日が当たっている。


 社山 はシルエットになった。


 奥白根山 は,相変わらず雲の中だ。今日は一日中奥白根山の姿を見ることはできなかった。


 帰宅して調べた 中宮祠気象台 の観測によれば,この日は 8時の気温が1.4℃,12時が2.8℃,15時が2.4℃ だった。この時期にしては気温が高く暖かだったが,日陰の霜柱は一日中解けなかったし, 風は冷たかった。
 奥白根山 も見えず,時々日差しが遮られる時はあったが, 終日良い天気で,楽しい山歩きができた
 分かっていたことだが, 体力の減退 は如何ともしがたい。身体は,時々 不整脈 が出る程度で大きな異状はないのだが,風邪を引いたこともあって家に引きこもっている ことが多かった。週に3日ほど,我が家の付近を 散歩 しているのだが,その程度では体力維持は難しい。
 家から一歩出てしまえば,寒さはあまり気にならないのだが, 家を一歩出る勇気が出ない これからは心して運動に心がけなければならない。
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