閉じる
社 山

2018年(平成30年) 2月27日(火)



コース・タイム
 自宅(6:35) ⇒ 歌が浜駐車場(7:28-朝食)
  歌が浜(8:04) → 狸窪(8:44-56) → 阿世潟(9:24-32) → 阿世潟峠(10:06-13) → アンテナピーク(10:43-51) → 山頂(12:04-31) → 昼食(13:01-21) → 阿世潟峠(13:46) → 阿世潟(14:03-06) → 狸窪(14:40) → 歌が浜(15:17)
 歌が浜駐車場(15:30) ⇒ 自宅(16:36)

同行者
 単独

 社山 は私のお気に入りの山で,天候さえ選べば,真冬でも楽しく登ることができる。昨年,一 昨年と連続で 2月末 に登っている。今年も,好天の予報が出たので社山に登ることにした。
 宇都宮の自宅を出たのは6時35分。宇都宮環状道路を走っていると, 太陽が顔を出した。  東の空には雲が多く,雲の間に陽が昇った。


 日光バイパスを走って行くと,正面に,雪をかぶった 女峰山 が朝日を受けて輝いて見えた。何度見ても感動する姿だ。


 いろは坂 を登って行ったが,路面に雪は無く,ほぼ乾いていた。 第二明智トンネル の入り口。斜面の雪も少ない。


 トンネルを出たところから見える 奥白根山 も今日はよく見えた。


 ほぼ1時間で 歌が浜の駐車場 に着いた。対岸の 社山 の姿が美しい。今日はたっぷりと雪遊びができそうだ。


 奥白根山 もよく見えた。


 車内で朝食を食べ,身支度した。

 今日の服装は,ボトムは CWX にモンベルの インスレイションパンツ ,トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ にモンベルの クリマブロックロッシュジャケット。 その上にネットで見つけた中国製の UNCO&BORORジャケット を着て,頭にはニット帽を被った。今日の靴は,夏用の TECNICA  軽いので履きやすい。ザックの中に 6本刃の軽アイゼン を持ち, ストック は1本を手に持ち,1本をザックに取り付けた。 スノーシュー ピッケル は持って来なかった。もし,それらが必要な事態になったら迷わず引き返す。
 中国製の UNCO&BORORジャケット は厚手の起毛裏地が付いていたので,それを取り外し,薄手の裏地を付け直した。
 湖畔の手すりに付く名物の, しぶき氷のつらら はできていなかった。


 半月道路から分かれて 湖畔道 に入った。路面は,一部に雪が残っている状態で,特に歩きにくいことは無かった。


 旧イタリア大使館別荘 は,現在は冬期休館中だ。


 湖畔に出て 社山 を眺めた。湖面が鏡のように景色を写している。


 男体山 もきれいだ。


 中禅寺湖の水位 はやや下がっているようだ。


 狸窪 まで約40分。ここまでは除雪ができていたので,ほぼ夏時間で歩くことができた。暑く なったので,ジャケットを脱ぎ, ウインドブレーカー を着た。このゲートの先は除雪されていない。ここで 6本爪アイゼン を付けた。


 狸窪 から先の積雪は 30〜40cm 程度。しかし,しっかりとトレースができているので,踏み跡を外さない限り足が潜るこ とは無い。


 狸窪 から30分で 阿世潟 に着いた。これもほぼ夏時間だ。


 阿世潟で小休止し, 阿世潟峠 に向かった。雪は締まっており歩きやすい。


 陽の差し込んでいるところは暖かい。


 約30分で 阿世潟峠 に着いた。これもほぼ夏時間だ。


 社山の方向 に向かって 尾根 を歩き始めた。


 ここまで来ると 富士山 が見えるのだが,今日は見えなかった。


 山頂方向 を望む。残念ながら,ここから見えるピークは,山頂の手前のピークで,本当の山頂はそ のかげになっている。


 私が勝手に名付けた 「社山キレット」


 山頂に向かって 尾根を登る。雪が増えてきたが,気温が低いので,サラサラした雪だ。ここで,山頂から 降ってきた ソロの男性登山者 に出会った。今日出会った登山者はこの人一人だけだった。


 奥白根山 から 太郎山 までのパノラマ  (写真をクリックすると,山名入りの大きな写真が見られます)


 この登山道の中で 私の最も好きな場所 だ。


 山頂が近づくと 積雪が増える


 阿世潟峠から1時間50分で 山頂 に着いた。駐車場から休憩を含めて4時間かかった。積雪期としてはやむを得ないタイム だ。




 山頂で自宅に電話した。 ところが,自宅では,漏電ブレーカーが落ちて 停電中 とのこと。
 そこで,各回路のブレーカーをすべて切ってから,メインを入れ,順 次回路ブレーカーを入れていけば,漏電している回路が分かるから,その回路だけ切れば,他の回路 は使えると教えた。
 結局,後から予備回路に接続した200VのIHレンジがNGだということが分かった。その回 路だけ切り離すことで,他の回路は使えるようになった。

 山頂から FB に投稿しようとしたが,電波状態が悪く,うまくいかないので諦めた。山頂は,電波状態 のためなのか,接続できるときと上手くいかないときがある。自分で改造した アイゼン に不具合が生じたので,応急処置をした。天気は良く,風も弱く,寒さは感じなかったが, アイゼンに付いた雪は完全に凍り付いているから,気温は低かった。
 アイゼンの応急処置もできたので,昼食は途中で食べることにして, 下山を開始 した。


 ダケカンバ の林がきれいだ。


 いつも食べている,アンテナピークの手前で昼食を食べた。昼食後,阿世潟峠を経て, 阿世潟に向かった。
 阿世潟のダケカンバ林


 駐車場に戻ってきた。 男体山 も半分が雲に覆われてきた。


 社山 の背後にも雲が増えてきた。


 駐車場の車の数は変わらなかった。


 天気も良く,雪も最高で, 楽しい登山ができた。 最近は運動不足なので,体力が落ちてきているのは自覚しているが,今日はあまり苦しく なく登山することができた。やはり,単独行はマイペースを維持でき,自由に休憩ができるので,楽 だ。

 ページトップへ