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高 山

2019年(平成31年) 1月8日(火)


コース・タイム
 宇都宮(6:50) ⇒ 竜頭の滝上駐車場(7:45-朝食)
  駐車場(8:22) → 主尾根東端(9:27) → 最低鞍部(10:19) → 頂上(11:00-20) → 昼食(12:08-35) → 東尾根 → 駐車場(13:20)
 竜頭の滝上駐車場(13:32) ⇒ 宇都宮(14:45)

同行者
 単独

 正月の高山登山 は, 2010年 ヤッホー宇都宮 の新年登山から始まった。それ以後, 2011年,2013年,2015年,2017年,2018年 と続き,今年で 7回目 だ。
 高山 は,中禅寺湖と戦場ヶ原の間にあって標高が 1667.5m ある。標高が高いので,雪も比較的多いのだが,登山口の標高が 1350m 程あるので標高差は 320m弱 で,登りやすい山だ。
 6時50分に自宅を出て,コンビニで朝食と昼食を買い,日光に向かった。車外温度計 は −4℃ を示している。今朝はかなり冷え込んだ。
 宇都宮環状線 を走っていると,右手前方の空が明るく染まった。

 日光宇都宮道路 を走っている間に陽が昇った。いつもの写真だが, バックミラーの中に陽が昇った。


 正面に見える 女峰山 の山肌がバラ色に輝いた。走行中の撮影なので,写真がぶれている。


 細尾交差点 では,正面に 男体山 が見える。頂上には雲が懸かっている。


 いろは坂 を登っていっても,路面には雪はない。

 明智トンネルを出たところから見える 奥白根山 も,今日は見えなかった。



 中禅寺湖畔 からは,対岸に, 社山 の端正な姿が見える。今年も,雪のあるうちに登りたい。


 湖畔道路 は,路面には積雪は無いし,日当たりの良い斜面にも雪は無い。


 竜頭の滝上駐車場 に着いた。停まっている車はまだ無い。車外温度計は −1℃ を示していた。なんと宇都宮より気温が高い。

 車内で朝食を食べ,身支度をして歩き出した。
 今日の服装は,ボトムは CWX にモンベルの インスレイションパンツ  トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ にモンベルの クリマブロックロッシュジャケット  その上に UNCO&BORORジャケット  を着て,頭にはニット帽を被った。
 靴は夏用の テクニカ   ザックの中に の軽合金製の14本爪アイゼン を持ち, チェーンアイゼン を履いてスタートした。 ストック はザックに取り付け, ピッケル を手に持った。



 登山口 の積雪は,昨年とほぼ同じだ。


 今日は,昨年登った尾根とは 別の尾根 を登ってみることにした。昨年は右側の斜面の上にある尾根を登ったのだが,今年は正面 に見える やや幅の広い尾根 を登ってみることにした。
 一見,優しそうに見えたこの尾根だが,上部では意外と傾斜がきつく,落ち葉の下の地 面がカチカチに凍っていて,ピッケルの石突きさえ刺さらない。この尾根は上部で昨年登った尾根に 合流するのだが,そこまでが大変だった。この選択は失敗だった。


 いつもの尾根に合流したところで, シンボルツリー が出迎えてくれた。


 やっとの事で, 主尾根の東端 に登りついた。いつもは45分ほどで登れるのだが,今日は65分かかった。日当たりの 良い主尾根にはほとんど雪が付いていない。


 主尾根を進むと, 夏道と合流 する。


 日陰には雪が残っているが, 僅か数センチ だ。


 最低鞍部  ここから山頂への登りになる。


 山頂が近づくと,積雪量は増える。この斜面で 30cmほど だ。
 トレースが何本かあるが,その中で,踏み跡のしっかりしているものを選んで辿った。 概ね,夏道に沿っているが,ところどころショートカットしている。


 雪の斜面を登り切って稜線に出れば,まもなく 山頂 に着く。

 山頂 は日当たりが良いので,積雪量は少ない。山頂で自宅に電話し,無事登頂を報告した。
 途中では風はほとんど無かったのだが,さすがに山頂では少し風が出てきた。西方の 奥白根山 の方から雲が出てきて,日差しの遮られる時間が増えてきた。
 昼食 は下山途中でとることにして,FBに写真を投稿し,下山に懸かった。
 今日は,高山を西に下って,熊窪から湖岸を通って菖蒲が浜に戻ることも考えたのだが, 上空の雲も増えてきたので,最も早く下山できるルートで, 往路を戻る ことにした。
 空に雲が増えてきた。 中禅寺湖 の湖面が光っている。


 少し下ると, 戦場ヶ原 が見える。さすがに湿原だけは白く見える。


 高山は アズマシャクナゲ の名所だ。葉を丸めて寒さに耐えている。膨らんだつぼみもいくつか見られたが,数は少 ないように感じた。


 最低鞍部を過ぎた,尾根の中程で 昼食 を食べた。空には, 黒い雲 が増えてきた。天気は下り坂だ。往路を戻って正解だった。


 夏道との分岐点 についた。昨年と同じように, 夏道 を下ることにした。


 登山口 まで下ってきた。正面には,陽が当たって明るく輝いている 男体山 があった。


 駐車場 まで戻って来た。停まっている車は,出かけたときと同じに,私の車だけだった。

 今日は良い天気の中,楽しい初登りができた。日頃の運動不足が祟って,苦しい登りだ ったが,初登りを楽しんだ。
 後日確認したところ, 気象庁中宮祠観測所 の記録では,8:00の気温は 氷点下1.3℃ ,11:00では 1.7℃ 13:00では 1.6℃ となっていた。中宮祠と戦場ヶ原では標高差が100mほどあり,気温も戦場ヶ原の方が 2度ほど低くなっている。
 駐車場出発時の自動車の外気温計が 氷点下1℃ を示していたことから考えて,昼頃の気温は 1℃  程度だったと思われる。体感では寒かったのだが,気温は低くは無かったようだ。
 新年の初登りとしての高山は今年で7回目だが,手頃な山なので,また来年も来たい。

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