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東京大学日光植物園

2019年(令和元年) 5月18日(土)




 東大日光植物園は,旧田母沢御用邸に隣接した場所にあり,正確には「東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園」という。前身は,1638年(寛永15年)に徳川幕府が江戸の南と北に設置した薬草園だ。その後,文部省管轄となり,1887年に東京大学附属植物園となった。
 1902年(明治35年)日光に東照宮付近の
仏岩に8,590屬療效呂鯑世日光分園を開設し,本園(小石川植物園)では行なうことができない,高山植物の教育研究を行った。その後,土地が手狭になったのだが,拡張の余地が無かったため,1911年(明治44年)に日光分園を現在地に移転した。

 
ハンカチノキは,中国の湖北,貴州,四川,云南の各省に自生している中国固有の植物。高さ十数メートルになる落葉高木で,標高2000メートルほどの山地の,日当たりの良い湿った斜面などに多く生育している。
 欧米では,昔から庭木,街路樹などに利用されているが,日本ではあまり植えられていない。1991年ころから多数の苗木や種子が輸入されるようになり,広く出回るようになった。
 
ハンカチノキという名前の由来となっている2枚の白いものは,中心部にある小さい花の塊を飾る(葉の変化したもの)で,はじめは淡い緑色だが,開花とともに大きく白色になり,花が咲き終わって受粉が終了すると,順に落下する。中心部に集まって咲く花には,雄しべだけの雄花と,雌しべが発達した雌花があり,ともに花びらは無い。
 この木は1959年にドイツの
ハンブルグ大学附属植物園から種子を導入し,ここで長年生育したものだという。





 ガクウツギ


 アメリカハッカクレン


 クマガイソウ


 ハウチワカエデ


 ニシキギ


 ラショウモンカズラ


 ギンリョウソウ


 ユキザサ


 トキワナズナ


 珍しい花,貴重な花,きれいな花をたくさん見ることが出来た。ネームプレートが設置されているのだが,多少ズレているものもあり,予め予備知識があった方がより楽しむことができる。

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