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那須三山縦走
三本槍岳,朝日岳,茶臼岳


2019年(令和元年) 6月 4日(火)




コース・タイム
 自宅(4:40) ⇒ 峠の茶屋駐車場(5:50)
  駐車場(6:12) → 峰の茶屋(7:16-18) → 朝日の肩(7:52-59) →清水平(8:41) → 三本槍岳(9:24-38) →
   → 朝日岳(11:10-24) → 峰の茶屋(12:27) → 茶臼岳(13:14-16) →  峰の茶屋(13:50-52) → 駐車場(14:30)
 峠の茶屋駐車場(14:45) ⇒ 自宅(16:45) 

同行者
    【単独】

 最初の計画では,明日5日が好天という予報だったので,燧ヶ岳 に登ろうと考えていた。ところが,天気予報が変わり,4日に好天になり,5日は崩れるという。 そこで,燧ヶ岳は止めにして,もう少し近くの山を考えた。
 那須三本槍岳では,頂上手前に ミネザクラ の木があり,ちょうど今頃咲いているはずだと言うことで,三本槍岳に登ることにした。 イワカガミも咲いているだろうし,うまくいけば, アズマシャクナゲの花にも会えるかもしれない。
 天候と体調が良ければ,三本槍岳から, 朝日岳茶臼岳 と縦走したいと考えた。
 宇都宮ICから東北道 に入ったが,空はどんよりとしており,青空は見えない。予報ではこれから回復するというので,期待したい。
 東北道を那須ICで降り,那須街道を走った。湯本温泉 まで来ると,一面はガスに包まれていた。これは,回復まで時間がかかるかなと思った。



 ところが,高度が上がるとガスは晴れ,峠の茶屋駐車場 に着いたときには青空が広がり,強い日差しが照りつけていた。 今日は平日なのに,早朝から30台ほどの車が停まっていた。名物の風も今は殆ど無い。



 車の中で朝食を済ませ,身支度した。

 今日の服装は,ボトムはCWX Fox fireの夏用トレッキングパンツ。トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツに 同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロングを着て, ダクロンの半袖シャツを重ねた。 ウインドブレーカーはザックの中に用意した。
 今日の靴は,夏用のTECNICAを履いた。 ストック2本をザックに着けて出発した。

 駐車場からは朝日岳がよく見える。


 駐車場を振り返る。また少し車が増えた。


 ムラサキヤシオツツジ  日本海側の多雪地帯に多いツツジだ。尾瀬などには多いが奥日光では見たことが無い。 奥日光の方が日本海側に近いはずだが,那須に見られて奥日光で見られないのはどういう訳なのか。 那須は,意外と会津に近いから,福島の圏内なのかもしれない。


 マイヅルソウは,やっと小さな蕾を着けた状態だ。


 中の茶屋跡まで来ると ミミズクと言われる 茶臼岳の双耳峰が見える。


 ここから,峰の茶屋 剣ヶ峰朝日岳 の稜線が見渡せる。(写真をクリックすると,大きな写真が見られます。)


 那須には多いが,全国的には希少種のウラジロタデ   葉の裏が白い綿毛で覆われている。


 峰の茶屋  正式には 峰の茶屋跡非難小屋 という。 かつてはここに売店があり,麓から担ぎ上げたサイダーなどを売っていた。 今は避難小屋となっているが,原則として宿泊は禁止。冬季も一部が開放されている。


 朝日岳の手前にあるピークが 剣ヶ峰 で,このピークの右を巻いて朝日岳に向かう。積雪期には,巻き道が雪崩で危険なため,ピークを越えて旭岳に向かう。


 振り返ると茶臼岳 が見える。以前に比べると吹き出す白煙の量が少なくなった。今日は殆ど確認できなかった。


 北西を見ると,流石山 大倉山三倉山 が見える。何れも,福島県との県境の山だ。


 振り返って南東方向を見ると,雲海 が広がっていた。あの雲の下では日差しは無い。


 南方には,茶臼岳のきれいな姿が見えた。


 イワカガミが咲いていた。 イワカガミの仲間には, コイワカガミ ヒメイワカガミ もあって,区別は簡単では無い。これは,たぶんヒメイワカガミ。


 恵比寿大黒の岩峰には穴が開いていて, ある角度からだけ見ることが出来る。


 正面奥に見えるのが朝日岳


 ミネヤナギ  風の強いところに生えるので,あまり大きくなれない。


 このガレた斜面を登ったところが朝日の肩


 朝日の肩から三本槍岳方向 を見る。ここからはまだ三本槍岳は見えない。多くの登山者は,ここに荷物をデポし,朝日岳の山頂を往復する。 私は,帰路に寄ることにして先に進んだ。


 このピークが,隠居倉 への分岐。 この分岐を左に行くと,熊見曽根 隠居倉を通って 三斗小屋温泉に行ける。


 手前の斜面にアズマシャクナゲ が咲いていた。ジャスト満開だった。


 足下に小さなスゲの仲間が花を咲かせていた。高山の砂礫地に生える ヒメスゲだ。


 この標識はおかしい 。ここが熊見曽根ではない。ここを左に進んだところが熊見曽根だ。 石積みには隠居倉と言うプレートがはめ込まれているが,隠居倉は,熊見曽根の更に先だ。


 1900m峰を過ぎて 清水平への降りにかかると, アズマシャクナゲの群落がある。


 この斜面にはミネザクラも咲いていた。


 清水平の水の引いた泥の上に足跡 が残されていた。何の足跡なのか。もしかしたら,登山者が連れていた犬の足跡かもしれない。


 ミツバオウレン  那須にはセリバオウレンも多いが,これはミツバオウレン。


 登山道脇のシャクナゲ。見事だ。


 三本槍岳 登山道が真っ直ぐに伸びている。


 ムラサキヤシオツツジ ここではまだ蕾だ。


 急な斜面を登り切ると,傾斜が緩やかになる。山頂 までもうすぐだ。


 ミネザクラが満開だった。


 三本槍岳頂上 に着いた。山頂には既に6〜7人が到着していた。今日は平日なのだが,好天の予報が出ていたので,登山者は多い。



 自撮り棒で記念写真  顔が大きくなりすぎて不満なのだが,自由に取れるのでまあ良いか。


 北西方向の山 流石山 大倉山三倉山  雲が増えてきた。好天は長く続かないかもしれない。写真を撮り,おむすびを1個食べて下山にかかった。


 ヤマハンノキ 


 清水平まで降りてきた。少しだけ水が流れていた。正面の山が 1900m峰,この斜面にシャクナゲが咲いている。


 ガスに隠されていた朝日岳の頂上 が姿を現した。茶臼岳 は依然としてガスに隠れている。


 朝日岳の山頂に登ったが,ガスに囲まれ,何も見えない。
 茶臼岳に登るかどうかは,峰の茶屋に着いたときに判断することにして,山頂を後にした。


 コメバツガザクラ 珍しい花で,私は, 那須朝日岳と, 八ヶ岳でしか見たことが無い。ツガザクラとは別の種。


 とても小さな花で,先がつぼんだ壺形の花が特徴だ。


 峰の茶屋まで降りてきた。ガスの晴れ間もあるので, 茶臼岳山頂に向かうことにした。


 峰の茶屋から約45分で山頂 に着いた。少し疲れた。途中で,小学生の団体とすれ違った。茶臼岳で小学生に会うのは珍しい。



 山頂記念 これも自撮り棒で。


 旧火口を一周し峰の茶屋 に向かった。先ほどまで見えていた小学生たちは,もう峰の茶屋には居なかった。


 イワカガミ  これはコイワカガミだろう。コイワカガミには白花が多い。


 登山口まで戻って来た。


 駐車場の車は少し減っていた。


 自宅に無事下山を報告し,身支度を解いて,帰途に着いた。

 今日の歩行距離は12.2km 。行動時間は8時間30分 (休憩を含んで)。累積高度は±970m
 足のつま先が痛くなったが,他には問題も無く,歩くことができた。
 今月中には八ヶ岳 に行きたいと思っているのだが,少しだけ自信が付いた。
 帰路は,急ぐことも無いので,いつもの通り下道を通ったが,約2時間で自宅に着いた。

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