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社 山

2020年(令和2年) 1月20日(月)



コース・タイム
 自宅(6:32) ⇒ 歌ヶ浜駐車場(7:22-朝食)
  駐車場(8:00) → 狸窪(8:42-54) → 阿世潟(9:25-30) → 阿世潟峠(10:04) → 1660m・引き返し点(11:22) → 昼食(11:37-12:13) → 阿世潟峠(12:41) → 阿世潟(13:00) → 狸窪(13:35) → 駐車場(14:16)
 歌ヶ浜駐車場(14:31) ⇒ 自宅(15:28) 

同行者
 単独

 10日前の 1月10日 に, 高山 に行く途中で,中禅寺湖畔から眺めた 社山 の姿が頭から離れない。天気予報が良くなったので1月20日に登ることにした。偶然な のだが,昨年も1月20日に登っていた。
 昨年と同じに,6時30分に自宅を出て,途中のコンビニで朝食と昼食を買って, 日光 道路 に乗った。車を走らせていると,背後に日が昇り,ドアミラーにその姿が映った。


 日光口SA の入口からは,正面に 女峰山 が見える。日は当たっているが,山頂近くでは雪が舞っているようだ。


 細尾交差点 からは,手前の山の向こうに 男体山 が見える。山頂近くには雲がかかり,雪が舞っているようだ。


 自宅から約1時間で 歌ヶ浜駐車場 に着いた。自動車の車外温度計は 0℃ を示している。ここは風もなく,暖かだ。
 車内で,コンビニで買ってきた助六寿司を食べ,身支度を調えた。
 今日の服装は,ボトムは CWX にモンベルの インスレイションパンツ トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ に同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロング を着て,モンベルの クリマブロックロッシュジャケット を着た。上には UNCO&BORORジャケット を着て,頭にはニット帽を被った。靴は夏用の TECNICA を履き,6本爪の軽アイゼンをザックに入れた。今日は,ストックとピックルの両方を車 に積んできたのだが,ピッケルを使うことにして,ザックに取り付けた。


 中禅寺湖の対岸には,これから登る 社山 が朝日を受けていた。


 望遠レンズで撮影すると, 登山道 のある尾根がよく見える。


 奥白根山 には雲の固まりがあって見ることができない。


 湖畔のベンチには雪が載っているが,フェンスにできる しぶきつらら はできていなかった。


 冬季閉鎖中の 半月山道路 から分かれて 湖畔道路 に入ると,路面に雪が乗っており滑らずに歩くことができた。


 相変わらず, 男体山 の頂上には雲がかかっている。


 狸窪 を過ぎた。  暑くなったのでジャケットを脱ぎ,ウインドブレーカーを着た。軽アイゼンは 狸窪で着けた。


 年間を通じて,一般車は入れない道路なのだが, 新しい轍 がついていた。この轍は,ずっと先まで続いている。


 阿世潟 に着いた。ここに,1台の ピックアップトラック が止まっていた。どこかで工事でもやっているのだろうか。それとも, 登山者 が乗ってきたのだろうか。
 昨年11月に社山に登ったとき,頂上で会った人が, 「ずるをして,阿世潟まで車で来た」 と言っていたが,そのときは聞き間違いと思っていた。やはり,そういう人がいるのかも しれない。


 私は,今までに30回以上社山に登っているが,ここまで乗り入れた車を見たのは 初めて だった。でも,この後,この車に乗ってきたと思われる人には会わなかった。
 この車は,私が下ってきたときには,この車は既になくなっていた。


 阿世潟峠 に向かった。積雪は20〜30cmほどだが,踏み固められており,足が潜るようなこと は無かった。


 無雪期と同じ時間で 阿世潟峠 まで登ることができた。ややとばし過ぎたのか,足の 筋肉疲労 が激しい。すごく足がだるい。


 峠まで登ると,いつも 富士山 を探す。霞んではいたが富士山の姿を確認できた。毎度のことだが, 目で見えていても写真には写らない 。画像処理ソフトでコントラストと明度を調整したのだが,この程度で限界。


 山頂 が見えた。晴れてはいるのだが,意外と雲が多く日陰になる部分が多い。


 社山キレット


 見晴らしの良いところまで登って振り返った。 男体山 の頂上に懸かっている雲はまだ取れない。 中禅寺湖 の水面も,曇り空を写してどんよりしている。


 11時20分  山頂までは更に20〜30分ほど掛かるだろう。股関節に痛みも出てきたので,ここで 引き返す ことにした。この季節は日没も早く,12時に山頂到着では,駐車場に戻るのは16時近 くになってしまう。私は登頂には全くこだわっていないので,躊躇せず引き返しを決断した。


 キレットの向こうに ロボット雨量計 のアンテナが見える。


 いつもの場所で昼食を食べ, 阿世潟峠 まで降ってきた。


 阿世潟 ももうすぐだ。気温が低いため,雪はサラサラしている。


 阿世潟を過ぎ,湖畔道路から 湖畔 に出てみた。


 車の轍 が真っ直ぐに伸びている。


 駐車場 まで戻って来た。 男体山 に掛かっていた雲がやっと取れた。


 駐車場 の車が少し増えていた。


 奥白根山 は,今日一日,姿を現すことはなかった。


 社山 もシルエットになった。


 今日は,体調は悪くはなかったのだが,体力そのものが衰えているのだろう。いつもよ り 疲れた 。雪のあるうちにもう一度挑戦しよう。

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