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 社 山

2020年(令和2年) 2月12日(水)



コース・タイム
 自宅(6:13) ⇒ 歌ヶ浜駐車場(7:07-朝食)
  駐車場(7:45) → 狸窪(8:25-30) → 阿世潟(8:54-9:14) → 阿世潟峠(9:43) → キレット(10:27-43) → 頂上(12:10-35) → 昼食(13:23-48) → 阿世潟峠(15:30) → 阿世潟(14:54-59) → 狸窪(15:30) → 駐車場(16:24)
 歌ヶ浜駐車場(16:34) ⇒ 自宅(17:43)

同行者
 単独

 天気予報が好天を告げていたので, 社山 に登ることにした。3週間ほど前の, 1月20日 にも登ったのだが,そのときは,バテてしまい,頂上まで行かずに引き返してきた。今日 は,多少時間が掛かっても,バテなければ山頂まで行きたいと,自宅発の時間を早めた。
 いつも通りだが, 日光道路 を走っていると,背後に 日が昇り ,サイドミラーに写った。


 今市IC付近 から,朝日を受けた 女峰山 が見えた。今日は一片の雲も無く,文句なしの良い天気だ。


 細尾交差点 からは 男体山 が見える。雪は多いようだ。


 いろは坂 第11カーブ では, 朝日 が真正面から射してくる。思わず目がくらむ。心の準備がないと危険だ。


 明智トンネル を出たところからは,真っ白な 奥白根山 が見えた。ここにも雲は見られない。


 歌ヶ浜駐車場 に着いた。外気温計は マイナス4℃ を示している。今の季節にしては暖かい。



 車内で,コンビニで買ってきた助六寿司を食べ,身支度を調えた。
 今日の服装は,ボトムは CWX にモンベルの インスレイションパンツ トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ に同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロング を着て,モンベルの クリマブロックロッシュジャケット を着た。上には UNCO&BORORジャケット を着て,頭にはニット帽を被った。靴は夏用の TECNICA を履き,6本爪の軽アイゼンをザックに入れ,チェーンスパイクを履いてスタートした。
 今日は,ストックとピッケルの両方を使ってみようと,両方をザックに取り付けた。と いうのは,前回ピッケルを使ったのだが,杖として使うのには,あまり使い勝手が良くなかったので, 傾斜の緩いところではストックを使おうと思ったのだ。


 中禅寺湖 の対岸には,青空を背景に, 奥白根山 が真白に輝いている。


 その左には,今日の目的地, 社山 が見える。雪は多いようだ。わくわくする。


 男体山 にも雲は懸かっていない。


 名物の 「しぶきつらら」 が発達していた。この写真を撮るためにわざわざ来たというご夫婦に会った。


 イタリア大使館別荘記念公園 は冬季閉鎖中だ。開館は4月1日という。


 新しくできた 船着き場 も,冬季閉鎖中だが,ロープに付いた しぶきつらら がきれいだ。


 湖岸道 を進む。陽が射して暖かだ。 狸窪 で冬用のジャケットを脱いで,ウインドブレーカーを着た。更に,チェーンスパイクを脱 いで,6本爪アイゼンに履き替えた。


 阿世潟 に着いた。駐車場から 70分 掛かったが,いつもの速さだ。ここから, ダブルストック にした。ピッケルより軽く,快適だ。


 トレース はしっかりとできており,足が潜ることは無い。


 阿世潟から約30分で 阿世潟峠 に着いた。標準的なタイムだ。


 稜線に出ると,直ぐに 富士山 を探す。薄雲の中だったが,その姿をしっかりと確認できた。


 山頂方向 を見渡す。本当の山頂は,左側の最高点を登ったその先だ。


 徐々に雪が増えて来た。ここまで, ダブルストック で登ってきたのだが,傾斜が強くなってきたので, ピッケル を出して,ストックをザックに着けた。
 ピッケルを雪に刺したときの安定感は確実なのだが,意外と歩きづらい。ダブルストッ クの方が歩きやすいと感じたので,再びピッケルをザックに付け,ストックを取り出した。


 風はなく,登っていると汗が出てくる。モンベルの クリマブロックロッシュジャケット を脱いで,ファイントラックの 長袖シャツ になった。


 今日は 先行者 はいない。トレースは,今日のものではない。よく見ると,最新の足跡は下りのものだっ た。


 まさに 天空の散歩道  雪はクラストしており,歩きやすい。疲れたが,今日はまだ大丈夫だ。


 山頂 に着いた。 駐車場から4時間半 掛かった。時間は掛かったが,まだ余力はある。山頂から自宅に電話して無事登頂を報告 し,FBに写真をアップした。薄雲が増え始め,少し風が出てきた。


 昼食はいつもの場所でとることにして 下山 を開始した。中禅寺湖に入っていくようなこの景色が好きだ。


 阿世潟 まで降ってきた。日が差し込んで明るい。でも,もうじき 15時  影が長くなった。


 阿世潟から1時間25分で 駐車場 に戻ってきた。湖岸の小枝に氷が付き,キラキラと輝いていた。


 相変わらず,駐車場は閑散としていた。男体山の稜線の奥に見えるのは, 女峰山の山頂 だ。


 今日は,山頂まで 時間が掛かった が,天気も良く,楽しく歩くことができた。意識的にペースを落としたことが良かったの かもしれない。膝や股関節の痛みも出なかった。ただ,駐車場への帰着が 16時 を過ぎたのは反省点だ。

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