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社 山

2020年(令和2年) 4月8日(火)



コース・タイム
 自宅(6:00) ⇒ 歌ヶ浜駐車場(6:52-朝食)
  駐車場(7:25) → 狸窪(7:56) → 阿世潟(8:20-25) → 阿世潟峠(8:50) → キレット(9:29-40) → 頂上(10:44-11:04) → 昼食(11:58-12:25) → 阿世潟峠(12:58) → 阿世潟(13:25) → 駐車場(14:32)
 歌ヶ浜駐車場(14:45) ⇒ 自宅(15:46)

同行者
 単独

 新型コロナウイルス による感染症拡大を防ぐため,外出等の自粛が求められている。そのため,日常生活では できるだけ外出をしないように心がけているが,山歩きならば,感染拡大の危険性も少ないだろうと 言うことで, 社山 に出かけた。
 昨年,4月16日に社山に登ったときには,まだ雪がかなり残っていたのだが,今年は どうなのだろうか。
 宇都宮から 日光道路 を走っていくと,両側の桜が花をつけきれいだった。道路建設のときに植えたものらしい のだが, ソメイヨシノ だけでなく, ヤマザクラ など,色々な種類があって楽しませてくれる。


 日光に近づくと,正面に 女峰山 のきれいな姿を見ることができる。


 宇都宮から約1時間で, 歌ヶ浜駐車場 に到着した。外気温度計は 1℃ を示している。この時期では平均的な気温だ。


 中禅寺湖 の岸釣りが解禁されたので,駐車場には,釣り人が乗ってきたと思われる車がたくさん停 まっていた。


 中禅寺湖の対岸には, 奥白根山 が真っ白に輝いていた。


 今日の目的地の 社山 もよく見えた。今日は薄雲が多く,日差しは柔らかい。


 男体山 も,雲をまとうこともなく,裾野から頂きまですっきりと見えた。


 車中で朝食を食べ,身支度を調えた。  今日の服装は,ボトムは CWX にモンベルの インスレイションパンツ トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ に同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロング を着て,モンベルの クリマブロックロッシュジャケット を着た。その上に ラテラの DUALUXジャケット を着て,頭には夏用のハットを被った。靴は夏用の TECNICA を履き,6本爪の軽アイゼンをザックに入れ ストック2本をザックに取り付けてスター トした。


 イタリア大使館別荘記念館 は,4月1日から開館しているが,この時間ではまだ開館前だ。身体が温まってきたので, ここでラテラの DUALUXジャケット を脱いだ。


 芽吹き前の林間の道には, 陽光 が差し込み,明るい。


 頑張って歩いたので, 阿世潟 には, 駐車場から55分 で到着した。やはり,雪がないと歩きやすい。


 阿世潟峠 に向かう道にも,雪は全くない。北斜面なので,雪の残る年もあるのだが,今年は全く見 えない。


 阿世潟峠まで登って稜線に出ると, 富士山 を見ることが出来る。今日も微かにではあるが,真っ白なその姿を確認することができた。 肉眼では確認できるのだが,写真には殆ど写らない。この写真にも写っているはずなのだが,確認す るのは難しい。


 阿世潟峠から, アンテナピーク まで登ってくると,山頂がよく見えてくる。


 私が勝手に 社山キレット と呼んでいる痩せ尾根の向こうに登山道が続いている。キレットの手前で,夫婦二人連れ に追いついた。この後は,この夫婦と前後しながら山頂まで登った。ここで足の滑り止めに,6本爪 の軽アイゼンを履いた。


 暑くなってきたので, モンベルのジャケットも脱いで,ウインドブレーカーを着た。ハットも脱いで,バンダナ を巻いた。


 山頂に続く登山道。傾斜はきついが,歩きやすい道だ。


 残雪 が,登山道を埋めるように残っている。用心しないと踏み抜くこともある。


 ロックガーデン まで来ると,頂上は近い。でも,あと15分程度かかる。


 足尾 の方がよく見える。この下の沢は 松木沢 だ。


 山頂 に着いた。駐車場から 3時間20分 かかった。やはり,雪がないと速い。山頂で自宅に電話し,無事登頂を報告し,FBに写真 を載せた。少し遅れて到着した夫婦連れに写真を撮ってもらった。この夫婦連れは,この先の展望の 良い場所で昼食にすると言っていたが,私は少し降ったいつもの場所で昼食にしようと,下山を開始 した。


 この高度感は,わくわくする。


 今日は男体山にも,雲はかかっていない。往路に阿世潟で出会ったソロの男性は,この 手前に写っている尾根 を登ると言っていたが, いまはどの辺りを歩いているのだろうか。


 最も高く見えるところが 半月山 だ。


 途中で,30分ほどかけて昼食を食べ, 阿世潟峠 まで降ってきた。往路で一緒だった夫婦連れが追いついてきた。


 阿世潟 まで降りてきた。先行していた夫婦連れが写っている。


 ゆっくり歩いたので,阿世潟から 駐車場 まで70分ほどかかった。駐車場の車は増えていた。


 社山 もシルエットになった。


 殆ど風もなく,柔らかな日差しの中を楽しく歩くことができた。 社山は,いつ来ても,何度来ても良い山だ。

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