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社 山

2020年(令和2年) 11月12日(木)



コース・タイム
 自宅(6:00) ⇒ 歌ヶ浜駐車場(6:52-朝食)
 駐車場(7:15) → 狸窪(7:55) → 阿世潟(8:17-26) → 阿世潟峠(8:52) → キレット(9:31-42) → 頂上(10:59-11:18) → 昼食(12:02-37) → 阿世潟峠(13:11) → 阿世潟(13:40) → 駐車場(14:46)
 歌ヶ浜駐車場(14:55) ⇒ 自宅(16:00)

同行者
 単独

 4月7日以来,7ヶ月ぶりに 社山 に登った。5月に 発作性頭位目まい を発症して,山登りどころではなかったが,目まいもほぼ収まってきたので,いつでも引 き返せる山として社山に登ることにした。
 歌ヶ浜駐車場から,往復で6〜7時間かかるので,出来るだけ速く歩き出そうと,宇都 宮市の自宅を朝の 暗いうち に出発した。日光道路を走っていると,正面に 日光連山 が見えてきた。


 まもなく 日が昇り ,サイドミラーに太陽が写った。


 正面の 女峰山 にも日が当たり始め,僅かだが赤くなった。


 日光道路の 鳴虫山トンネル を抜けると道は大きく右にカーブする。すると,正面に 男体山 が見える。ナギが僅かに白くなっている。


 いろは坂の 明智第二トンネル を抜けると,雪をまとった 奥白根山 が見える。今日は良い天気だ。


 歌ヶ浜駐車場 に着いた。車外温度計は マイナス1℃ を示している。風がないので寒さは感じない。


 身支度をして出発した。 今日の服装は,ボトムは CWX モンベルのインスレイションパンツ トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ に同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロング を着て,その上に ダクロン の長袖シャツを着 UNCO&BORORジャケット を重ねた。頭にはニット帽を被った。 靴は夏用の テクニカ 下山のときのスリップ防止のために,ザックの中に チェーンアイゼン を入れ, ストック をザックに取り付けてスタートした。



 社山 に朝日が当たっている。山頂から左手前に降ってくる尾根が登山道だ。早くあそこまで行 きたい。でも,たどり着けるかどうかは行ってみないと分からない。



 イタリア大使館別荘記念公園に行く道に ライト が付けられた。電線が地面を這うなど,恒久的なものではないようなので,今週末から始 まる ライトアップ期間 だけのもののようだ。


 狸窪 を過ぎ, 阿世潟 に向かう。落ち葉が厚く積もり,歩くとガサガサと大きな音を立てる。周囲が静かなので, 異様に大きな音に聞こえる。



 湖岸に出て 男体山 の姿をカメラに納めた。カメラの CCDが劣化したのか,写真の写りがあまり良くない。ピ ントが甘く,コントラストも弱い。



 阿世潟 に着いた。汗をかきたくなかったので,ゆっくり歩いたつもりだったが,ほぼ 1時間 で着いた。ここまでで出会った人は3人。半月道路入口のゲート前にある駐車場は, 身障者用駐車場 と表示してある。その脇を通り過ぎたとき,出発の準備をしていた どう見ても身障者とは思えない3人グループ がいた。彼らは,私が阿世潟で休憩中に追いつき,追い越していった。今日一日で出会っ た人は,そのグループを含めて8人だった。


 木製の橋を渡ると, 阿世潟峠 まで一気に登る。


 阿世潟峠


 峠から,社山に向かって小さなピークを一つ越えると, 山頂 が見えてくる。と言ってもここから見えるのは偽の山頂で,本当の山頂は見えない。


 ここまで来ると,いつも 富士山 を探す。ここに見えるはずなのだが,今日は見えない。


 大きな雲の塊が近づいてきた。山頂も 雲に被われた その後出会った,先行者の話では,このとき山頂近くでは 吹っ掛け があったという。


 雲に被われているのはここだけのようで, 奥白根山 ははっきりと見える。



 振り返って見る 男体山 には,その中腹に雲がたなびいている。珍しい姿だ。


 まもなく,雲も頭上を離れ,陽射しが戻って来た。日が陰ると寒くなるが,陽が射して くると暑くなり汗をかく。 衣服の調節が煩わしい。
 山頂に続く登山道 は,いつ来ても感動する素晴らしいところだ。


 奥白根山 がよく見えた。


 ロックガーデン を過ぎれば,頂上はもう少しだ。


 山頂 に到着した。先行して山頂で休んでいたグループの一人に頼んでシャッターを押してもら った。暑くて,シャツの腕をまくっている。駐車場から 3時間45分 で到着した。今の体調ならば,十分に満足できるタイムだ。


 山頂から 自宅に電話 し,無事到着を報告した。スマホでネットに接続し FBに写真を載せた。 昼食は下山途中のいつもの場所でとることにして山頂を後にした。膝をかばっての下山な ので,若いときのようにぴょんぴょんとは下れないが,さすがに下山は速い。昼食休憩の35分を含 めて,2時間かからずに阿世潟まで降りてきた。


 一生懸命に歩いたので,阿世潟から駐車場までほぼ 1時間 で着いた。この時期になると,さすがに 紅葉渋滞 も一段落し,スムーズに いろは坂 を降りることができた。


 清滝から日光道路に入ると, 道ばたの紅葉 が輝いていた。



 今日は,体調に自信がなく,途中敗退もあるかなと思っていたので,山頂まで行くこと ができ,それも比較的良いタイムで登れたので大いに満足できた。

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