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高 山

2021年(令和3年) 03月04日(木)



コース・タイム
自宅(6:20) ⇒ 竜頭の滝上駐車場(7:20-朝食)
 駐車場(8:12) → 東尾根(9:03) → 最低鞍部(10:08) → 頂上(10:46-昼食-11:22)  → 最低鞍部(11:51) → 夏道分岐(12:37) → 駐車場(13:30)
竜頭の滝上駐車場(13:38) ⇒ 自宅(14:45)

同行者
    単独

 例年,新年の登り初めは 高山 にしていた。今年も,新年早々に考えていたのだが, 新型コロナウイルス の感染防止のために外出の自粛が求められた。あえて逆らうこともないので,山歩きを含 め, 外出を自粛 していた。 栃木県に出されていた 緊急事態宣言 も解除されたので,2ヶ月遅れで 登り初め に行って来た。万が一遭難などになれば社会への負担増になり,それは慎まなければなら ない。そのような意味でも リスクの少ない山 として 高山 を選んだ。
 特別に急ぐ必要はないのだが,宇都宮市の自宅を6時20分に出発した。日の出の時刻 もだんだんと早くなり, 宮環の細谷町付近 で,右前方に朝日が昇った。


 日光バイパス  を日光に向けて走っていると,日光連山を覆っていた黒い雲が徐々に高くなり,雲の下か ら 男体山 が見えた。


 女峰山 の姿もきれいに見えた。


 日光に近づくにしたがって青空が広がってきた。 いろは坂 を登っていっても,雪は見えない。


 明智第二トンネル を出たところからは,雪をたっぷりとまとった 奥白根山 がきれいに見えた。


 中禅寺湖 の湖畔からは,対岸にピラミダルな 社山 の姿が見えた。雪のある内に登りたいが,現在の体力では無理かもしれない。


 ほぼ1時間で 竜頭の滝上駐車場 着いた。停まっている車はない。


 今朝の気温は,宇都宮を出るときに 2℃  いろは坂を登るにしたがって徐々に下がり,竜頭の滝上駐車場に着いたときの車外温度 計は 氷点下6℃ を示していた。でも,風がないので寒さは感じない。


 車内で,途中のコンビニで買ってきた 助六寿司 を食べ,朝食とした。
 今日の服装は,ボトムは CWX にモンベルの インスレイションパンツ トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ に同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロング を着て,モンベルの クリマブロックロッシュジャケット を着た。上には,ウインドブレーカーを着た。 UNCO&BORORジャケット は持ってきたが,車に置いていくことにした。頭には夏用のハットを被った。靴は夏用の TECNICA で,6本爪の軽アイゼンを付けた。14本爪の軽合金アイゼンも持ってきたが,使うこと はないだろうと思い車に置いていくことにした。ここ数年は,ピッケルを持って登ったのだが,今日 はピッケルを止めてストックを持つことにした。


 登山口の積雪 はこの程度。幹の周りや日当たりの良いところの雪は解けていた。


 いつも登っているこの尾根筋も,雪は殆どない。


 一般的に言えば,雪が無い方が登るのは楽だが,急斜面では雪があった方が登りやすい 場合もある。主尾根の端に登り着くまでに50分掛かった。手掛かりのない急斜面では,やはりピッ ケルの方が有効だ。


 今日は,スマホに 広角のアタッチメントレンズ を付けて撮影した。ややゆがみが出るが,広く周囲が写る。


 主尾根 を西に向かった。日当たりの良いところは雪が解けて地面が出ている。


 この鞍部で,夏道と合流する。


 ルートを示すように,部分的に ロープ が張られている。


 最低鞍部を過ぎて最後の登りに掛かる。さすがにここには雪がたっぷりとある。トレー スがあるので,外さなければ踏み抜くことはない。


 途中で振り返った。右から,男体山,大真名子山,小真名子山,太郎山


 トレースを振り返った。雪が柔らかいので,滑落の危険は余り感じない。


 駐車場から2時間半で山頂に着いた。積雪期としてはまあまあのタイムだ。体力がなく なっているからもっと掛かると思っていたが,意外と早く着いた。


 山頂記念  ラインで自宅に連絡し,FBに写真を載せた。ここで昼食を食べた。食後,持ってきた 湯でコーヒーを飲んだ。


 下山 に掛かった。凍結路は登りより降りの方が危険だ。ピッケルを持ってこなかったので,急 斜面では,後ろ向きになって降りた。


 最低鞍部 まで降りてきた。ここまで来ればもう危険な場所はない・・はずだった。


 シャクナゲ の蕾を見つけた。


 昨年と同じように 夏道 を下ることにした。昨年はこれほどではなかったのだが,路面が カチカチ に凍っている。 いくらアイゼンを履いているからと言って,ストックでは バランス がとれない。やっとの事で平坦地まで降りてこられたが,汗をかいてしまった。暑いので 上着を脱いだが,さすがに寒くなった。


 竜頭の滝上 まで来ると,正面に 男体山 が見える。


 駐車場まで戻って来た。車が増えていたが,登山者ではないようだ。


 駐車場で身支度を解き,帰途についた。駐車場での気温は 7℃ だった。

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