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社 山

2021年(令和3年) 9月20日(月・敬老の日)




コース・タイム
自宅(5:30) ⇒ 歌ヶ浜駐車場(6:31)
  駐車場(6:58) → 狸窪(7:51) → 阿世潟(8:15-25) → 阿世潟峠(8:56-9:03) → キレット(9:41-44) → 引き返し(10:57-昼食-11:40) → 阿世潟峠(12:51-13:00) → 阿世潟(13:25-32) → 狸窪(14:00) → 駐車場(14:47)
 歌ヶ浜駐車場(15:00) ⇒ 自宅(16:10)
 

同行者
    【単独】

 新型コロナ 蔓延防止で外出を自粛していた。 運動不足 で体力筋力の減退は,日常の生活でも自覚できるほどになり,このままではいけないと思 うようになった。今までは, 暑さ といういい訳もあり,家でゴロゴロしていたが,そのいい訳はもうできない。栃木県下に も, 緊急事態宣言 は発令されたままだが,感染者数の減少も見られるので, 直行・直帰 社山 に行くことにした。今の体力・筋力では,多分頂上までは行けないだろうと思ったが,コ ースの状況もよく分かり,安心して歩ける山として 社山を選んだ。
 日光道路の日光口パーキング入り口 では,正面に,朝日を受けて輝く 女峰山 が見えた。今日は良い天気だ。


 いろは坂 の第二明智トンネル出口から見られるはずの 奥白根山 は今日は見えなかった。


 ほぼ一時間で 歌ヶ浜駐車場 に着いた。ここからは 奥白根山 の頂上が見えた。


 今日は シルバーウイーク3連休 の最終日。駐車場に停まっている車は多かった。最近, キャンピングカー の 増加が目立つ。一応,トイレの入口ドアには, 「キャンプ,テント,車中泊を禁止します。」 と張り紙が出ているのだが, 強い指導ではないので,効き目は無いようだ。


 今日の服装は,ボトムは CWX Fox fire の夏用トレッキングパンツ。トップは,ファイントラックの フラッドスキンメッシュシャツ に 同じファイントラックの ドラウトタフアルパインロング  を着て, ダクロン の半袖シャツを重ねた。 ウインドブレーカー はザックの中に用意した。 今日の靴は,夏用の TECNICA を履いた。 ダクロン の半袖シャツは途中で脱いだ。
 新しくできた船着き場の向こうに,今日の目的地 社山 が見える。


 阿世潟 に着いた。駐車場から1時間20分ほど掛かった。セーブして歩いたので,今の体調では この程度で仕方ない。


 阿世潟から 阿世潟峠 まで30分ほど掛かった。これは標準時間だ。


 峠から少し進むと, 山頂方向 が見渡せる場所がある。雲一つ無い良い天気だ。

 ここに来ると,いつも 富士山 を探す。見えるときはこの辺りに見えるのだが,今日は見えない。


 ロボット雨量計のあるピーク まで来た。背後に 男体山 が聳えている。今日はこの辺りまでかなと思っていたのだが,もう少し進めそうなので, 先に進む ことにした。外出自粛で身についた胴回りの贅肉は,隠しようも無い。


 少し登ると, 中禅寺湖と男体山 が良く見えるようになる。この高度感が好きだ。


 山頂に続く 「天上の散歩道」  でも,足の筋肉に疲れが溜まって,なかなか足が前に出ない。


 「ロックガーデン」  ここから頂上まで約250mほど。15分ほどで行けるが,今日は ここまで とした。もともと私はピークハントに執着しない。ここまで楽しく歩くことができたので, 満足して 引き返し を 決断した。
 日陰に腰を下ろし, 昼食 にしようとしたのだが,汗が冷えて寒い。そこで,日向に動いて腰を下ろしたのだが,今 度は暑い。我慢して昼食を食べ,下山を開始した。


 見晴の良いところにある大きな ダケカンバ の木。この木は,登山道のずっと下の方からも見えている。
 今日は 登山者 が多い。昼食を食べているときにも,10人以上が後ろを通過して上っていったし,下山 するときにも,多くの人がすれ違って登っていった。今日一日の登山者は,ざっと数えて 50人以上 はいただろう。


 中禅寺湖 に飛び込んでいくようなこの道が大好きだ。


 阿世潟 まで降りてきて休んでいると,直ぐ近くに ニホンジカ がやってきた。ここでニホンジカにあったのは 初めてだ。


 駐車場 に戻ってきた。 ナナカマド が赤い実を一杯に付けていた。


 雲が出てきて, 奥白根山 も日陰になった。


 車の所に戻って来た。今日は奥日光は 大混雑 で,駐車場の空き枠を探す車がうろうろしていた。


 駐車場で身支度を解き,帰宅の途についた。今日は,暑くも無く寒くも無い絶好の登山 日和で,楽しく歩くことができた。筋肉と体力の衰えは予想通りで,足が気持ちに付いていかない。 でも,山頂の近くまで登ることができ,大満足の一日だった。

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